春のぽかぽか陽気に誘われて男木島に行ってきました。
高松港から男木島までは、女木島を経由してフェリーで40分。半日あれば十分行って帰って来られるお手軽な島旅です。
男木島と言えば猫島。
全盛期と比べるとかなり数が減ったとは言え、男木島にはまだまだ数十匹程度の島猫たちがのんびり暮らしています。今回は、そんな島猫たちとまったり過ごせればいいな… なんて思っています。
※男木島港
男木島をぶらついていると必ず島猫に遭遇するのですが、よく居る場所としては、フェリーが到着する男木港周辺と、南に10分ほど歩いた場所にある男木漁港周辺、そして、坂を上った場所にある豊玉姫神社周辺です。
男木漁港
まず向かったのは男木漁港。
普段は思い思いに過ごしているのですが、観光客がやってくると何気にみんな集まってきます。
観光客が島猫たちにエサを与えた続けた結果、島猫たちはそれらを期待して観光客に集まって来るのですが、当たり前ですがこれはNGな行為です。
増えすぎた猫たちには悲惨な結末しかありませんので、可哀想だけどエサは与えないで下さいね。
男木港
そして、小腹もすいてきたのでふたたび男木港へ。
この日は平日の水曜日とあって、ランチのできるお店はことごとくお休み。土日しか営業していないお店が多いのでご注意ください。
島で唯一開いていた、男木港前の海征食堂さん。
漁師っぽいおじさんがお店を切り盛りされていました。
サザエのつぼ焼きをお願いすると、「ちょっと待っといてね」と言ったかと思うと港の先までとぼとぼと向かい、海に沈めておいたサザエを取ってきて焼き始める…
素人目に見てももう焼けたんじゃないの??
しかし、おじさんは近所の人と話したり、奥の家に入って行ったり…
ヘタに素人が口を出すのもな…
とか思いつつも、せっかくのサザエが丸こげになったも可愛そうなので声をかけると…
「ほうじゃ、忘れてたわ」
と、照れ笑いとか、なんともおおらかな事で(笑)
しっかり焼いていただいて(?)、とっても美味しくいただきました。
豊玉姫神社
瀬戸内の島独特の傾斜のある細い道を登っていくと、突然鳥居が見えてきます。
最後の力を振り絞って階段を上ると、そこは島と瀬戸内海が見下ろせる絶景スポット!
ふと民家の屋根を見ると、気持ち良さそうにひなたぼっこをしている島猫が…
そんなところに、どうやって上ったの??(笑)
豊玉姫神社の猫たちは、みんなマイペースでした。
撮影メモ 高松市男木町(男木島)
◆高松港~男木島 運賃 往復1,020円(大人)