こんにちは。
実は漫画「BLUE GIANT」なしには生きていけないガーハラダです。
高校生の青年がジャズに目覚め、サックスと共に成長していくサクセスストーリーから目が離せないんですよね。主人公のダイに関わる大人たちがまたいい!
読者の皆さんの中にもハマりまくっている人も多いのではないでしょうか?
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そんな「BLUE GIANT」ですが、サクセスストーリーの場面設定になくてはならないのがジャズバー。
実は、僕も20歳ぐらいの頃に神戸のジャズバーに何度か通った経験がありますが、その後はまったく行っていません。
その当時は格好つけて「大人の世界を知っているオレかっこよくね?」という単なるイキガリだったので、本来のジャズの楽しさを知る事もなく、そのうち勝手に「タバコの臭いと加齢臭漂う場所」と思い込んでしまったのです。
そんな僕もいい歳になってきましたし、なんてったって「BLUE GIANT」にたびたび出て来るカッイイあのジャズバーに行きたい!
と、悶々と日々を送っていた時、タイミング良く地元で歌姫と呼ばれるジャズシンガー三木智子さんからライブのお誘いをいただきましたので、今日こうして二つ返事でやってきました。
高松市藤塚町のLe Cafe Anneさん。
それでは、さっそくジャズライブの模様をお伝えしますよ~!
Nabuko Kiryu From New York Live
※三木智子さん提供
今回のジャズライブのメインとなるのが、ニューヨークで活躍されている霧生ナブ子さん。
そして、Bs.河上修さん、Pf.栗田敬子さん、Vo.三木智子さんという強力メンバーが脇を固めます。
ちなみに今回は普段はカフェとして営業されているお店を貸し切ってのライブでしたので、お値段はワンドリンク付きで3,500円。
よくある一般的なジャズバーだと、出演者によって上下しますがテーブルチャージがおおよそ3,000円~4,000円、それにドリンクなどの飲食代となりますので、ちょっとお高めの居酒屋に行く感じの予算で行けます。
特にドレスコードなどもない事が多いので、案外思ったより敷居が低かったりするんですよね。
そうこうするうちに、河上さんと栗田さんの演奏からライブがスタートしました。
松山を拠点として活動されている栗田さんのリズミカルなピアノと、東京でブイブイ言わせている(笑)河上さんのコントラバス。
こちらのコントラバスは1700年代の代物らしく、素人が聴いても音の深みというか、お腹に響くというか、ひと言でいうとシブイ音です。
そして、今回ご招待いただいた三木智子さんのヴォーカル。
あいにく僕はジャズはさっぱりなので気の利いた感想は書けないのですが、張りのあるすごく聞きやすい歌声です。
僕も三木さんのヴォイストレーニングを受けたら、少しはマシな声になるのかな? 今度、そこいらもちゃんと取材したいと思いました。
で、トリはもちろんこの方、霧生ナブ子さん。
軽く歌っている感じなのに、迫力がすごい!
これはどう表現したらいいのでしょうか、ハスキーヴォイスとも違うし、ロックンロールな泥臭さとも違う、怒られるかもしれませんが、きっと美空ひばりさんがJAZZったらこんな感じになるのかな… という印象を受けました。(自分の文章表現力の無さに萎える…)
会場の雰囲気は、傾聴するというより音を味わっている感じかな。
これが、休憩を挟んだ二部となると、一部であたためた会場が急にノリの良い雰囲気となり、この盛り上がり!
最後は、かの名曲「インゲン豆ブルース(String Beans Blues)」でお客さんとかけ合い熱唱!
会場との一体感がめっちゃ心地よかったです。
寝床についても「インゲン豆~! インゲン豆インゲン豆 インゲン豆ブル~ス♪」のフレーズが頭の中をぐるぐる回っていました(笑)
いやぁ~ ジャズはいいなぁ~
ナブ子さんにお話を伺いました。
そうですね、日本って意外と普段からジャズが流れている環境なんですよね。私も帰国した時コンビニなんかでジャズが流れてたりするのを聴いて感心しています。皆さんほとんど耳に入ってないと思いますが、私なんてその場で立ち止まって聴き入ってみたり(笑)
ほんと、ぼくも久しぶりにジャズバーに通いたくなりました。本日はありがとうございました!
先にも書きましたように、僕自身は勝手な思い込みでジャズに対して自ら敷居を高くしてしまっていました。
でも、久しぶりにジャズライブに来てみて、会場との一体感と、気軽に参加できる雰囲気にとっても心地よさを感じました。
ただ、個人的には、どうもあのタバコを気安く吸う雰囲気だけは何とかならないものかな… とも思いましたが、まぁ、でもこれもジャズなんでしょうね。
マジで今度、帰省した時にでも神戸のジャズバーに行ってみよう(笑)
おしまい。
◆三木智子さんのライブ情報はこちらでご確認ください!
三木智子さんfacebook