雨の日こそ、栗林公園でいとをかし。

雨の休日はショッピングセンターしか行くところがない！

なんてみんな考える事は同じだから、雨の日はイオンもゆめタウンも激混み・・・
そうして、リフレッシュどころか変な疲れだけが溜まってしまうんですよね。

こんにちは。
柄にもなく、しみじみとした趣きにひたっているガーハラダです。

今年もようやく本格的な梅雨入りとなり、しばらくは鬱陶しい天気が続きそうですね。
でも、泣いても笑っても梅雨空は続きます。
という事で、どうせならお気に入りの傘を持ってせっかくの雨を楽しもうという事で栗林公園に行ってきました。

ええ。あえて雨の日に行きました。

その理由なのですが、第一に観光客が少ない！という事があげられます。
後で書きますが、例えば栗林公園内にある掬月亭（きくげつてい）などは休日は観光客が多すぎてあまりゆっくり出来ないんですよね。雨の日はふらっと来る人がいないので、観光客も少ないのです。

次に、雨の日ならではの趣のある風景が見れる事。
晴天日が日本一多い香川県においては、雨の日の方が逆に貴重かもしれません。晴れた日に栗林公園に行った事のある人は多いと思いますが、雨の日も意外といいものですよ。

雨の降っているうちに外の景色を堪能すべし！

梅雨時といえど高松市に関しては一日中降り続く事はまれです。
しとしとと、「降るんかぃ、やむんかぃ、どっちやねん！」という、中途半端な雨が多いので、雨の降っているうちに外の景色を見て回りましょう。

草木や花に雨粒が付いてとってもきれいです。

紫陽花はやっぱり雨が似合いますよね。

蓮の葉にはじかれた雨粒なんて、めっちゃセクシー（笑）

池に泳いでいる鯉も雨の波紋とのコラボでまた違ったイメージですよね。

そうこうするうちに、案の定、霧雨になってきました。
本当は豪快な雨粒を撮りたかったのですが、単なる「濡れた景色」になってしまいましたが、これはこれでなかなか趣きがあります。

雨の日は光の加減が難しいのですが、少し暗めに撮った方がいい感じになるような気がします。

雨が降っている時は雨宿りして、雨が止んだら外に行く・・・
こういう行動の裏をかいて、あえて人の逆をいきます。

という事で、雨が止んできたので掬月亭にやってきました。

到着した時には先客が多かったのですが、煎茶が来る頃には誰もいなくなりました。
ちなみに、こちらは入場料代わりにお茶を注文しないといけないみたいなのですが、こういうところって抹茶しかないんですよね。
抹茶が苦手なガーハラダとしては、掬月亭に煎茶があるという事だけでポイント高いです。

※煎茶（和菓子付き）　500円
※ほかに抹茶（和菓子付き）　700円もあり。

人が多いと良い場所に座るのが大変なので、やっぱり人の少ない雨の日に限ります。
借景の良さもあって、本当においしくいただきました。

で、なぜわざわざ人のいないであろうタイミングで掬月亭に行ったのかというと、こういう「独り占めしたったどー！」的な写真を撮りたかったからです。

綺麗なモデルさんでも居れば別なんですけどね。
ガーハラダ的には人が入っていない、すっきりとした写真も好きなんです。

雨の日は雨の日なりの撮り方があって、それは結構近くに寄って撮る事だと思うんですよね。
濡れた感じとか、雨粒とか、水たまりとか・・・

全体の風景も工夫次第で雨らしい写真にはなるのですが、普通に晴れた時と同じ感覚で撮るとただ単にやぼったい写真になります。
栗林公園だと一番人気のフォトスポットである飛来峰（ひらいほう）からなど本当にむずかしい・・

アクセントに傘を差した人を入れてもイマイチなんですよね。
（勝手に撮っておいてごめんなさい・・）

これが例えば真っ赤な傘なら随分違うと思います。
雨の日の傘は赤色というのは定番なので覚えておくといいよ。
って、以前プロのカメラマンさんに教えてもらいました。（笑）

という事で、最後は写真の撮り方みたいな話になってしまいましたが、写真を撮る人もそうでない人も、行って見ると意外と雨の栗林公園もいいものです。

どこに行っても濡れる時は濡れるので、どうせならまとまった雨の降る梅雨時をアクティブに楽しみましょう！

◆ランチは栗林公園内のおしゅれなカフェで。