
超高齢社会の中、ファッションを通じて多世代交流を可能にする場づくりを目的に事業に取り組む、京都文教大学の地域連携学生プロジェクト「KASANEO」が、高松市北浜エリアの地域活性化に取り組む香川大学のプロジェクト「Kitahama Lab」とコラボレーション。去る9月15日に北浜アリーにて初の開催となる「Kitahama Fashion Show」が開催されました。
オシャレな街・北浜アリーでファッションショー!よさこい連やアイドル、アーティストらのパフォーマンスも披露

開演の15分ほど前に北浜アリーのレンガ広場にお邪魔すると、もうすでにリハーサルも終わり、すでにたくさんの学生たちで賑わっていました。香川大学 Kitahama Lab のメンバーたちもロゴの入ったTシャツで揃え、気合が入っている様子… いや、わりとわちゃわちゃ始まるのを待っている様子です。
とりあえず忙しい人以外、全員集合~っ!

おっ、いい笑顔!
そして、この日のために京都からもたくさんの学生さん達が集まってくれたそうです。せっかくなので記念に一枚。

いきなり知らんおっちゃんに撮られてるのにノリがいいのはさすが関西人。この調子で盛り上げていきましょう!
という事で準備万端整いすぎて、あとは楽しむだけという雰囲気の中、「Kitahama Fashion Show」が始まりました。

ファッションショーと言えば、流行の最先端を行くアイテムで身を固めたファッションモデルがランウェイを闊歩するというイメージですが、今回のファッションショーは地域活性化を目指す学生プロジェクトならではの内容。衣装提供は、北浜アリーのアパレルショップ「depot.」をはじめ、メンバーの保護者や関係者から。また、KASANEOは地元地域のシニアから集めた想い出の衣服を学生が着てランウェイを歩きます。


レンガ広場をランウェイに見立て、モデル役の学生が端から端まで歩いて行きます。


ランウェイの折り返しでは思い思いのポーズも披露。会場全体で盛り上がっていました。

学生たちに交じって、先生もモデルとして参加。仲の良さそうな雰囲気も伝わっていいですね~!

ちょっと変わっているのはランウェイの途中で来ている衣服の解説をしてもらうこと。お母さんやおばあちゃんが昔着ていたものや、地域の方の思い出の詰まった衣服をアレンジしたなど、ちょっとしたエピソードも交えて説明してもらうと、さらに魅力的に見えるから不思議です。こういう人の思いが詰まったファッションショーもいいものですね。

4年生のパイセンも応援。「警備役に駆り出されたんです~ぅ」と言いつつ、ずっとこんな様子でした。(怖いパイセンの存在そのものが結果的に警備になっている説?)

ファッションショーの第1部が終わったら、次は音楽イベントに移ります。
トップバッターは、香川大学のよさこい連「風華」さん。噂では聞いていましたが私もまともに演舞を見るのは初めてです。



元気で迫力のある演舞に、衣装もカッコいい!
またいつかじっくり取材させてください(笑)


続いて地元香川のご当地アイドル「涼井まどか」さん。年齢層の高いファンが多いそうで、これを機に同年代のみなさんと仲良くなりたいと、元気いっぱい歌ってくれました。


同年代のみなさんもノリにノッてます!



ステージの後は、同年代のみなさんと交流してました。

ありがとう♡ ダイスキ!!
って、チェキまで撮ったんかいっ!

代表、副代表の職権乱用ぶりを目ざとく見つけた怖いパイセンがしっかり証拠を押さえてました。さすが警備担当(笑)

さて、水面下でそんな青春のワンシーンが繰り広げられている中、ステージではご夫婦でアコースティックデュオをされている「台風」さんによる演奏が始まりました。


圧倒的な歌唱力で歌い上げる馴染みの曲の数々に、学生だけでなく、会場に詰め掛けたあらゆる世代の人たちがうっとりと耳を傾けました。

さて、音楽イベントが終わる頃には日も沈み、会場にも夜のとばりが下りてきました。
ここからはファッションショーの第2部、第1部とはまた違った雰囲気ではじまりました。


変な緊張感がなくなったからか、第2部は笑顔になったり手を振ったりと、モデルの学生さん達もさらに楽しんでいる様子。



モデルさん達の着こなしを見ていると、保護者や関係者、地域のシニアたちから集めた服とは思えないオシャレさ。流行は周期的に巡って来ると言うけれど、それでもディテールの部分ではその時代に合わせたものになるはず。古いもを現代の若い感覚で着こなし、新しいものへと昇華しているスタイルがとても新鮮に見えました。


そしてフィナーレに第1部、第2部でランウェイを飾ったモデルさんたち全員で歩くと、会場からは惜しみない拍手。今回初めてのファッションショーとのことだったのですが、文句なしに大成功じゃないですか?

最後に香川大学 Kitahama Lab 代表の田所さんにファッションショーを終えての感想をお聞きしました。
田所さん「実は今回のイベントの準備期間は8カ月と長く、ようやく当日を迎えたという感覚でした。初めての試みなので分からないことも多かったのですが、いろんな方々のお力を借りて無事ファッションショーを終えることができました。関係者の皆さまや北浜アリーの皆さまには本当に感謝いたします。ありがとうございました!」
今回大成功だったので、ぜひ2回、3回と続けていただきたいですね。
田所さん「ぜひ続けられるよう頑張ります!」
多分、学園祭などに行けばこういったノリだと思うのですが、大学の外で学生さん達がたくさん集まり、イベントで盛り上がるって事が香川ではほとんどないと思います。さらにファッションショーというオシャレなイベントという事もあって、私もほんと楽しく取材をさせていただきました。
街の活性化とは、早い話、彼らのような若い人たちがたくさん街を歩き、ただ集まって何かをやるだけで果たせるものだと思います。これはほんと、続けてほしいイベントだと思いました。Kitahama LabさんとKASANEOさん、ナイスです!
皆さんもお疲れさまでした!

おしまい。
