私もそんな小学生の子どもを持つ親なのですが、昨年の夏休みは「夏休み 親と子の多々羅大橋体験セミナー」に参加しました。
こんにちは。suiyoubineです。
今日は、昨年の夏休みに参加したセミナーのお話です。
普段経験できない多々羅大橋が体験できる!
坂出北ICから瀬戸大橋経由でしまなみ海道に入って、集合場所の大三島に到着しました。
セミナーの最初は座学で、多々羅大橋の基礎講座でした。
多々羅大橋は、しまなみ海道を構成する橋の1つです。主塔から主塔の間は890m。
18年前の建設当時は世界一で、今でも日本で一番長い斜張橋だそうです。
しまなみ海道の橋は車だけでなく、原付バイク、自転車、徒歩でも通行することができ、年間35万人ほどの人がそれらの手段で橋を渡るそうです。
しまなみ海道ができたことによって、尾道~今治の移動時間は半分以下に減ったそうです。
座学のあとは、家族ごとに分かれて、本州四国連絡高速道路(株)の方が、多々羅大橋を案内してくださいました。
橋を支えるケーブルの中には、針金がビッシリ入ってました。
橋の上の電灯は、海の生態系に影響を与えないように、道路だけが照らされるように工夫されているそうです。
また主塔側面は常に一定間隔で光っていて、飛行機などがぶつからないように知らせているそうです。
橋の中には電話や電力のケーブルなどが入っていて、島の生活を支えているそうです。
主塔の中に入る前に、主塔の下で「多々羅鳴き龍」を体験しました。
多々羅鳴き龍とは。
主塔部の歩道に立って大きな音を出すと、日光東照宮の鳴き龍と同じ現象である「多々羅鳴き龍」が発生する。
これは多重反響(フラッターエコー)と呼ばれる現象で、主塔が逆Y字型という特性から音が主塔の内側の面を繰り返し反射し共鳴しながら、上に向かって登っていくように聞こえる。
引用:wikipedia
本当に音が上に向かって登っていくように聴こえて、主塔部分に入る前から大興奮でした。
そしてお待ちかねの主塔部分へ。
普段、一般人が入れない場所の、厳重なカギを開けてくださいます。
まずは下に降りて、海中基礎部分に行きました。
多々羅大橋を下から見上げます。
橋を下から見上げるなんてなかなかできないので、さっそく貴重な体験が出来ました。
続きまして、今度はエレベーターに乗って主塔の頂上へ行くのですが、感動したのがエレベーターでした。
多々羅大橋の主塔は斜めに作られていて、エレベーターはどうなっているんだろう?っと不思議に思っていましたが、中に入って、その疑問が解決しました。
何とエレベーターも斜めになってるのです。
主塔の形に合わせて、少しずつ床を動かして角度を変えながら、昇り降りするエレベーターでした。
こんなエレベーターがあるなんて、初めて知りました。
そしてお待ちかねの頂上(226メートル)へ。
360度の大パノラマ!
このセミナーは高所恐怖症の人は申し込めないのですが、私は全く平気で、綺麗な景色に感動しました!
頂上から少し降りて、撮影ポイントの199メートル地点へ。
上から見下ろす橋もとっても綺麗で、私、大人げなくはしゃいでしまいました。
そして最後に橋げたに行って、メンテナンス用のゴンドラに乗せてもらいました。
最初の海中基礎部分から見上げたゴンドラ。
電気で動く仕組みになっていて、人が歩くくらいのスピードで、橋の中央まで進むことができます。
このゴンドラで、毎日橋の下を点検したり、メンテナンスしたりしているそうです。
橋げたから見えた信号機。
船などの航行をスムーズに行うために、備え付けられているそうです。
最後にアンケートを書いて、多々羅大橋を後にしました。
なかなか出来ない体験をさせて頂いて、とても勉強になり楽しかったです。
尚、今年も「夏休み 親と子の多々羅大橋体験セミナー」の募集は始まっています。
◆申込締切:平成30年6月27日(水)
※往復はがきで申し込みの方は当日の消印有効
※インターネットで申し込みの方は当日の24時まで有効
応募者多数の場合は、抽選になってしまいますが、お子さんにとって貴重な体験になるかと思いますので、ご興味のある方は応募してみて下さいね。
★注意★
※この記事は2017年当時のものです。今年も内容が同じとは限りません。
※高所恐怖症の方は応募できない等、募集対象にはいくつか条件がありますので、詳しくは、本州四国連絡高速道路(株)様の申込概要をお読みください。