ガーカガワ

麦縄の里 まさご屋SUSURU の手延べ素麵は一年中美味しい!

そろそろシーズンも終わりですが、あえてこの時期に無性に素麺が食べたくなったので、高松市東植田町にある「麦縄の里 まさご屋SUSURU」さんにお邪魔しました。

 

素麺と言えば夏の食べ物というイメージですが、まったくシーズンじゃない時期、例えば真冬なんかにふと「あ~っ、冷たい素麺食べてぇ~」なんて強烈に思ったことはありませんか?
まだまだ時期的にはOKな9月ですが、年に何度か湧き上がってくる素麺愛のために押さえておきたいお店、「麦縄の里 まさご屋SUSURU」さんにお邪魔しました。そう、こちらは一年中美味しい素麺が食べられるお店なのです。(流し素麺は夏場のみ)

麦縄の里と言えば、カヌレやシュークリーム、ハンバーガーにおむすびなどのグルメや、雑貨や県産品などのショッピングも楽しめる複合施設になっているのですが、そもそもはこちらのSUSURUさんが始まり。小豆島素麺の伝統技術を継承しながら、手延べにこだわる素麺を製造・販売されています。

道路から入って駐車場左手奥に進むと「まさご屋SUSURU」さんの店舗があります。初めて行かれる方は少し分かりにくいので、手書きのかわいい案内マップを頼りにお店を探してみましょう。

 

家で食べる素麺とは大違い!しっかりコシのある極細手延べ素麺

センスの良いおしゃれな建物を横目に見ながら奥に進むと、なんとなく山小屋のようなほっこりとする建物が見えてきました。

お店の中に入ると、民芸調なんだけどあまり田舎臭くなくて、若い人からお年寄りまでゆったり寛げそうな雰囲気です。

お土産用の素麺や醤油なども販売されているので、それらをちょこっと見て回るだけでも楽しい。

注文は先にカウンターで済ませて支払いも行います。
流し素麵は夏場だけなのですが、割と種類の多いラインナップ。単品で天ぷらがあるのがセルフうどん文化の香川らしいですね。

気になった流し素麺は2名からとのこと。1名でも食べられないことはないのでしょうが、1本の竹を使ってセルフでいただくので、自ら上流から流して、流れる素麺より早く席について箸ですくうという超忙しい感じになるので物理的に無理なのでしょう。

「ほんまに竹を使って素麺を流すんや…」と感心しながら待つこと数分。今回のお目当てである「かけそうめん(500円)」ができあがりました。

ちょこんと浮いている煮干しがかわいい(笑)

さっそくいただくと、いきなり最初のひと口で衝撃を受けました。いつも家で食べている素麺とはまるで違う!

ラーメンで言えばバリ硬麺? 極細なんだけどしっかりコシがあって、でも表面はもちっとしているからのど越しもいい。出汁も濃すぎず薄すぎずちょど良い塩梅。これは本当に美味しかったです!

つい食べたくなってアスパラ(さぬきのめざめ)の天ぷらも注文。こちらもカラッと揚がっていて素材の良さがよくわかる美味しさでした。

素麺ってスーパーで買ってきて、家でちょちょっと茹でて手軽に食べられるから外食してまでなかなか食べたいという発想にはならないのですが、これならほんと通いたくなるこだわりの味でした。

お店もゆったり落ち着けるので、皆さんも一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

おしまい。

 

店名麦縄の里 まさご屋SUSURU
所在地高松市東植田町1355-1
電話番号087-899-8229
営業時間10:00~15:00(L.O.14:00)
休業日不定休
駐車場あり