ガーカガワ

元祖たこ判小前 ~ 無性に食べたくなる香川のB級グルメ ~

たまに無性に食べたくなる香川のB級グルメ・たこ判。その元祖である三豊市仁尾町の小前さんにお邪魔しました。

 

思えば十数年前、関西に住む知人から「今香川に住んでるの? あの、お好み焼きみたいな大判焼き美味しいなぁ~」と、なぜか地元情報を関西人に知らされたのが今回の「元祖たこ判小前」さん。
その後何度か足を運び、今では定期的に食べたくなる味になってしまったのですが、そう言えばまだ取材してないなと思い立ち、あらためてお邪魔してきました。

相変わらず懐かしさ漂う味のある店構え。つい、自分も中学生になったような気になるから不思議です。

 

焼き上がりまで約40分!創業当時から変わらない地元の味

土日はいつも混雑している人気店ですが、この日は平日の中途半端な時間帯ということもあってゆったりとした時間が流れていました。許可を得て焼き上がっていく様子をしばらく眺めていましたが、卵を割る手際の良さや、鉄板のジューッという音が何とも言えない。

創業当時から変わらないであろう店内も、懐かしい空気に満ちています。

こちらは昭和56年(1981年)創業当時のメニュー表。昔はこういった手書きの看板が多かった… 懐かしい。

小前の奥さんがたこ判を焼きながら「太陽博って知っていますか? うちはその時に始めたんです」と。
仁尾太陽博が開催された昭和56年~58年と言えば、僕はまだ関西人だったのでテレビCMを見た記憶ぐらいしか残ってないのですが、のちに聞いた話だとかなりの賑わいを見せたそうですね。太陽博に来たお客さんがついでに立ち寄るみたいなことも多かったのでしょう。

そんな話をしているうちにも「たこ判」はゆっくり焼き上がっていきます。
そう言えば、以前誰かが「たこが見つからんかった~」と言うのを思い出したので、ちゃんと入っているという証拠写真(笑)

小前さんは元々たこ焼きと大判焼きのお店だったんだそう。ある時地元の中学生に「小さいたこ焼きやと腹がふくれんけん、こっちの大きい方で焼いてや~」と言われたのが「たこ判」の始まりなんだとか。
昭和56年頃の中学生と言えば僕と同世代なのですが、当時はツッパリなんかがブームでやんちゃな子が多かったですからね~。なんとなくその当時のやり取りが想像できて、微笑ましくなりました。

今も店内あちこちに残るやんちゃな落書き(笑)

そして「たこ判」の焼きもそろそろ佳境に差し掛かります。いつ見てもこのド迫力なキャベツがビジュアル的にも最高!

この後、上から鉄板で押し焼きして全体に火が通ったらできあがり! これこれ、これなんです!

※一番人気の卵たこ判(248円)

コロナ対策のために今はテイクアウトのみなのですが、他にお客さんがいなかったので特別にその場でいただかせてもらいました。
ぷりぷりの目玉焼きとシャキシャキ感が絶妙に残るキャベツが最高~! 相変わらずの美味しさでした。

たまに無性に食べたくなる病みつきの味。これをご覧の皆さんからも「それ、わかるぅ~」という声が聞こえそうですね(笑)
たびたび食べている人も久しぶりの人も、あらためて「たこ判」いかがでしょうか?

焼き上がりに約40分かかるので、お急ぎの人は電話での予約がおすすめです。

おしまい。

 

店名元祖たこ判小前
所在地三豊市仁尾町仁尾辛33-9
電話番号0875-82-3189
営業時間9:00~オーダーストップ16:00
休業日月曜日
※祝日の場合営業、翌日休業
駐車場あり