SANUKI ReMIX2（讃岐リミックス2）とは？

「SANUKI ReMIX2」とは、株式会社JTB、株式会社人生は上々だ、そして高松市が主体となって行うプロジェクトで、香川県の伝統工芸士や地場産業を支える職人（アーティザン）と世界的アーティストやクリエイターが共創し、新たな高付加価値を作り出そうというものです。

共創により生まれた作品は、期間中玉藻公園の重要文化財「披雲閣」で展示・販売されます。また、国内外で活躍する盆栽師・平尾成志氏による盆栽パフォーマンスや、世界一のヴィーガンレストラン「菜道」の楠本勝三シェフと讃岐うどん職人・山下義高氏がコラボレーションした「プラントベース讃岐うどん in 披雲閣（仮称）」も特別に出店されるなど、職人の素晴らしさを体感できる4日間です。

期間中の夜間には、77年ぶりに復元された幻の国宝とも呼ばれる「桜御門」で、映像制作集団ランハンシャによる幻想的なプロジェクションマッピングも予定されているそうで、昨年とはまた違った魅力的なイベントになりそうです。

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11月の開催に向けて料亭二蝶にて記者会見が行われる

去る9月13日、高松市の料亭「二蝶」にて11月の開催に向けての記者会見「MATCHING」が行われました。

イベントは主催者のあいさつから始まり、クリエーティブディレクターである株式会社人生は上々だ 代表の村上モリロー氏によるプロジェクトの概要や目的を説明する記者発表へ。また、昨年初開催された「SANUKI ReMIX」の成果として、あるクラウドファンディングで目標額を200%以上も達成したり、丸亀うちわの生産が追い付かないほど受注が来たなどの事例を交え、いろんな人が集まり交流する中で、人だけでなく情報や志、知識、技術が集まり、香川の伝統工芸や地場産業が盛り上がる一助になった様子を伝えてくれました。

その後、アーティスト、アーティザンそれぞれから自己紹介や挨拶が行われました。
実は今回のSANUKI ReMIX2は本誌ガーカガワとしてもすごく楽しみなメンバーが集まっていて、うどん脳と一緒に取材に伺ったことのある「よしや」の山下さんや、観光関係の撮影で伺ったことのある「Khimaira（キマイラ）」の堀尾さん、前回は取材や視察するこちら側でご一緒したのに今回はしれっと（笑）プロジャクト側にいる「MASATO SUZUKI DESIGN」の鈴木さんなど、個人的にこれまでご縁のあった人たちも参加されています。

また、新しくなった桜御門にプロジェクションマッピングを担当される福岡の映像制作会社「ランハンシャ」さんの映像作品の楽しみです。CEOの下田さんと少しお話しさせていただいたのですが、今回はよくある平面的なプロジェクションマッピングだけじゃなく、門の奥行きを生かした映像や、ダンサーさんによる人を使った演出など、見どころたっぷりなんだそうですよ。

うどん職人の山下さんからも「ヴィーガンレストランの楠本さんとのコラボはとても楽しみで、これまで宗教的な理由などでうどんを食べることができなかった人たちにも食材を工夫することで美味しく食べていただきたい！」と意気込みを語っていただきました。

※山下さん（左）と楠本さん（右）

職人の技と志を五感で感じる香川発の展示博覧会「SANUKI ReMIX2」。今回は「集まる」をテーマとして、讃岐の今と未来が一堂に集まります。プロジェクトに参加されるアーティザンやアーティストの方たちの熱意がすごく伝わってきて、今回も「何か面白い事になりそうだな」という予感でワクワクです。

「SANUKI ReMIX2（讃岐リミックス2）」は2022年11月3日～6日の4日間、玉藻公園内披雲閣と桜御門にて開催されます！