いつも若者たちで賑わっているおしゃれスポット「北浜アリー」。
この北浜アリーを中心とした高松市北浜町で地域活性化のために活動する香川大学「Kitahama Lab」がアート系ワークショップを開催するというのでお邪魔しました。
Kitahama Lab 主催「グラスソルトアートワークショップ」
年に何度か開催されているKitahama Labのアート系ワークショップ。毎回親子で簡単にできて、しかもオシャレなアートを探し出してくることに感心しています。
そして今回は夏らしく海を感じるグラスソルトアートをチョイス。大学生のお兄さんやお姉さんと一緒に作るアートがどんなふうになるのか楽しみです。
Kitahama Labのメンバーによる簡単な自己紹介とワークショップの説明の後、さっそくグラスソルトアート作りが始まりました。
グラスソルトアートとは、塩にカラフルな色を混ぜて瓶の中で表現するアートのこと。特別な技術がなくても誰でも簡単に直感的に作れるので、親子で楽しむには最適のアートです。
ではさっそく作っていきましょう。
まずは紙コップにベースとなる塩を入れて、それに好きな色の絵の具と混ぜ合わせていきます。
大人になると最初にあれこれイメージを考えるのに時間がかかってしまうのですが、柔軟な子どもたちは直感的に気になる絵の具を混ぜて、どんどん材料となる塩に色を付けていきます。
塩ひとつひとつに単色の色を付けてもいいし、絵の具を混ぜ合わせてオリジナルの色を作ってもOK。色を混ぜ合わせると想像した色と違ってがっかりしたり、逆に思った以上に綺麗な色になったりで、自然と色彩感覚も身についているようでした。
なんかかわいい色になったね!
Kitahama Labも手慣れたもので、さすが2、3年生はちびっこの扱いも上手。今回初めて参加した1年生も最初はぎこちなさも出ていましたが、うまく輪の中に入って行き、ちびっこたちに話しかけていました。
材料となるカラフルな塩ができたら瓶に詰め込んでいきます。色を重ねていくと不思議な模様になってとっても綺麗!
せっかくだから、貝殻やシーグラスで飾ってみよう。どれにするか迷うよね~!
こっちのお姉ちゃんはもう完成しそう。お父さんにも手伝ってもらいながら最後の仕上げをして…
はい、よくできました!
こちらは悪戦苦闘中(笑)
普段なかなか接着剤なんて使わないから大変よね。大学生のお兄さんに手伝ってもらいながら頑張っていました。
そしてなんとか頑張って、できあがり~っ!
かわいいのができたね~!
せっかくだからみんなの作品を並べてみよう。
これはスイカかな? 夏らしい爽やかなものやちょっとエキゾチックなものなど、みんなそれぞれ個性的で立派なアートになっていました。すごい上手!
大学生のお兄さんお姉さんたちともすっかり仲良くなって、みんなたっぷり楽しんだようでした。
Kitahama Labのメンバーに開催してみた感想を聞いてみました。
「お子さんの想像力ってすごいなと思いました。私たちだと単色を使うという発想しかでてこないのですが、なんの抵抗もなくいろんな色を混ぜ合わせて驚きました。」
「子どもたちが、私達では思いもよらない想像力を発揮してくれて面白かったです。またぜひワークショップをやりたいと思いました。」
また、
「若者たちで賑わう北浜アリーですが、小さな子どもさんたちはまだ北浜アリーのことを知らなかったりするので、これをきっかけに北浜アリーやKitahama Labのことを知ってもらって、もっと賑わえばいいなと思います。」
と抱負も語ってくれました。
街の活性化って、オシャレなお店や建物などのハード面も大切ですが、やっぱりその街にかかわる「人」なんですよね。
初めて訪れた場所での地元の人との何気ない会話、温かく迎えてくれるお店の人のちょっとした笑顔、そして今回のような学生たちとのふれあい。そのひとつひとつがいつまでも消えない思い出となり、その積み重ねが街のイメージに繋がっていくのだと思います。
香川大学Kitahama Labの皆さんは高松市の北浜エリアを盛り上げようとさまざまな活動行っています。ワークショップもまた開催するそうなので、SNSを時々チェックしてみてくださいね!
Kitahama Lab / Instagram @kitahama.lab
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