的が飾ってあるとなぜか矢を投げたくなるダーツ。
ちょこっと投げたことがある人は多いと思いますが、ルールに則って競技としてプレーしたことのある人は少ないのではないでしょうか。
僕も初めて知ったのですが、ダーツは必ずしもド真ん中に当て続ければ良いというものではないそうです。的の最高点は実は真ん中じゃなかったり…
そんな奥の深いダーツを気軽に楽しくはじめてもらおうとカマタマーレ讃岐さんがダーツスクールを開校されていると聞き、さらに今回はダーツの世界チャンピオンがゲスト講師としてやってくるということで、興味津々でお邪魔してきました。
カマタマーレ讃岐の選手との交流も楽しめる「カマタマーレ讃岐ダーツスクール」
「カマタマーレ讃岐ダーツスクール」は、Jリーグの活動方針のひとつである「サッカーだけでなく、他のスポーツにも気軽に参加できるような機会も多くつくっていくこと」を目的に、高松市松並町のカマタマーレ讃岐本社事務所で開校しているダーツスクールです。
協力はセガサミーグループの株式会社ダーツライブ（本社：東京都品川区）。同社が運営するスポーツダーツプロジェクトのスローガン「ダーツを誰もが楽しめるスポーツにする」ことがJリーグの目指すべきものと一致することから、「カマタマーレ讃岐ダーツスクール」に協力するに至ったそうです。
そして今回は、高松市を拠点に活躍するダーツの世界チャンピオン・鈴木未来（すずき みくる）選手がゲスト講師として参加されました。
鈴木選手は、ダーツの本場であるイギリスで開催される伝統ある世界大会において2019年と2020年に優勝。日本人初の優勝という快挙に加え、2連覇という偉業も成し遂げた「日本一強い女性ダーツ選手」と評されるトップクラスの選手なんだそうです。
そして、いつもは1名の参加が多いとのことですが、今回は世界チャンピオンに敬意を表してカマタマーレ讃岐から長谷川隼選手と福井悠人選手の2名が参加。豪華なゲストの顔ぶれにスクールの雰囲気も軽く緊張感が漂っているようです。
スタッフの方よりダーツの簡単な解説やルール、マナーなどが説明されて、まずはダーツを投げてみましょうということで練習がはじまりました。
3回目の開催とあって、受講生の皆さんのダーツを投げる姿がすごくサマになっています。今回参加の長谷川、福井両選手もさすがはJリーガーですね、いきなりボードの真ん中に命中させるという運動神経の良さを見せつけてくれました。
最初は緊張感もありましたが、練習が始まると和気あいあいとした楽しい雰囲気。鈴木選手をはじめ、スタッフの皆さんが明るく楽しそうに指導することでさらに上達して、受講生の皆さんからも笑いが絶えませんでした。
練習の後は、与えられたミッションをこなしたり、チームに分かれてゲーム形式での対戦へと移り、ちびっこと鈴木選手がハイタッチするひとコマも。カマタマーレ讃岐の選手たちとも会話を交わし、受講生の皆さんとの交流も盛んに行われていました。
サインももらえてよかったね！
せっかくなので、世界チャンピオンの鈴木未来選手に少しだけお話をお聞きしました。
ーー今回講師として初めて参加されていかがでしたか？ 和気あいあいとした雰囲気だったと思いますが。
鈴木選手「そうですね、やっぱり初めての方でも楽しんでやっていただきたかったので、和気あいあいとできて良かったと思います。」
ーーダーツの魅力っていろいろあると思いますが、ひと言でいうとどういったところでしょうか？
鈴木選手「ダーツは生涯スポーツということで、本当にちっちゃいお子さんからご年配の方まで一緒になって楽しめるスポーツだと思います。ぜひもっと広まってほしいなと思います。」
ーーこれをご覧になって「ダーツやってみたいな」と思われた方にひと言お願いします！
鈴木選手「たくさん練習するとどんどんうまくなりますし、反復練習で良くなっていくスポーツなので、ぜひ練習してほしいなと思います。」
元々は大阪出身で現在は高松に住んでいるそうで、高松はとっても住みやすくて気に入っていますと語る鈴木選手。鈴木選手のおひざ元である高松でどんどんダーツが盛んになるといいですね！
「カマタマーレ讃岐ダーツスクール」は全4回のうち3回が終了。残すところ7月26日の1回ですが、カマタマーレ讃岐の担当の方にお聞きした感じでは今後も継続開催されるような空気でした。（というか、やってほしい！）
カマタマーレ讃岐の選手にも会えますし、ダーツがうまくなればちょっとした時にドヤれますよ～（笑）
ぜひ皆さんもダーツスクールにご参加ください！