美容と健康にさまざまな効果があるとされるハチミツ。
でも、よく安価で売られているハチミツの中には果糖ブドウ糖で薄められたり、人工的に加熱熟成された、本来のハチミツが持つ効果があまり期待できないものも多いと聞きます。
そんなわけで、純粋なハチミツを養蜂家さんから直接買いたい!
と、高松市峰山町の峰山ハチミツさんにやってきました。尚、本日一緒に行ってくれたのは、フリーモデルのゆーさんです。
ハチミツの分類は「花」ではなく「採取時期」で分けるのがこだわり
峰山公園の少し手前に山小屋風のかわいらしい建物を見つけたら、そこが峰山ハチミツさんの直売所です。
お店に一歩入ると、たくさんのハチミツや関連商品が並んでいました。
ほのかに濁りがあるのが純粋なハチミツである証拠。ハチミツが入った容器もかわいいですね!
さぁ、どれにしようかな… なんて何気なく眺めていたのですが、よくあるアカシアやレンゲといった花の表示ではなく、採取時期によって商品が分かれているんですよね。
「春一番」とか「初夏二番」とか…
なんだかおもしろいなと思ったので、社長であり養蜂家である天野さんに少しお話を伺いました。
ーー今日はよろしくお願いします。いきなりですが、峰山ハチミツさんの商品は採取時期ごとに分けているんですね。
天野さん「よく『これはレンゲのハチミツですよ』なんて普通は売られていますよね。でも、おおよそレンゲなんだろうなとは予測できますが、ミツバチの動きをすべては追えませんからね。中には別の花の蜜を採ってくる蜂だっているでしょう? だから、うちでは花の名前で売らないんです。」
ーーすごい真面目というか、こだわりというか… でも、採取時期によってハチミツの成分が違うなんて話を聞いたことがあるので、むしろこの方が買う側にとっても親切ですよね。
天野さん「時期によって咲く花も違うし、気温や太陽の当たり方も違います。季節ごとにいろんなハチミツの味が楽しめますよ。」
ーーそれにしても、ここまで持ってくるのは大変だったでしょう? 天野さんは元々養蜂家だったんですか?
天野さん「実は、元々は家業である浄化槽の会社なんです。家業を継ぐ前に他の会社で修行していたのですが、その際たまたま養蜂家さんと知り合って、元々自然が好きだったこともあってすごく興味を覚えました。」
ーーまさか、そこから独学で… みたいなパターンでしょうか?
天野さん「養蜂家の世界はほとんど情報がないんですよね。もちろん養蜂家さんに教えてもらったりもしましたが、失敗しながら独学で身に付けるしかないんですよね(笑)」
※画像は峰山ハチミツさん提供
ーーまさに、天野さんの努力の結晶なんですね。なるほど、こだわりを感じるはずです。
天野さん「試食もできますので、ぜひゆっくりしていってください!」
お言葉に甘えて少し試食もさせていただきましたが、濃厚な甘さに、ほのかに花の香りがするんですよね。
うちにもスーパーで買って来たハチミツが常備されていますが、なんというか、今まで食べてきたハチミツって一体何だったんだろう… と思うほど歴然とした差を感じました。もうね、絶対これは試してみて!
はちみつバタートーストのモーニングセットがたまらん!
直売所の中には山小屋っぽいイートインスペースもありますので、ちょっとしたカフェ的な使い方もできます。
もちろん、メニューはハチミツを使ったものが大半。
試食で完全にハチミツスイッチが入ってしまったので、ここは迷わずはちみつバタートーストの「モーニングセットA」で。
本当は、ハチミツはかかった状態で出て来るそうですが、ハチミツのしずる感がほしくて、特別に目の前でかけていただきました(笑)
いや、たまらん…
ゆーさんもこの表情です。
おいしい顔(笑)
僕ははちみつレモンソーダとともにハチミツづくしです。
どうです? この黄金色に輝くハチミツ!
なんかもう、あらためて食べると本当に香りと濃厚な甘さがいい! トースト一枚ペロリと食べてしまいました。
はちみつレモンソーダも、これが本当の味なんだと思いました。そこいらにあるものは、レモンはちみつソーダですね(笑)
ほんと、美味しくいただきました。
峰山公園に行ったついででも気軽に立ち寄れて、しかも美容と健康に良い純粋なハチミツが味わえる峰山ハチミツさん。ぜひみなさん、お立ち寄りくださいな。
おしまい。
モデル=ゆーさん
撮影・編集=ガーハラダ
店名 | 峰山ハチミツ |
所在地 | 高松市峰山町1838-266 |
電話番号 | 087-861-6300 |
営業時間 | 8:30~15:00 ※土日祝は16:00まで |
定休日 | 月、金曜日 |
駐車場 | あり |