こんにちは。
ヒマになると、知る人ぞ知る的な穴場スポットを探し求めているガーハラダです。
ある日、なにげに地図を眺めていると、坂出市番の州の先になにやら島っぽいこんもりとした場所を見つけました。
番の州の埋め立て地は、先っぽまで工場地帯になっていると思い込んでいたので、ちょっと興味が湧いて実際に行ってみる事にしました。
元は独立した島だった瀬居島
周囲4.4kmの旧瀬居島は、番の州地区の埋め立てにより昭和43年頃には陸続きになったそうです。
番の州の巨大な工業地帯を進むと、先端にこんもりとした山と、集落が見えてきます。
今回は、その先の先、竹浦という集落まで行ってきました。
巨大な工業地帯とのギャップを感じずにはいられない、ひっそりとした瀬戸内の漁村という趣きです。
陸続きになったとは言え、瀬戸内海の島独特の集落に当時の名残りを感じます。
島には必ずその集落の氏神様が祀ってありますし、
ちょっと脇道に入れば、狭くて急な坂道になっていたりもします。
こういう町並みは路地と私有地の境目が曖昧なので、民家の敷地に入り込まないよう慎重に坂を登ってみました。
なんか、こういう島独特の集落や路地って妙に心が躍るんですよね。
そう、僕って島フェチなんです(笑)
でね、坂道の途中で振り返ると、路地の間から見える瀬戸内海がまた萌えるんですよね。
もう、ヤバいっしょ!
偶然見つけた鳥居が天空っぽい!
偶然すれ違ったおばあちゃんに挨拶されて、「こんにちは~」なんて答えながらうろついていると、見上げた山の中腹に赤い鳥居のようなものが見えました。
これは絶景に違いない!
こういうのを偶然見つけた時の心が躍る感覚。 分かります?
最近ネット上に転がっている情報だけを集めて偉そうに語っているキュレーションサイトが多いですが、こんな時「ざまぁ見ろ!」と、わけの分からない優越感に浸ったりするわけです。
我ながら、かなり屈折してると思う・・・
そして、息を切らしながら集落のてっぺんに登った景色がこれだ!
めっちゃ、いい感じじゃね?
瀬戸内海を見下ろす絶景もさる事ながら、この鳥居の朽ち果てた感が ザ・穴場 という色気を出していますよね。
萌えるわ~(笑)
なんの説明書きも情報もないのですが、ただ法楽稲荷大明神という事だけは分かりました。
自宅に帰ってからGoogleマップを見てみると、嶋修神社と書かれていますが、ネット上には嶋修神社について詳しく書かれたものが見当たりませんでした。
なので、勝手に「天空のお稲荷さん」と呼ばせていただきます。
やたらと「天空」と名付けるのが全国的に流行っているようなので(笑)
という事で、今回は偶然見つけた「天空のお稲荷さん」をご紹介しました。
ガイドブック等に載っている名所をトレースするのもいいですが、たまにはあまり知られていない場所をぶらついてみるのも楽しいですよ~♬
ただし、観光地でない場所は基本的には住民の皆さんの生活圏にお邪魔する事になります。
それなりのマナーはちゃんと守って静かにぶらつきましょうね。
おしまい。