県内各地で大小様々なマルシェ的イベントが行われていますが、そんな中でも最近特に気になっている「結彩(ゆいさい)マルシェ」にお邪魔すべく、高松市のうみまち商店街にやってきました。
ちょうど尽誠学園高校和太鼓部の演奏中で、会場は大勢の人たちの熱気に包まれています。
いきなり腹の底まで響き渡る迫力の演奏につい見入ってしまいました。つまらなければさっさと取材を済ませて帰ろうと思っていたのですが、この瞬間「楽しむモード」に切り替わったのが自分でも分かるほど。
ふと見渡せば、グルメや物販などの出店もズラリと並ぶそこそこ規模の大きなマルシェのようなので、ワクワクしながら軽く回ってみましょう。
県内の人気グルメや旬のもの、ハンドメイドクラフトなどが一堂に会する、楽しさしかないマルシェ
「結彩(ゆいさい)マルシェ」は、地域のみなさんと「結び」「彩る」ことをスローガンとした地域密着型マルシェ。聞けば今回で2回目の開催だそうで、各回とも大盛況! 次回開催も決まっており、香川で今もっとも勢いのあるマルシェのひとつです。
今回の出店者はフードエリアに11店と物販エリアに16店という規模。キッチンカーなども集まり、食べ歩き的な楽しみ方もできそう。
フードエリアには、以前取材させていただいた東かがわ市のクラフトビール醸造所「福繁食品」さんも。こちらのビールはクセがなくてビールが苦手な人も飲めそうなほど美味しいんです。どうもお久しぶりです!
ステージの真ん前にはジュースにビール、綿あめなどをノリノリで販売されている「Bonatie」さん。ステージパフォーマンスへの声援も楽し気で、会場のムードメーカー的なお店でした。
若い人たちに人気だったのが三木町のいちご農家「DAIKON FARM」さん。
てか、めっちゃノリがいい(笑)
このジュエルカップが大人気で、会場内にはこれを手にしている若い女性を多く見ました。見た目もいいし、この日のようなちょっと汗ばむくらいの陽気だと、増し増しでいちごが美味しくなるんですよね。
物販エリアにはバッグやアクセサリー、小物などのハンドメイド商品がズラリと並んでいました。
子どもたちには射的も大人気! スタッフさんにお願いして、大袈裟にお手本を見せていただきました(笑)
お店の人たちがみんなノリノリなので、一人で行ってもめっちゃ楽しい!
ステージではさらに楽しそうなパフォーマンスが始まっていました。
喉押さえマンさん。
初めて拝見したのですが、アニメのキャラクターを中心としたモノマネを披露。本物そっくりなものから微妙なものまで(失礼!)そのレパートリーの多さは特筆ものです。個人的には北斗の拳がツボでした(笑)
県内を中心に活動されているそうなので、何かのイベントで見かけたらぜひ足を止めてみてください。
そして、見事な腕前なんだけどあまりにも短くて、会場から「それだけかいっ!」と総ツッコミされていた居合術(?)の人の次は、
イベント運営のひとりである、たっくん激推しの高松中央高校吹奏楽部の演奏です。
令和4年度には、マーチングバンド・カラーガードコンテストで初出場ながら全国大会へ進出、以後3年連続で全国の舞台へ。令和6年度にはマーチング初出場で県大会1位、四国大会へ駒を進めるほどの実力者。
ホールと違って屋外では反響が少ない分苦戦しがちなのですが、流れるようなメロディーと金管の迫力ある演奏を披露してくれました。
マーチングの華であるフラッグもお見事!
会場も大いに盛り上がり、アンコールでは高校生の吹奏楽部ではお馴染みの「Sing Sing Shig」で拍手喝采でした。ブラボー!
という事でざっとですが、美味しいグルメあり、ご機嫌な物販あり、ノリノリのパフォーマンスありの第二回結彩マルシェの様子をお届けしました。
香川では中四国最大級のあなぶきアリーナ香川のオープンを皮切りに、瀬戸内国際芸術祭2025などで盛り上がりを見せる中、各地でのさまざまなイベントも例年にも増して行われております。
そんな香川の知名度が爆上がりな中、こういった地域密着型のマルシェに出かけることで、人とのふれあいを楽しむのも最高に楽しいですよ!
結彩マルシェは今後も定期的に開催されるそうで、次回は6月1日(日)に高松市にある結婚式場「アマンダンカルム」で行われるとのこと。詳しくは結彩マルシェのInstagram(@yuisai.marche)でご確認ください。
たっくんもノリノリで待ってまーす!
おしまい。