いやもう、最近の観光地は人が多すぎていい写真が撮れない!
アマチュアのカメラマンは元より、SNSに投稿しようとスマホで頑張る人たちからもこんなぼやきが聞かれるようになりました。しかも、今まではフォトスポットなどで並んで待っていたら、気を遣ってササッと撮って次の人に譲っていたのが、インバウンドの人たちはそんな習慣がないのかなかなか譲らない人も多い。観光地でのイライラがピークに達する瞬間です。
そんなわけでこのGWも覚悟を決めている人も多いと思いますが、そんな人ほど香川にぜひ来てほしいと思っています。
もちろん香川の観光地も普通より観光客が増えますが、本州の観光地ほどじゃない。ましてやちょっとマイナーな場所になると、ほとんど人がいないなんて事もあります。しかも映えスポットだらけ!
という事で今回から何回かに分けて香川の映えスポットを紹介するこのコーナー、その第一回目は【東かがわ編】です。
大坂峠展望台
Location 東かがわ市坂元 【MAP】
スリルを感じる絶景ポイントとしては香川県随一ではないかと個人的に思う、徳島県との県境近くにある大坂峠展望台。標高270mから見下ろす引田の町や、大きく広がる瀬戸内海の景観はまさに絶景!
ここは地元の人ぐらいにしか知られていない穴場なので、GWに行ったとしても混雑どころか、人がいても数人だろうと思います。細い山道なのでくれぐれもご注意ください。
引田港・湾岸アート
Location 東かがわ市引田 【MAP】
引田漁港の防波堤に描かれたアートな壁画、「東かがわ市湾岸アートプロジェクト」がめっちゃエモい!
漁港の先にある堤防を少し歩くと、かなりの規模感でアート作品が描かれています。
これは、アートによって町の活性化をはかろうと、地元の有志で立ち上げた「湾岸アートプロジェクト」によるもので、県内外から集まったアーティストたちが個性豊かに描いた作品です。
アート作品を眺めたり、一緒に写ってみたり、これがなかなか楽しい!
防波堤の幅は4~5mぐらいはあるので、階段を使って上がってみてもいいですね。瀬戸内海の美しい景色が一望で、これだけでも来た甲斐がありますよ。
車で行かれる方は、防波堤の付け根に数台駐車できるスペースがあります。
引田の町並み
Location 東かがわ市引田 【MAP】
引田は古くから「風待ちの港」として海上交通の要所として栄え、安土桃山時代に始まったとされる醤油醸造によって港町はさらに繫栄し、江戸時代後期には廻船問屋などの豪商も現れました。
現在でも江戸時代から明治にかけての古い建物が多くの残っており、「風待ちの港の町」の風情を感じる町並みが広がっています。
そんな引田の町並みの観光拠点となっているのがこちらの「讃州井筒屋敷」。江戸時代の豪商である佐野家の邸宅を保存し、一般公開している観光施設です。
敷地内には地元の魚料理が味わえるお食事処や、骨とう品などを扱うお店などもあります。
また、住まいであった「母屋」では、当時の隆盛を思わせる美しい庭園や座敷なども見ることができます。(母屋での撮影は許可制)
駐車場は無料の「引田の町並み駐車場」があります。ゆっくり撮り歩きしてみてはいかがでしょうか。
白鳥神社
Location 東かがわ市松原69 【MAP】
白鳥神社は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)などを祭神とする、さぬき十五社第一番に数えられる由緒ある神社。ちなみに読み方は、はくちょうでもなくしらとりでもなく「しろとりじんじゃ」。
意外とポトレ界隈の人には知られていないのですが、風車や鳥居などフォトジェニックな場所がたっぷり。普通にSNS映えします。
6月半ば頃からは「梛木の葉風鈴」が涼し気な音色で参拝者を和ませます。
参拝も忘れずに!
山田海岸
Location 東かがわ市馬篠1536ー3【MAP】
東かがわ市の西の端に位置する山田海岸には、夏になると海水浴客で少々賑わう美しい浜辺が広がっています。休日になるとバーベキューやSUPを楽しむ人も見られるなど、市民の憩いの場でもあります。
そこそこ高い確率で野良猫とも遭遇するので、ついカメラを向けてしまいます。
そして、ここ山田海岸は夕日の名所でもあります。どこで見る夕日もその美しさには変わりはありませんが、浜辺に腰掛けて見ると増し増しに美しく見えるのはなぜでしょう?
東かがわのフォトスポット巡りの仕上げにぜひ立ち寄ってみましょう!
という事で今回は東かがわの映え映えスポットを5つ紹介いたしました。
東かがわ市までは高松市内から下道でも1時間ほど、関西からでも垂水から東かがわ市の引田I.Cまでは1時間20分ほどと割と近い距離にあります。
GWは人混みを避けて、のんびり撮り歩ける東かがわにぜひどうぞ!