こんにちは。ガーハラダです。
最近、三豊市詫間沖に浮かぶ粟島が熱いとの噂を聞きつけ、さっそく行ってきました。
と言っても、まったくの予備知識もない状態なのでなんとも心もとない・・・
という事で、まずは三豊市詫間にある観光交流局をいきなり訪ねてみる事に。
三豊市観光交流局のローラさんと粟井さん。
いきなりアポ無しで押しかけたのにもかかわらず、お二人とも笑顔で迎えてくれました。
取材の主旨を伝えると、粟島に関するパンフレットや地図を手慣れた様子でテキパキと準備。
粟井さんは最近こちらにお勤めになられたそうで、粟島により詳しいローラさんからいろいろとおすすめスポットを教わりました。
あまりにも笑顔が素敵なお二人に、内心「一緒に来てくれたらめっちゃ楽しいやろなぁ」なんて思いつつ、でもいきなり来てそこまでは無理を言えないだろうという事で、本記事の中でローラさんのおすすめをシンクロさせながらレポートしたいと思います。
ええ、ガーカガワ初の試みです。
好評だったら特許を取りたいと思っております。
ちなみにローラさんは、日本語ばっちりなので、ぜひ三豊市の観光の事でお聞きになりたい人はお気軽に観光交流局まで遊びに来てくださいね~!
あなたの心が病んでなければ、きっと素敵な笑顔で迎えてくれる事でしょう。
粟島への行き方
粟島はウミウシのような香川県のちょうどツノにあたる部分、荘内半島のすぐ隣に浮かぶ「ん」のような形の島です。
手書きですが、なにか?
粟島へは三豊市詫間町の須田港から船が出ています。
それほど頻繁には出ていませんので、事前に必ず時刻をチェックしましょうね。
いや、、、いちおうローラさんなので・・・
※電話より、直接伺ってくださいね。仕事とはいえ、そこはご配慮を。
駐車場の奥にかわいらしい待合所があります。
こちらに券売機がありますので、粟島まで(大人330円)購入します。帰りも同じように粟島港に待合所と券売機がありますので、同様に。
しばらくすると、離島感漂う小型の汽船がやってきました。
ちなみに、自転車やバイクは乗せる事ができますが、車は無理です。
ペットも可ですが、クレートなどのケースに入れましょう(別途料金要)。
乗船時間は15分。あっという間に粟島です。
レトロな雰囲気の粟島海洋記念館
ここかな?
で、大口しま子さんはどちらでしょう・・・
しま子ーーーっ!
お釣りはどーすんねん!
小銭が30円足りなかったので、歩いて行くことにします。
5分ほど歩いたところに粟島海洋記念館がありました。
粟島海洋記念館は明治30年、国内初の海員養成学校として開校。以来、多くの外洋船員を輩出しました。
大正9年に建築された校舎は、昭和62年の廃校を迎えてからも大切に保存され、現在では昔の船舶機器や模型などの貴重な資料が展示され一般公開されています。
昔懐かしの校舎がいい雰囲気です。
瀬戸内海を望む校舎からの景色もフォトジェニックですね。
レトロな建物独特の木の匂いがなんとなくノスタルジックな感情を引き出します。
ローラさん、さすがおすすめなだけあって、素敵な場所ですね。次回はじっくり展示物なども見て回ろうと思います。
施設名 | 粟島海洋記念館 |
所在地 | 香川県三豊市詫間町粟島1541 |
電話番号 | 0875-84-7884 |
営業時間 | 9:00~16:00 |
休館日 | 月曜日(祝日の場合は翌日) 年末年始 |
入場料 | 無料 |
なめたらあかん!城山
と、強がって登山道の入り口まで来たものの、すでにここまで来るのに汗だくです。
あらためて城山を見上げると、標高222mの威厳に身がすくみました。
めっちゃ、日照りやし!
ちなみに、ガースカウターで戦闘力を見てみると・・・
ご、、ごじゅうさんまん!!
フリーザーかっ!
まぁ、でも観光交流局でローラさんから元気玉もらいましたからね。
とりあえず、がんばるっ!
めっちゃ登ったはずなのにまだ1合目・・・
まじかっ!
もう、ピント合わせる余裕もないし・・・
なんとか頑張りましたが・・・
5合目で・・・
あえなく死亡!
若い人や普段鍛えている人ならラクに登れるのでしょうが、意外と登山道は急斜面で戦闘力もかなりのものです。体力に自信のない方は余程の覚悟のうえ登ってくださいね。
ましてやこの暑さでしたからね、ナメているとマジで死にます。
ちなみに、この記事は翌日に書いていますが、ふくらはぎから太もも、腰に至るまでサロンパス貼りまくっています・・・
カメラ女子たちの間で話題の漂流郵便局
最近、インスタ等で話題になっている漂流郵便局。
センスの良いホームページやパンフレットが相乗効果を出しているようですが、残念ながら第2、第4土曜日しか開いてないんですよね。
ただ、外観だけでも良いフォトスポットのようですので立ち寄ってみました。
せっかくなので、写真も漂流郵便局のイメージに合わせましょう。
ここは、ホワイトバランスを蛍光灯で。
いつかのどこかのだれか宛
いまここにいるあなたまで漂流郵便局は、届け先の分からない手紙を受け付ける郵便局であり、「漂流郵便局留め」という形で、いつか宛先不明の存在に届くまで漂流私書箱に手紙を漂わせてお預かり致します。
出典:漂流郵便局パンフレットより
つまり、架空の人や過去未来の自分、もう会う事ができない人・・・
そんな「手紙を送る事が出来ない人」に対しての手紙を預かってくれる郵便局といったイメージでしょうか。
なんとなく人生の機微が味わえそうな場所ですね。
営業日以外はこちらの郵便受けに投函しても良いそうです。
いろんな人間模様が集まりそうな場所なので、いつか営業日にお邪魔してじっくりお話を伺いたいと思いました。
ふと、漂流郵便局の先を見てみると、ご近所のおばちゃんたちがのんびり休憩されていました。
ニコニコとこちらを見ているので挨拶をすると・・・
どうも、地元のおばちゃんたちの間では、亡くなった人に手紙を出す、イタコのような場所として認識されてるようです。
で、おばちゃんたちはそんな「泣いてる人」を横目で見ながらヒャヒャヒャ♪と、いつもと変わらずたわいもない話をしながらのどかに過ごしていると。
結局、売らんのかいっ!
まぁ、確かにこの暑さでアイスでも食べたくなりました。
あまりおばちゃんたちの憩いを邪魔してはいけないので、早々に退散したのでした。
施設名 | 漂流郵便局 |
所在地 | 香川県三豊市詫間町粟島1317-2 |
電話番号 | 非公開 |
営業時間 | 13:00~16:00 |
休館日 | 第2、第4土曜日のみ営業 |
入場料 | 無料 |
他にも何気に愉快な粟島の見どころ
◆武内商店
さきほどのおばちゃんが教えてくれたストアです(笑)
アイスクリームやビールの他、日用品なども売っている島のコンビニ的なお店でした。
◆ぶいぶい?
漁に使われたブイ(浮き)を再利用したアート作品が島のそこかしこに飾られていました。
こういうほのぼのとしたアート作品がなにげに和みます。
という事で、ローラさんから教えてもらったおすすめスポットを実際に行ってみました。
今回はあまり時間がなかった事もあり、じっくり散策できなかったのですが、島の至る所に粟島らしさを感じる本当になごやかな場所でした。
現実逃避して癒されたい人には特におすすめです!
取材協力:三豊市観光交流局