この日は朝からある商材のプロモーション用撮影、午後からは直島へ取材というそこそこハードなスケジュール。丸一日付き合ってもらったモデルの愛さんと、同行したタレント事務所の社長さんとたまには打ち上げをしようという事になり、こちらのお店にお邪魔しました。
高松市八坂町にある「つばめ家」さん。前出の社長さんが贔屓にしているおすすめのお店です。
普段あまり飲み歩かないので居酒屋系には疎いんですよね。なので、人からおすすめのお店を教えてもらうのは本当に有難い。
てか、すでに体力使い果たした後なので無造作にシャッターを切って手振れがひどい… ちょっと写真はアレですが、残りの体力を振り絞ってお伝えしますので、ぜひご覧ください。
ハレではなく「ケ」の良さを感じるアットホームなお店
関西の人には馴染みのある「おばんざい」ですが、元々は京都の一般家庭で作られてきた家庭料理(惣菜)のこと。
いわゆるハレの日の料理ではなく日常的な「ケ」の料理だけにこれが案外難しい。いつも家庭で食べている料理には誰もが馴染みがあるので、知らず知らずのうちに舌が肥えているんですよね。以前、ある和食の料理人から聞いたのですが、コストも考えながら美味しい日常を提供するのは高級料理を作るより何倍も難しいのだそうです。
さて、うんちくを書くうち無駄にハードルを上げてしまいましたが、最初に出てきた突き出しをひと口食べたとたん、そのハードルを楽々と飛び越していただきました。いきなりめっちゃうまい!
シャキシャキな京菜(水菜)にちゅるっと喉に通るもずく、そしてこのエビの美味しいこと! エビだけでお酒が飲めるんじゃね?
同行した社長さんは「高松の居酒屋ではここが一番好きですね」というのも納得です。その社長さんいわく、つばめ家さんの好きなところは地元の食材をうまく使った温かみを感じる料理と、気持ちのいいスタッフさんがいることなんだそう。
確かに明るくて親しみの感じるスタッフさんに、これまた出てくる料理がみんな美味しい!
聞けば、ドレッシングや刺身醤油、ぽん酢などはすべて自家製なんだそう。京都の家庭料理は代々受け継がれた「うちの味」があると言いますが、つばめ家さんの「うちの味」も見事です。
今回は車なのでノンアルコールだったのですが、メニューを見ると地元香川をはじめ日本各地の地酒と、これまた豊富な焼酎やチューハイ、ハイボール、ビールなど、料理を引き立てるドリンク類もたっぷりラインナップ。
そう言っているそばからどんどん料理が運ばれてきます。どれもおすすめですよというので適当にオーダーしたのですが、確かにはずれがない。
無駄に主張しすぎないというか、全体的に優しい味なので自然と会話も弾みます。
モデルの愛さんも思わずスマホで撮影。もちろん、美味しいといちいち感動している様子でした。
こういう温かみのある「ケ」のお店ならまたぜひ立ち寄りたい! そうですね、今度は電車に乗って地酒も飲みたいな。
そう思わせる「おばんざい」のお店でした。
店名 | つばめ家 |
所在地 | 高松市八坂町2-7 宮路ビル1F |
電話番号 | 087-802-2483 |
営業時間 | 11:30~14:00 ※ランチ(火~金曜日) 17:30~23:00(L.O.22:30) |
休業日 | 日曜日 |
駐車場 | なし |