父母ヶ浜の近くなのに、あまり知られていないのは勿体ないので、少しぶらついてみました。
父母ヶ浜だけじゃない仁尾町
古くは城下町として、また江戸時代には千石船が出入りする良港として栄えた仁尾町。
今も江戸時代や昭和の懐かしい町並みが残り、往時を偲びながらぶらつくのにちょうど良いこじんまりとした町です。
最近は父母ヶ浜に県内外から多くの観光客がやってきますが、この町並みを訪れる人はまばら。
でも、そのひっそり感がなんとも言えない風情を感じさせてくれます。
少し町並みをぶらつくだけでも、いたるところにフォトジェニックなスポットが点在しているんですよね。
蔵のような建物が残っていたり、
いきなりこんな壁やアート作品(?)が現れたり、
聞けば、江戸中期に創業した、讃岐では一番古い米酢醸造所らしい田野屋さんの味わいのある建物が残っていたりします。
こちらは、「辻の札場」と呼ばれる江戸時代の告知板。
昭和54年まで、旧仁尾町役場の掲示板として現役で活躍していたそうです。
町角でふと見つけたおしゃれなカフェ
辻の札場の隣にひっそりと佇むタバコ屋さん。
まだ開いているのかなと思って何気にのぞいてみると、どうやらカフェのようです。
こちらは見ての通り、元々はタバコ屋さんだったものを町の有志の方が「平石堂」としてリノベーションされたのだそう。
それを、この近所でスイーツを販売されているおやつの店吉田屋さんが、毎月第2・第4火曜日のみカフェとして営業されているとの事。
月にわずか2日しか営業していないカフェに偶然出会えるなんてめっちゃラッキー!
お店の人と、偶然居合わせたご近所のマダムたちとしばしおしゃべりタイムに突入したのでした。
メニューもこんなに安くていいの? というレベル。
せっかくなので、ホット珈琲とレアチーズケーキをいただきました。
合計で500円(笑)
さすがスイーツのお店が作っただけあって、ほんのり甘酸っぱいレアチーズケーキはとっても美味。
店内から見える町並みや、地元のマダムたちとの楽しい会話。たった月に2日だけの営業なんて本当に勿体ないと何度も口から出てしまいましたが、そこはいろいろご事情もあるのでしょう。
なかなかタイミングが難しいと思いますが、運よく営業日に行く事ができるのなら、有給休暇を取ってでも立ち寄っていただきたいお店でした。
お店の案内はこちら。
おしまい。