こんにちは。
あれよあれよという間に、すっかり有名になってしまった父母ヶ浜。
この前、屋島で写真マニアのおじさんに夜景の撮り方を教わりましたので、ちょっと今回は良い画が撮れるのではないかと張り切っています。
父母ヶ浜撮影のベストタイミングは?
父母ヶ浜でフォトジェニックな写真を撮るには以下の条件を意識してみると良いです。
① 晴れた日の陽が沈む前後を狙う事。
② 干潮時でも良いですが、前後1~2時間ズレた方がほど良く海水があって、より神秘的になる。
③ 出来れば風のない日を選ぶ事。風があると波立つので、鏡面に映り込むような写真が撮れない。
スケジュールの関係でどうしても干潮時近くには行けない場合は、海に向いて右手奥、川の河口方面に行くと、辛うじて中洲のような浜が残っている事があります。(さすがに満潮時は残っていませんが)
干潮・満潮、日没時間はこちらからご確認ください。
実際に撮影してきました。
「父母ヶ浜海水浴場」と書かれた分かりにくい看板の細い道を進むと、駐車場がありました。
通常時期は無料ですが、海水浴シーズンは有料となるようです。
(2018.9.27追記)
父母ヶ浜入口の北側(海に向かって右手)に大きな駐車場が出来ていました。
ちょっと夕陽には早かったかな・・・
時刻は午後6時すぎ。この日の日の入りは午後7時すぎなので、ちょっと早いですが先に夕食をとる事にします。
が・・・ 周辺には何もない!
おしゃれなカフェはもちろん、ファミレスも食堂も何もありません。
しょうがないので、コンビニ弁当で済ますことにしました。
今回はうちのマダムも同行したのですが、海っぷちの草っ原に車を止めて夫婦でコンビニ弁当を食べていると、なんだかこのまま無理心中でもしそうな暗ーい雰囲気になりました(笑)
【2019.4.27追記】
※その後、周辺に続々とカフェがオープンしています。
という事で、気を取り直して父母ヶ浜に再訪です。
おっ、いい感じに暮れてきました。
夕陽はホワイトバランスを「曇り」で。
ホワイトバランスについては屋島の夜景の記事で解説しましたが、ホワイトバランスを「オート」にしていると、白いものを白く写すようカメラが勝手に設定してしまうので、せっかくの夕陽も白っぽくなりがちです。
RAW撮影して後で調整するという手もありますが、今回は手軽にホワイトバランスをいじって撮影してみましょう。
まず、人の印象として、見た目より夕陽は赤く脳内補正していますので、実際より赤く撮るイメージだと失敗しないと思います。
という事で、カメラのホワイトバランスは「曇り」をチョイスしました。
まだ少し陽が沈むまでには時間があるのですが、ホワイトバランスを「曇り」にする事で赤みが強調され、夕暮れ時の雰囲気で撮れたかなと思います。
ちなみに、ISOは400、F値は8~10程度に設定しています。
そうこうするうちに陽も沈んできました。
ちょっとピントが甘いですが、プロでもないのでそこはご愛敬(笑)
いい感じの夕陽になりました。
ラブラブのカップルならここで愛を語ったりするようなロマンチックなひとときなのでしょうが、もう結婚して20年超えの我が夫婦ですからね、あっさりしたものです。
それどころか・・・
なにヤドカリ観察してんねん!
マジックアワーはホワイトバランス「蛍光灯」でも面白い!
太陽が沈んだ直後、まだ残光があるもっとも美しい時間帯をマジックアワーと言いますが、この時間、父母ヶ浜もマジックな風景が楽しめます。
そのままホワイトバランスを「曇り」のままでもそれはそれで良い雰囲気なのですが・・・
ホワイトバランスを「蛍光灯」にして青みを出すと幻想的な写真になります。
このあたりはお好みでいいと思いますが、香川のウユニ塩湖とも言われている父母ヶ浜ですので、今回はより幻想的に撮影したいと思います。
ちなみに、少し現像時の発色を変えたこの写真ですが、三豊市のフォトコンテストで入賞をいただきました。
設定さえちゃんとしておけば、カメラなんてほとんど持たないうちのマダムでもそれなりの写真が撮れます。
ちょっとイキってみました(笑)
ついでに・・・
この記事を見たうちの娘(大学生)が、友達と一緒に撮影してきました。
やっぱり若い子達の感性にはかないませんね~。
※娘撮影
※娘撮影
風のない日は、ほんと鏡のように映り込みます。これぞまさしく父母ヶ浜!
最近インスタ(Instagram)に積極的なあなた!
いつもの日常を切り取るのもいいですが、たまにはカメラの設定を変えて、少し非日常な写真を撮影してみてはいかがでしょうか?
と・・・
ちょっとテクニックを覚えて悦に入っているガーハラダが偉そうにお届けしました(笑)
おしまい。
◆ちっと早く着きすぎた時はオシャレなカフェに寄ってみては?
◆夕日を見た後はあったかい中華そばなどいかがでしょうか?