梅雨時は雨を避けてインドア派という人も多いと思いますが、紫陽花だけは例外! むしろ小雨ぐらいがちょうどいい。雨粒がついた花びらや葉が妙にセクシーと思うのは私だけ?
今回は雨の中でこそ映える香川の紫陽花スポットを6つ紹介します!
紫雲出山(三豊市)
まずおすすめしたいのは、三豊市の荘内半島にある紫雲出山(しうでやま)。
ここはなんと言っても瀬戸内海の多島美を背景にした紫陽花ですよね。晴れた日は真っ青な瀬戸内ブルー、小雨が降る日は瀬戸内海に霞がかかって幻想的な風景が広がります。
そして、全長約100mぐらいかな… 遊歩道の両側がブルーに染まるアジサイロードは圧巻のひとこと!
休日平日を問わず多くの人が訪れ、カメラ片手に記念写真を撮ったり、愛犬と散歩してみたり、思い思いに見ごろを迎えた紫陽花を楽しむ姿が見られます。
山頂駐車場までの山道は道幅も狭くぐねぐね道が続くため運転には十分お気を付けください。また多雨時は無理をしないことも大切です。
三豊市詫間町大浜乙451-1
国営讃岐まんのう公園(まんのう町)
四季を通じていろんな表情を見せる国営讃岐まんのう公園。梅雨の時期は紫陽花がとっても綺麗!
公園内にある「あじさい苑」は植栽面積5,500平米という広いエリアとなっており、ヤマアジサイやガクアジサイ、セイヨウアジサイなど40品種約2万本の紫陽花が咲き誇ります。
6月1日~30日の期間は、紫陽花の開花に合わせて「あじさいまつり」が開催されます。期間中は紫陽花を題材にした各種イベントが行われるほか、和傘やカラフル傘の貸し出し(傘れんたる)やフォトスポットの設置、野点なども行われるそうです。
昨年はこんなオシャレな傘が貸し出されていました。
広い敷地にたっぷり咲きますので、ゆっくり時間を取って散策されてみてはいかがでしょうか?
仲多度郡まんのう町吉野4243-12
白鳥温泉(東かがわ市)
昨年閉館した東かがわ市の白鳥温泉ですが、約200mmのあじさいロードをはじめ敷地内には約1,500株といわれる紫陽花が今もたっぷり咲いています。
意外と知られていない場所なので、特に平日は人影もまばら。ゆっくりポートレート撮影をしたい人などには打ってつけの場所だと思います。
近くの河原は温泉地であった頃の遊歩道も残っていて、その川を背景に紫陽花を撮るのもいいですね。
ちなみに紫陽花の大きな花びらに見えるものは実は花ではなくガクが変形したものなんだそうです。真ん中の小さなつぶつぶみたいなものが花なんだとか。
東かがわ市入野山
レオマリゾート(丸亀市)
チューリップやバラなど四季折々の花が楽しめる「レオマ花ワールド」。6月30日まではオリエンタルトリップで「あじさい祭り」が開催されています。
異国情緒あふれるモスクでは「あじさい祭り」の看板と一緒に撮れるフォトスポットがあるほか、幸せの国ブータンの僧院タシチョ・ゾンや讃岐富士が見渡せる十二望展望台の周辺にも色とりどりの紫陽花が咲いています。
丸亀市綾歌町栗熊西40-1
粟井神社(観音寺市)
粟井神社は別名「あじさいの宮」「アジサイ神社」と呼ばれ、6月上旬ごろから約3,000株の紫陽花が境内に咲き乱れます。
この時期は紫陽花祭の特別な御朱印が授与されるほか、色とりどりの紫陽花を浮かべた手水も楽しめます。紫陽花が見頃を迎える6月中旬頃には毎年「あじさい祭」が行われ、多くの人で賑わいます。
観音寺市粟井町1716
勝名寺(高松市)
四季折々の花に囲まれた「花の寺」として知られる勝名寺。中でも約1,500株の紫陽花が咲く6月中旬~7月初旬にかけては、多くの人が訪れます。
高松市西植田町4068
以上、香川のおすすめ紫陽花スポットをまとめてみました。しとしと降る雨に濡れる紫陽花にはなんとも言えない趣きがあります。
うっとおしい梅雨ですが、たまには傘を持ってお出かけしてみてはいかがでしょうか?