今年も始まりました白鳥神社の秋祭り。
コロナ禍であるため神事のみとなりましたが、逆にそれが厳かな雰囲気となり、しみじみとした趣を感じます。
つい、斎服に見とれてしまいましたが、実は先月、白鳥神社さんに立ち寄った際に禰宜さんから軽くお聞きしていた風車(かざぐるま)がそろそろ飾られているんじゃないかと思いお伺いしました。
これが、予想以上にフォトジェニックだったので読者の皆さんにご紹介しますね!
「いい風」が吹いて、物事が「よく回り」ますように。くるくる回るカラフルな風車
表参道から一の門、鶴門を抜けて右手に進むと500個のカラフルな風車が見えてきます。
未だ出口の見えないコロナ禍にあって、地域の行事やイベントも中止や延期が相次いでいます。白鳥神社でも神事の縮小が続いており、参拝される皆さんにせめてひとときでも癒されてもらおうと設置されました。
この「かざぐるま回廊」には、「いい風」が吹いて、物事が「よく回り」ますようにとの願いが込められているのだそう。
時折やさしい秋風が回廊を抜けると、カタカタとかわいい音を立てて風車が回りだします。
「待ちきれずにとりあえず500個だけ飾りました」と笑いながら話す禰宜さん。今月の中旬頃にはさらに追加して、回廊の両側から風車で囲うようなイメージにされるそうです。
いやいや、そんな事言われたらまた立ち寄りたくなります!
回廊に腰かけて涼し気に風車を眺めていたご婦人は、よくお孫さんと白鳥神社に来られるそうで、「やっぱりここに来ると落ち着きますよね。今日は風があるから風車も回ってとっても綺麗ですね」とにこやかに答えてくれました。
ちなみに、風車のぐるぐる感を出すためにシャッター速度を1/15秒にしてみました。皆さんも参拝ついでに立ち寄って、ぜひエモい写真を撮ってみてはいかがでしょうか?
ふと見ると、たくさんのメダカが…
コロナ禍でイベントがなくなり、行くところを失ったメダカをお預かりしているそうです。
無料でお分けしているそうなので、ご希望の方は社務所にお声がけくださいとの事です。
この「かざぐるま回廊」は来年の1月末までの予定で開催中。皆さんにも「いい風」が吹いて、物事が「よく回り」ますように。
白鳥神社
東かがわ市松原69