2004年4月にオープンし、今年で20周年を迎える日本ドルフィンセンター。
景勝地として知られる津田の松原を望む穏やかな入り江に設置されたプールには、人々とのふれあいや障がい者などに対するセラピー、学術調査などを目的に数頭のイルカが飼育されています。

20年も経つと県民にとっては当たり前に存在する施設のように思われているかもしれませんが、こういったリアルな海でイルカとふれあえる施設は全国的にも珍しく、県外に住む友人などを連れて行くと皆一様に感動し、うらやましがられる施設なのです。

と言いつつ、僕も久しぶりに日本ドルフィンセンターへやってきました。

今回、取材に同行してくれたのは、ガーカガワではすっかりお馴染みになったサックス奏者の吉田春乃さん。3月に高知市と三木町で行われるデュオコンサートを控え、またイベントや演奏指導などで全国を飛び回る多忙なスケジュールの中参加してくれました。

多忙な人ほど時間を作って癒されてほしい。人懐っこいイルカとふれあえる体験型施設

スタッフの皆さんに挨拶を済ませ、さっそく沖合にあるイルカプールに向かうことにしましょう。
プールに向かう桟橋のような通路はすべてフロート状のものなので、一歩歩くごとに軽く揺れてちょっとしたスリル。ふと海面を眺めるとフグなどの小さな魚がちょこちょこと泳ぐ姿が見られます。

この魚たちに小さなお子さんはまず最初のトラップにかかります。
うちの娘も小さかった頃はこの場所から30分以上も離れなかったので、あまり時間のない人はなるべくお子さんには見せないようにしましょう（笑）

イルカプールに着くと、スタッフさんがイルカと遊んで…　いや、訓練していました。

スタッフさんの合図に合わせていろんな芸を見せてくれます。いきなりかわいい！

日本ドルフィンセンターでは、イルカとふれあえるさまざまな体験プログラムが用意されています。
実際に海に入ってイルカと一緒に泳げる一番人気のドルフィンスイムをはじめ、ハンドサインを覚え実際にイルカにサインを出すトレーナー体験、気軽にイルカとふれあえる餌やり体験など、小さなお子さんからお年寄りまで楽しくイルカと遊べることができます。

ウエットスーツを着用するため冬でもドルフィンスイムは体験可能とのことでしたが、ヘタレな僕は春乃さんにお願いする勇気がなくて今回は餌やり体験。それでもイルカたちに癒されまくりでした。

ご褒美に餌である魚をプレゼント。

イルカからお礼のキス！

というか、ほっぺに食い込んでないか？（笑）

トレーナーさんのサインで、なんとイルカが猫の鳴きまねを披露！ めっちゃそっくり…

そして、ご厚意でちょこっとだけトレーナー体験もさせていただきました。

すごい！ 迫力あるジャンプ！！

大きな水族館だと客席からプールが遠くてなかなかこの距離でイルカのジャンプを見ることができないのですが、間近で見るとイルカの運動能力の高さが本当によく分かりますよ。

カメラマンの皆さんならお気づきと思いますが、この迫力ある水しぶきを撮ろうとするとまぁまぁ濡れますが…（笑）

濡れそうな時はトレーナーさんがちゃんと案内してくれるのでご安心を！

その後もたっぷりイルカとふれあって、多忙な日々を送る吉田春乃さんもすっかりリフレッシュしたようです。忙しい人ほどぜひ時間を作って癒されてほしいですね。

20周年の記念というわけじゃないのですが、日本ドルフィンセンターさんではいろいろプチイベントを開催しています。主なものを書いておきますので、イベントに合わせて訪れてもいいかもしれませんね。

・ドルフィンスイムお得にキャンペーン～第三弾～
1月9日～3月15日はドルフィンスイムが通常料金の20%OFFで、さらにさぬき市の提携施設で使える金券付き。また、通常の内容よりグレードアップしているそうです。

・エサやり体験　キス付き
2月1日～29日には、エサやり体験参加の人にバレンタインのチョコ代わりにイルカのキスをプレゼントします！

・イルカと遊ぼぉ！＆万華鏡作り
イルカと遊んで海の環境についても学べる小学生向けイベント。海で拾ったプラスチックを使って万華鏡を作ります。
※開催日　2月4日、2月17日、3月9日

各イベントの詳細やその他のイベントについては公式webサイトをご覧ください。
⇒　日本ドルフィンセンター

冬は寒そうだしな…　なんて思われる人もいるかもしれませんが、意外とそうでもありませんでした。むしろ照り返しの強い夏場より過ごしやすいくらいです。
いろんなプチイベントもありますし、天気の良い休日にかわいいイルカたちに癒されてみてはいかがでしょうか？

優しくて楽しいスタッフの皆さんも待ってまーす！

みなさんで写真撮りましょう！ ってお誘いしたら、本当にみなさんになった（笑）

モデル = 吉田春乃 / Twitter @HarunoYoshida