いやもう屋島が熱い!
廃墟だらけの寂れた屋島はもう過去の話し。去年の10月には屋島山頂の「れいがん茶屋」がおしゃれにリニューアル、新屋島水族館はますます楽しい水族館へと磨きがかかり、そしてこの8月5日には螺旋状のモダンな展望施設「やしまーる」もオープン予定など、本当に最近の屋島からは目が離せません。
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そして、今回紹介する四国村ミウゼアムの「おやねさん」です。
屋島のふもと、屋島スカイウェイ(旧屋島ドライブウェイ)入り口にあり、長く「四国村」として親しまれてきましたが、この4月にエントラス周辺がリニューアルされ、古民家を利用したうどん店「わら家」と神戸北野から移築されている「異人館」との一体感が増し、かなり洗練されたエリアに変貌を遂げたのです。
今回は、そんな四国村ミウゼアムの新エントランス「おやねさん」を中心に、前回のカガワガールズ!でめっちゃ評判の良かった吉田春乃さんと一緒に出かけてきました。
うねりのある、アーティスティクな大屋根が目を引く四国村ミウゼアムの新しいランドマーク「おやねさん」
四国村ミウゼアムへのアクセスは、ことでん屋島駅から徒歩約5分、JR屋島駅から徒歩10分少々。両駅からは屋島山上シャトルバスも利用できます。車でお越しの方は、以前あった正面の一般駐車場は廃止され、西側の駐車場のみとなっているのでご注意ください。
さて、今回訪れる「おやねさん」ですが、広報さんからいただいた資料によると、鉄筋コンクリート平屋建ておよび2階建て、延べ床面積約200平米となっており、1階部分にはチケット売り場や県産品・オリジナルグッズなどを集めたショップ、トイレ、コインロッカーなどがあり、2階には休憩処も兼ねた展示スペースがあるとのこと。
駐車場に車を停めてさっそくお邪魔すると、まず目に留まったのは立派な天井と、この木のブロックでできたステンドグラス!
このエントランス西側壁面のステンドグラスは、2011年の東日本大震災で被害を受けた南三陸町の古民家「遠藤家」の梁や柱を活用したものなんだそう。他にも「遠藤家」のものを利用したベンチがエントランスに設置されています。
そして、高台に建つここからの景色が最高!
お向かいの「わら家」越しの高松市内の景観と周辺の緑がとっても映えます。時間帯によっては逆光になりますが、ここは押さえておきたいフォトスポットです。
そして、一般的な順路としてはここでチケットを買って四国村ミウゼアムに入村していきます。
入場料は大人1,600円、大学生1,000円、高校生・中学生600円、小学生以下無料(ほか、団体割引、障がい者割引あり)。ペットの同伴も可能とのこと。
従来の一筆書きの村内順路を見直し、村内を5つのエリアに分け、興味や滞在時間に応じてエリアを選び散策できるようになったそうです。
今回は時間の都合で村内までは散策できなかったのですが、通常は村内を回って最終的に出口からまた「おやねさん」に戻ってくるルートになります。(異人館方面に抜けるルートもあり)
四国村ミウゼアム出口から「おやねさん」へ再アプローチしたところ。ここからの景色もなかなか良かった。
そして、「おやねさん」の2階へ入っていきます。
こちらは、休憩処としても利用できる展示スペース。
村内をじっくり見て回った後に、エアコンの効いたスペースでしばし休憩されてもいいですね。
そして、最後に階段を下りてショップへと進みます。
こちらのショップは、香川の県産品やオリジナルグッズなどが販売されています。まだ新しいからか、それともあえてそうしているのか品数はそれほど豊富ではありませんが、個人的にはショップというよりミュージアムっぽくて逆に好きかも。
今回案内していただいた広報さんから「異人館の電話ボックスで写真を撮るのが若い人たちに人気みたいですよ」と聞き、帰りに少し立ち寄ってみました。
「こういう赤い電話ボックスを見るとトシちゃんと聖子ちゃんのCM思い出しますね~」と広報さんと笑いながら向かいましたが、当然春乃さんにはピンとこない(笑)
きっと写真の撮り方にもジェネレーションギャップがあるんだろうな… と思いつつも、参考までに少し撮影してみました。
さすがに電話ボックスの中は暑かった…
春乃さんが「なんか神戸の異人館みたいですね」と感動していましたが、これ、本物の神戸から移築した明治後期の異人館です(笑)
こちらもすごくフォトジェニックなので、いろんな角度から写真を撮ってみたいですね。
中はカフェになっています。
という事で、ざっくりと散策した四国村ミウゼアムの「おやねさん」。
エントランスエリアはかなりオープンなスペースになっていて解放感抜群! 樹々や芝などの緑も映えて写真を撮るのにも最高です。これは新たな人気フォトスポットになりそうな予感がします。
スマホかカメラ片手にぜひどうぞ!
今回モデルになってくれたのは、大阪で行われた「第38回ヤマハ管楽器新人演奏会」が終わってほっとしている吉田春乃さんでした。
※営業時間、チケット等については公式webサイトをご覧ください。
⇒ 四国村ミウゼアム
モデル = 吉田春乃 / Twitter @HarunoYoshida
撮影 = 原田伸一(ガーハラダ)