いやもう、香川県民でサンポート高松を知らない人はいないだろうし、行ったことがない人もほぼ皆無だろうし、何を今さら… という感じもしないでもないのですが、実はポートレートなどの夕景・夜景撮影にめっちゃ最適な場所なのです。
実際、カガワガールズ!企画の撮影なんかはサンポート率が高いですしね、本当に便利に使わせてもらってます。
そこで今回は、本誌でもお馴染み、モデルのあいりんちゃんと一緒に「今更だけど、カメラ片手にサンポート高松の夕景・夜景を散歩してみたらどうよ?」というおすすめな理由を交えて紹介します。
理由その1.交通の便がめっちゃ良い
ほんとこれ、めっちゃラク!
友達なんかと待ち合わせるのにも最適ですし、特にポートレート撮影の時はモデルさんといきなり初対面なんて事も多いので、例えば「サンポート高松のドコモショップ前で待ち合わせね!」でほぼすべて理解してくれます。
JR高松駅、ことでん高松築港駅、各路線バスを使えば、ほぼどこからでも行くことができる事もポイント。
車の場合は、MIKAYLA横の港湾第一駐車場が便利です。30分100円なので、撮影に2時間かかったとしても400円なので知れたものです。
理由その2.そこそこ人が居るから安心
この時期、夕方になると釣りや夕涼みがてら散歩にやってくる人が結構多いです。
まあ、撮影してたら背景に人物がどんどん入ってくるのでシャッターのタイミングは考えないといけませんが、初対面や、まだ知り合って間もないモデルさんなどには、この「そこそこ人が居る」という状況は安心するそうです。
いきなり人里離れた僻地に連れて行く人はいないとは思いますが、初対面のモデルさんと2人っきりで撮影とか女性にとっては恐怖でしかないので、そこいらに気を遣わなくて済むサンポート高松は、お互いにとってラクですよ。
理由その3.浜風が心地よい
ほんと蒸し暑いこの時期、撮影する側も大変ですが、被写体になるモデルさんもめっちゃ大変。汗でメイクは落ちるわ、日傘も差せないわでかなりの負担になります。
サンポート高松は皆さんが夕涼みに来るぐらいなので、浜風が割と心地よいのです。
また、所々にベンチもありますし、綺麗なトイレもある。のどが乾いたら自動販売機もありますので、休憩しながらのんびり撮影できるのもいいですね。
休憩中だと案外リラックスした表情が撮れるかも(笑)
たまに犬の散歩をされている人がいたりして、特に女性の方にはなごみスポットでもあります。
理由その4.ちゃんと夕日が沈む
高松市自体は北に瀬戸内海があるのであまり夕日が沈むというイメージじゃないかもしれませんが、後で地図を見てみてください。なんと、サンポート高松の赤灯台にかけての海岸線は北西よりさらに西寄りに向いているのです。
なので、しっかりと海に夕日が沈みます。
この日は残念ながら雲が多くて夕日が隠れる事が多かったのですが、夕景ポートレートには最適なシチュエーション。我々もしばし撮影に没頭いたしました。
夕景ポートレート、いかがだったでしょうか。
理由その5.夜景も綺麗!
そして、サンポート高松がポートレート撮影に最適な理由の最後は、ズバリ! 夜景も綺麗な事。四国屈指のビル群や港湾施設の明かりが灯ると、のどかなウォーターフロントが一気に洗練された街のようになるから不思議です。
陽も沈んだ事ですし、我々も夜景撮影すべく赤灯台めざして歩くことにします。
気温も下がり、浜風もさらに心地よさを増していきます。
この日が沈んでからしばらく続くブルーアワーは、あえてストロボは使わず雰囲気重視で撮影してみましょう。
かなり暗くなってきましたが、もう少し手持ちで粘ってみます。
絞りを開放にして、明かりを玉ボケにしてみてもいいですね。
さすがに手持ちでは手振れを抑える事が出来なくなってきました。
赤灯台周辺も真っ暗です。
ここからは三脚とストロボを使って何枚か撮ってみましょう。
ストロボを使った撮影にはいろいろテクニックがあるようですが、僕の場合はとりあえず人物無視で背景が綺麗に写るようにカメラを設定しといて、人物が明るくなるよう後からストロボを合わせるみたいなイメージで撮影しています。
最初に背景を合わせといて…
ストロボを当ててやるというイメージ。
もちろんピントは人物に合わせます。あくまでも我流ですけど…(笑)
ストロボをお尻の下あたりから照らしてみるのも面白いですね。
少しエモくなりましたか?(笑)
そして、帰る道々で明かりを見つけては撮るみたいに遊びながら本日の撮影は終了です。
以上、サンポート高松が夕景・夜景ポートレートに最適な場所である5つの理由でした。
時間帯や場所によってさまざまな表情を見せてくれるサンポート高松。モデルさんを誘うのはさすがに敷居が高いとは思いますが、別にお友達や彼女さん、ご家族でもいいと思います。夕涼みも兼ねて、カメラ片手にサンポート高松で散歩してみてはいかがでしょうか?
おしまい。
モデル=あいりん
撮影=ガーハラダ