こんにちは。
あくまでも「スイーツ兄さん」と名乗りたいガーハラダです。
まだ、「おじさん」とは言わせません!(笑)
ところで皆さんは、ダックワーズという史上最高に美味しいお菓子をご存知でしょうか?
そう、あの外側はパリッとしていて中はしっとり、生地ではさんだクリームはお好みでどうぞなお菓子です。
ちなみに、ダックワーズのメジャーな形である小判型のものは、1979年にパリで日本人シェフが考案したものなんだそう。
洋菓子に最中っぽい和のテイストが加わった新感覚スイーツに、さぞパリジェンヌもうっとりとした事でしょう。
さて、そんなダックワーズですが、このたび香川県三木町の食品メーカー株式会社マルシンさんから、専門ブランド「DACQUOISE DECO(ダックワーズ デコ)」を新展開されるというお知らせが届いたので、「きっと、たっぷり試食できるに違いない!」とほくそ笑みながらお邪魔することにしました。
甘いもの、余分なもの。でも、なければつまらないでしょ?
という事で、三木高校の真ん前にある株式会社マルシンの吉田さんにお話しを伺いました。
さっそくですが、ブランドコンセプトに「DECO OR BORING? 甘いもの、余分なもの。でも、なければつまらないでしょ?」とあるのですが、このコピーにはどういう思いが込められているのでしょうか?
ですので、糖質を抑えたり地域の経済活性化を掲げたりという機能的な大義名分は一切なく、そうではない掛け値なしの喜びをお客様にご提供したく取り組んでおります。
例えばですが、甘いお菓子があって、このひと口、この余分な糖質を摂る事によって寿命が数日短くなったとしても、それでもこのひと口の幸せを感じたい! って思った事ないですか?
添加物上等!ダイエット糞くらえ!うまいもんはうまいねん! みたいな(笑)
「少し大きめの指輪をつけて知人に会う、そんな勇気」・・・
個人的にはこういうの好きですね~。
ネタバレになるのであえて何が書いてあるかは言いませんが、結構深い言葉やクスッ笑いの言葉がつぶやかれています。
味は4種類、まずは小豆島と直島で先行販売!
しっとりと甘みのある生地に素材にこだわったクリームを挟んだ、パティシエ手づくりのダックワーズ。
アーモンドプードルをふんだんに使い、2度に渡ってきめ細かく粉糖をまぶせてふんわりと焼き上げています。
直島で販売されるものは「ソラシオ」が2つ、小豆島は「オリーブ」が2つ入って計5個入りとなります。
・ソラシオ(限定)
・オリーブ(限定)
実はインタビュー中に試食は出来なかったのですが、おみやげにと直島で販売される詰合せをいただきました。
というわけで、せっかくなので海をバックに撮影したのが冒頭の画像とこれ。
どれも美味しかったのですが、特に僕が気に入ったのは「ソラシオ」。
ネーミングもそそられるのですが、天日塩の塩味が甘さを引き立て、マジで口に入れた瞬間「おっ!」となりました。
なんだか狙い通りにハメられたようで癪なのですが、ほんと美味しいんだからしょうがない。
ちょうど瀬戸内国際芸術祭の夏会期も始まりますので、ぜひ観光ついでにご賞味ください。
どちらも港から近いので、帰りにおみやげとして購入されてもいいですね!
また、今後は東京をはじめ全国へ展開される予定。
位置づけとしては香川のおみやげ品ではなく、香川発のダックワーズ専門ブランドとしての「DACQUOISE DECO」なんだそう。
僕なんかはそれを聞いて「モロゾフみたいになったらいいなぁ」なんて思ったのですが、近い将来「へぇーっ、DACQUOISE DECOって香川の会社なんや」って、関西の友人から言われるのを楽しみにしています。
おしまい。
◆取材協力・画像提供:株式会社マルシン