普段ご家庭やオフィスで何気なく飲んでいる珈琲。
その1杯の珈琲で障がい者の方たちの自立を応援できるとしたら素晴らしい事ですよね。
今回は、障がい者の方たち自らが珈琲の加工・販売を行い、自立をめざす就労支援施設ピュアさんに伺い、お話を聞いてきました。
YELL COFFEE(えーるこーひー)とは?
綾川町にある就労支援施設ピュアさんでは、一般就労に不安をお持ちの障がい者の方々を対象に、個々の状況に合わせて支援計画を立て、実際に就労経験を積んでもらう事により、社会的にも自立してもらおうと活動されています。
具体的には、施設内での内職やPCでの作業、施設外での企業や農家での作業等さまざまな就労機会を提供されているそうです。
今回お話をお聞きするYELL COFFEE(えーるこーひー)の加工・販売もその活動のひとつ。
今のところ受注ベースでの販売だそうですが、コロンビアやブラジル産のコーヒー豆の選別から作業をされているとの事。
障がいの種類や程度もさまざまな人たちが、お互い助けながら出来る事から作業をしてもらうというスタイルで、主に以下の作業内容になるのだとか。
- 珈琲の風味に悪い影響を与える不良豆を取り除く
- 焙煎された豆を中細挽きで挽いていく
- 挽いた豆を測り、ドリップパックに袋詰め
- パッケージにドリップパックを入れ封をし、製品として出荷
出来上がった商品も見せていただきましたが、こう言っては大変失礼かとは思いますが、障がいを持った方が加工したとは思えないクオリティーです。
これなら、支援だとか応援だとか抜きにしても、あたりまえに購入してもいいんじゃないかと思いました。
ひとりでも多くの方に飲んでもらいたい!
今回取材のご対応をいただいた、広報担当の大野さんにお話しを伺いました。
障がい者の就労支援の一環との事で、いろいろとご苦労もお有りでしょう?
そこいらのお話をする前に、とりあえず珈琲一杯いかがですか?
さっきから物欲しそうにしていたのがバレましたか?
お湯を入れた途端、珈琲のとっても良い香りが立ち込めてきました。
実は僕、日に2~3杯は飲む珈琲党なのですが、これは変なクセもなくすーっと飲めます。
仕事の合間にひと息入れたい時にぴったりですね。
ドリップパックなので、お好みでお湯の量を調節してもらうと濃いめ薄めも楽しめます。
聞けば、オフィスユースも多いらしく、コクは強すぎず適度に、どちらかというとあっさりした珈琲は仕事人の僕(?)にもぴったりです。
ひと言でいうと「好きな味」でした。
普通は、例えば知的障がい者専門、身体障がい者専門みたいに専門化された施設が多いのだそう。
そんな中、就労支援施設ピュアさんでは、いろんな障がいをお持ちの方を分けることなく受け入れているんだそうです。
でも、いろんな人と共同作業する事で、障がい者の方にもお互い足りない所を補い、サポートする喜びを感じていただけますし、技術だけではなく、協調性なども身に着けていただいています。
普段飲む珈琲が、障がい者の皆さんの就労支援になる。
珈琲を飲んでエールを送ろうという名のYELL COFFEEは、珈琲自体のクオリティーもそこいらで売られているものと比べても同等以上だと思います。
※上記のギフト商品以外にも用途に応じて必要な数がアレンジできるとの事です。
珈琲を飲んでエールを送るからYELL COFFEE。
ご家庭やオフィスなど、普段飲んでいる一杯の珈琲を障がい者の皆様の希望に変えてみませんか?
ご注文はこちらから
注文専用TEL 080-3161-3462
おしまい。