香川県民にとっては懐かしの味、鳥坂まんじゅうをひさしぶりに買ってきました。
国道11号線、善通寺市と三豊市の境目にある鳥坂峠(とっさかとうげ)。
その昔、鳥のように飛ばなければ越えられないほどの難所であった事から名づけられたのだそう。
そんな鳥坂峠を登り切った場所に江戸時代からの老舗、鳥坂まんじゅうさんがあります。
昔は峠の茶屋的な存在で、大いに賑わったそうです。
香川県民、特に西讃地域の皆さんにとっては、すでに当たり前に存在する懐かしいおまんじゅう屋さんですよね。
そんな鳥坂まんじゅうですが、数年前に食べたホクホクで甘い美味しさが忘れられず、僕も久しぶりに立ち寄ってみたのでした。
いちいち可愛い鳥坂まんじゅう
お店で販売されているおまんじゅうは1種類のみ。
価格は、10個入り350円、15個入り500円、30個入り1,000円(ともに税込み)と、意外とリーズナブル。
賞味期限は「本日中にお召し上がり下さい」との事。
昔のおみやげ屋さんっぽいビニール袋を開けると、
新聞紙に包まれて、さらに緑の包装紙。
蒸したてを入れてくれたので、湿気でちょっとなよなよしている包装紙から取り出すと、
おおっ!
木の皮で作られたっぽいのがなんとも可愛い!!
そして、
どん!
鳥坂まんじゅうの本体登場!
この素朴さがいちいち可愛いですよね。
いかにも手で丸めました感が出てて、大きさもひと口サイズです。
もう、じっくりと写真なんぞ撮っている場合ではありません。
さっそく実食してみました。
イメージと何か違うぞ・・・
鳥坂まんじゅうを割ってみると、こんな感じ。
この、こぼれ落ちそうなあんこがたまらん!
という事で、ひとつを口に入れてみると・・・
ん? 微妙・・・
まんじゅうの皮が固くて、あんこもちょっと塩辛い。
数年前に食べたものは本当に美味しかったのに、正直ちょっとがっかりです。
納得がいかないので、地元の人に聞いてみる事にしました。
すると・・・
なんですと!
そう言えば、今回はお昼ごろに買って、しかも約1時間かけて家に帰ってから食べたのでした。
冷えるとダメなのか・・・
とう事で、水を1、2滴指で濡らしてレンジでチンしてみたら、ホクホクの美味しい鳥坂まんじゅうが復活。
甘酒っぽい香りがほのかな皮と、塩がいい具合にあんこの甘さを引き立てて、ついまた1個、2個・・・と手が止まらない状態になりました。
やっぱり、鳥坂まんじゅうは出来立てのホヤホヤを食べないといけなかったのかぁ~
ここで、読者の皆さまにアドバイスです。
鳥坂まんじゅうは、午前中の出来立てを買って秒速で食べるべし!
これで、またひとつお利口さんになりましたね(笑)
僕も次からは、肝に銘じておきます。
という事で、
おしまい。
店名 | 鳥坂まんじゅう |
所在地 | 香川県三豊市三野町大見乙39-2 |
電話番号 | 0875-73-5607 |
営業時間 | 9:30~19:00 ※無くなり次第閉店 |
定休日 | 火曜日 |
駐車場 | あり(13台) |