高知市と室戸岬のほぼ真ん中にある安田町は、天然アユが遡上する清流・安田川沿いにある人口2千人ほどの小さな町。
安田町のある中芸地域は、かつて西日本最大の森林鉄道が駆け巡った林業の一大産地でしたが、近年ではそれに代わる産業としてゆず栽培に力を注ぎ、今や日本一の生産量を誇っています。森林鉄道の軌道はゆず畑の風景が広がる「ゆずロード」に生まれ変わり、この地域の食文化に深く根付いているそうです。
そんな安田町にある古民家のカフェ「いなかじかん」さんから魅力的なプレスリリースが届きました。
いわく、グルテンアレルギーの店主が作る、小麦、乳製品、白砂糖、卵不使用のグルテンフリースイーツ「ゆず豆乳プリン」を発売します!と。
香川の情報を主に扱うガーカガワとしてはなかなか県外のカフェの情報までは扱えないのですが、ふと清流のゆったりとした流れと、ゆずのほんわり爽やかな香りが脳内に広がり、つい「ああ、いいな…」と思ってしまいました。
タイミング的にもGWを控えて、高知に遊びに行く人も多いと思いましたので、せっかくだし、ちょっと紹介させていただきます。
ドライブで訪れたい自然に囲まれたゆったりカフェ「いなかじかん」の「ゆず豆乳プリン」
「いなかじかん」は、自身もグルテンアレルギーである店主が、グルテンアレルギーの方や健康志向の方が食べられるおやつやスイーツを販売するカフェ。自然豊かな安田川沿いのドライブを楽しんだ際に立ち寄るには最適で、お店のデッキでは自然を眺めながらゆったり過ごすことができるそうです。愛犬と過ごすこともできるので、犬連れの方にも嬉しいカフェです。
同建物にはカフェのほか、アロマサロンや一棟貸し民宿も併設されています。
そして本題の「ゆず豆乳プリン」ですが、豆乳、ゆずシロップ、はちみつ、ゼラチンのみで作ったシンプルなプリンにゆずジャムとシナモンをトッピング。店内ではお好みで追いはちみつも可能とのこと。
◆ゆず豆乳プリン 1個500円 / お持ち帰り用4個箱入り2,300円(税込み)
記事用に無理言って1個お送りいただいたのですが、シナモンとゆずの香りがほんのり爽やか。実は味的にはグルテンフリーだけにあまり期待してなかったのですが、これが意外に美味しい! 牛乳や卵を使った普通のプリンほどこってりはしていないのですが、むしろこれからの季節にはあっさり優しい味がいいのです。シロップ漬けのゆずが口の中に広がった時には思わずうっとりとしてしまいました。
調べてみたら高松市内から高速道路を使って車で3時間ほどなので、日帰りでも十分行けるかな。
近隣には個人的にいつかまた行きたいと思っている北川村「モネの庭」マルモッタンもあるし、少し調べてみたら、鉄橋やトンネルなど森林鉄道の遺構が今にも残っていて日本遺産にも認定されていたり、整備されたキャンプ場があったり、安田川河口付近の町並みも情緒があって良さそう。
GWは太平洋を眺めながらドライブして、安田川の清流に癒されるのもいいですね! カフェ営業は土・日・月曜日のみなのでご注意ください。
画像提供 = いなかじかん
店名 | いなかじかん |
所在地 | 高知県安芸郡安田町正弘731 |
電話番号 | 0887-39-2088 |
営業時間 | ・カフェ 第2、4土曜日 11:00~14:00 日、月曜日 9:00~16:00 ・アロマサロン 木、金、土曜日 9:00~16:00 ・宿 木~月曜日 in 16:00 out 10:00 |
休業日 | 上記以外 |
駐車場 | あり |