歯科衛生士と言えば歯医者さんで歯科医師の補助をする仕事のイメージですが、ここ香川ではフリーランスとして活躍している歯科衛生士さんがいらっしゃいます。今回は、歯科衛生士はフリーランスとして成り立つのか? という疑問をぶつけてきました。
こんにちは。
小学生の頃、歯科検診でC3と診断され、その後しばらくC3POと呼ばれていたガーハラダです。
ええ。口の中でスターウォーズしてました・・・
昨今では働き方も多様化してきて、いろんな分野でフリーランスという働き方が認知されてきました。
起業等のコンサルタントも行っている関係から、私の方にもフリーランスの方からのご相談もちらほらございます。
そんな中、香川にフリーランスの歯科衛生士さんがいらっしゃるとの噂を聞きましたが、どうも歯科衛生士さんのフリーランスってイメージがわかないんですよね。まさか、歯科衛生士さんだけで医院を経営できるわけでもないですし。
という事で、これはぜひお会いしてお話をお聞きしたいと、さっそくイベント会場である三木町のベルシティさんへ足を運びました。
お話を伺ったのは、フリーランスの歯科衛生士、はははの研究所代表 赤澤美裕紀さんです。
歯科衛生士ってどんな仕事?
おおーっ!!
心が落ち着くまで、しばし北海道のすばらしい景色をお楽しみください。
さらに詳しくwikipedia様の説明を引用すると、
日本においては、歯科衛生士は1948年(昭和23年)制定の歯科衛生士法に基づく厚生労働大臣免許の国家資格となっている。歯科医師の指示のもと、歯科予防処置、歯科診療補助および歯科保健指導等を行う。単独で診断・治療・レントゲン撮影は行えない。厚生労働省の平成26年衛生行政報告例(就業医療関係者)によると就業歯科衛生士は2014年末現在で116,299名であり、10年間で36,000名以上増加している。
単に歯科医師の助手的な仕事だけではなく、患者さんに虫歯や歯周病にならないよう具体的なアドバイスをしたり、実際に歯石などを除去して予防措置を行ったりと、専門的かつ多様なお仕事なんですね。
なぜフリーランスになったの?
今回は、赤澤さん企画の「こころとからだのいきいき元気祭」と題してのイベントです。
赤澤さんのブースでは歯に関する相談や歯を綺麗に保つグッズ類の販売をされていました。
平日にもかかわらず、多くの人達が相談に来られていました。
詳しくお聞きすると、ご結婚して子供さんが産まれた時、当初は産休が取れるものと思っていたそうですが、実際は個人医院である事もあってそんな余裕はなく、退職せざろうを得なかったそうです。
産後、一時は医院に再就職されたものの、やはり歯科衛生士ひとり当たりの業務負担が多く、育児との両立がなかなか難しかったとの事。
そんな話をボケとツッコミを交えながら話していると、フリーランスで活動されている赤澤さんとお話がしたいと、ある歯科衛生士さんが訪ねて来られました。
立ち聞きするわけにもいきませんので、ご相談が終わるまでの間、しばし隣のたこ焼き屋さんの情緒ある提灯をご覧ください。
純粋な歯科衛生士に関連する仕事だけだとなかなか収入的には厳しいそうですが、同じ境遇の歯科衛生士さんが多く集まれば出来る事も拡がって来そうです。
例えば、ひとりではなかなか条件の合う医院を探すのが難しくても、たくさん居れば多くの情報が集まってきますから、組織的な職業あっせんなども出来そうですし、予防医療を普及・啓蒙する事で、医院に患者さんを送客する事も出来るかもしれません。
医院にとっても、これまでの単発的な治療だけでなく、リピート性の高い予防医療の患者さんが増えると経営的に安定しますし、そうすれば歯科衛生士さんの福利厚生面にも手を加える事も可能性としては出てきますよね。
今はまだまだフリーランスでは大変かもしれませんが、そういった仕組みが出来上がると、収入的にも意外と化ける事もあるかもしれませんね。
お悩みのある歯科衛生士さん。一度赤澤さんの元に尋ねられてみてはいかがでしょうか?
陽気な赤澤さんが笑顔で迎えてくれる事でしょう。
おしまい。