開業から100年以上の歴史を誇ることでん(高松琴平電気鉄道株式会社)。その沿線には、今もなお古き良き時代の町並みが残されている場所も多く、ちょっとした観光に最適!
車でササッと目的地まで行くのもいいですが、あえて電車+徒歩でのんびりと土地の空気にふれるのも楽しいかも…
という事で、今回はGK少女隊の2人と琴平線滝宮駅で下車して周辺を散策してみました。
ことでん滝宮駅
ことでんの中心駅である瓦町から38分、綾川町役場の最寄り駅である滝宮駅は、数少ない有人駅でもあります。(10時~16時は無人駅)
この滝宮駅で注目したいのは、1926年(大正15年)の開業当時から使用され続けている駅舎です。
パステル調に塗装された駅舎は、現在まで大きな改築をされる事もなくその姿を残し、近代化産業遺産にも認定されているそうです。
この駅舎だけでもフォトジェニックですよね。
横には、懐かしの丸型ポストもありました。
それではさっそく滝宮駅界隈を散策する事にしましょう。
滝宮天満宮
菅原道真を祭神とする滝宮天満宮は、943年に創建されたと言われる由緒ある神社。
毎年8月25日に行われる滝宮の念仏踊は、重要無形民俗文化財に指定されており、また、香川県で最も有名な学問の神様として多くの参拝者を集めています。
学業成就、合格祈願のほか、安産祈願や厄払い、商売繁盛などのご利益があるとされていますので、ちょっと立ち寄ってみてもいいですね。
滝宮公園
珍しい開腹アーチ橋として知られる滝宮橋からの眺めを楽しみながら、綾川沿いにある滝宮公園に立ち寄りました。
「さぬき百景」にも選ばれ、春は桜の名所としても親しまれている滝宮公園は、この時期に訪れると河原の涼しい風が心地よい。絶好の釣りポイントとしても知られており、この日も大勢の釣り人で賑わっていました。
滝宮公園から見上げると、滝宮橋の美しいアーチがよく分かります。
ふと見ると、カブト虫が!
残念ながらフォトスポットとして紹介したかった綾川橋は修復工事中だったのですが、自然を感じながら周辺を歩くと、意外と心地よく楽しめました。
道の駅滝宮
鉄道駅から道の駅まで歩くというなんだか変てこりんな展開となりましたが、曇りとは言え結構な暑さでしたので、「いやもう絶対アイスでしょう!」とばかりに立ち寄りました。
ゆっくり散策した後のソフトクリームがめっちゃおいしい!
産直やお土産品のほか、レストランやうどん店もあるので、休憩がてら立ち寄ってみましょう。
そして帰りは来た道をさらに歩いて… ではなく、道の駅滝宮~イオン綾川~ことでん綾川駅を無料で結ぶ「えきバス」を使って綾川駅まで向かいました。これがなかなか快適!
なんだか最後はロケバスではしゃぐ地下アイドルみたいになりましたが、ことでんで行く滝宮駅界隈の様子はいかがだったでしょうか?
都会では味わえない身近に走るローカル線。コトコトと揺られながらのんびり出かけてみるのもいいと思いました。
おまけ
実は今回、ある方のご縁でことでんの真鍋社長とお会いする機会がございまして、その際「お客様に迷惑がかからない範囲でどんどんロケしてください!」という有難い話の流れもあって企画したものです。
つい「頑張ってことでんの魅力を伝えます!」と言ってしまったので、また定期的にことでんシリーズをやりたいと思います(笑)。
どうぞお楽しみに!