関西出身の僕が香川って超贅沢やなぁ… と思う事のひとつが気軽に瀬戸内海の島々にアクセスできる事。
中でも今回紹介する女木島(めぎじま)は、高松港からフェリーに乗ることわずか20分。しかも、フェリーのダイヤが絶妙で、きっかり1時間滞在して帰ってこれるから思い付きで島旅ができるのです。
という事で、今回は実際に行って帰って約2時間の女木島プチトリップに、モデルの優衣さんと行ってきました。
空き時間に潮風デトックスができる贅沢な島旅
瀬戸内国際芸術祭2022の春会期が始まった最初の土曜日、それなりに混雑しているのかなと思って高松港にやってきたら、午後の中途半端な時間という事もあってか意外と人は少なめ。それでも、コロナ禍ですっかり閑散としてしまった高松のウォーターフロントに、少しずつ賑わいが戻りつつあるのを感じます。
相変わらずここに来ると潮風が心地よい。
女木島へのフェリーは1日6往復(通常期)、だいたい2時間に1本運行しているので割とタイミングは合わせやすいと思います。しかも、タイムテーブルを見ると各便1時間の滞在で帰りのフェリーに接続するという絶妙なダイヤになっているのです。
料金も大人往復740円。例えばお弁当を買って島でのランチタイムを過ごしたとしても、ちょっとしたカフェのランチ代とそれほど変わらない。2時間過ごすことを考えれば映画を見るよりかなり安い島旅とかイケてると思いませんか?(笑)
そうこうするうちにかわいいフェリーがやってきました。
全国屈指の晴れの多い香川県、そして瀬戸内海の穏やかな海。心地よい潮風にあたりながら20分の船旅はあっという間です。
この20分という乗船時間も絶妙だと思います。海を眺めたり写真を撮っているうちに到着するので、船内でどうやって時間をつぶそう… みたいな余計な気を遣わずに済むのもありがたい。
そして女木島へ到着!
鬼が島洞窟や瀬戸芸関連のアート作品など見どころもたっぷりなのですが、今回は行って帰って2時間縛りなので、海辺を散策しながらまったり1時間過ごしてみようと思います。
女木港フェリー乗り場周辺にはアート作品やモアイ像、瀬戸内海の風から集落を守るオーテと呼ばれる石垣などがあり、散策していて飽きが来ない。
ターミナルにもなっている鬼ヶ島おにの館から北に向いて歩くと、左手に瀬戸内の島らしい特有の集落、右手には瀬戸内海を眺めるのどかな散策路になります。
やがて左手に見えてくる鳥居は、豊玉依姫(トヨタマヨリヒメ)神社。何気に好きなフォトスポットです。
残りの時間は、その先にある女木島海水浴場で潮風にあたりながらまったり過ごしましょう。
透明度の高い青い海に綺麗な砂浜。瀬戸内海を行き交う船などを眺めながらぼーっとしていると心がデトックスされるのが分かりますよ~!
今回はあえて1時間の滞在時間としましたが、時間に余裕があるなら1本フェリーを遅らせて島のカフェなどでさらにゆっくりするのもいいですね。瀬戸芸期間中はさらに見どころも増えています。
がっつりレジャーや観光で訪れるのもいいですが、仕事の合間や大学の2コマ空きの時間つぶしに、ちょっと長めのランチなど、気軽に島旅を味わってみてはいかがでしょうか?
おしまい。
モデル = 小川優衣 / Instagram @yuiogawa1002
撮影 = 原田伸一(ガーハラダ)