サンポート高松だけじゃない!鉄道好きにはむしろ西エリアがおすすめ
高松オルネがオープンし、さらに注目度が上がった高松市サンポートエリア。人の流れは商業施設や観光スポットが点在するJR高松駅の東側なのですが、実は西側の錦町あたりも面白い! 特に4面10線のホームを備えた終着駅構造のJR高松駅と、そこから発着する多様な電車、気動車の眺めは鉄道ファンでなくとも心が躍るものです。
という事で今回は、サックス奏者として県内外で活躍する吉田春乃さんと鉄道背景を意識しつつ、錦町周辺を撮り歩きしてきました。
ではさっそくJR高松駅から西へ向かってみましょう。
高速バスターミナルを抜けて線路沿いの道路へ向かおうとすると、駅の北側へ抜ける地下道が。瀬戸大橋通りからサンポートへ抜ける地下トンネルは車で通る人は多いと思いますが、それに並行する形で歩道もあるんですよね。
柱を隔てて車道が走るので安全のためストロボは使わないのがマナー。でも、天井からの照明をうまく使えば割といい画が撮れます。
これを抜けて浜ノ町を散策してもいいのですが、今日のところは引き返して元の場所に戻ります。
さらに線路沿いを西に進むと、高松駅のホームを真横に眺める絶好のロケーション。
高徳線の気動車やマリンライナー、特急いしづちなど電車がホームに並ぶ姿は旅情をそそります。この日は適当に時間を決めて出かけたのですが、時刻表をチェックしてお目当ての電車が停車している時間を狙ってもいいですね。サンライズ瀬戸とか超かっこいいですしね。
ちょうどいいタイミングでマリンライナーと特急うずしおが発車していきました。
その先には錦町公園という小ぢんまりとした公園があるので、休憩がてら緑を入れるポトレにもいいかも。
さらに進んで瀬戸大橋通りの陸橋へ。高松市民の人ならこの浜ノ町へ向かう陸橋はよく通ると思うのですが、ある時車で走りながらふと歩道があるのに気づき、「もしかしたらここから線路を見下ろしたらいい眺めなんじゃね?」なんて気になっていた場所なんですよね。
金網越しなのですが、電車や線路、その先にある高松駅のホームまでよく見える!
またしてもタイミングよく特急いしづちが通ったのですが、真上から眺めるのはなかなかの迫力がありました。季節が良ければ、行き交う電車をずっと見ていられそう。
都会では定番の陸橋金網ポトレも撮れます(笑)。割と自転車の往来があるので、通行の邪魔にならないよう気を付けて。
もう少し眺めていたかったのですが、なにせ蒸し暑くてそろそろ限界。本当はこのまま北側の浜ノ町を通って海岸に出ようと思っていたのですが、熱中症で倒れてもいけないので後ろ髪を引かれつつJR高松駅に戻ることにしました。
車移動がほとんどなので街の眺めも車目線のものが刷り込まれているのですが、たまには街をじっくり歩いてみると、今まで気づかなかった景色に出会うことがあります。
サンポート高松に遊びに行ったついでに、西側をぶらっと歩いてみてもいいかもしれませんね。
高松オルネのシコクグルメキッチンさんで撮影終わりの休憩。春乃さんもお疲れさまでした。
おしまい。
モデル = 吉田春乃 / Twitter @HarunoYoshida