もう何年も前の事になるのですが、僕の友人A氏が幼稚園児の子供を連れて行ったら、あまりの恐怖でおしっこを漏らしてしまったという話があります。
それを聞いていつか行こう行こうと思いつつなかなか足が向かなかったのですが、このたび大坂なおみちゃんが全豪オープン優勝を飾ったタイミングで「そうだ、大坂峠いこう!」と意を決して向かう事にしました。(なんのこっちゃ!)
県境の展望台からは瀬戸内海の大パノラマが望める!
標高270mの大坂峠は、古くは源義経の軍団がこの地を超え屋島の合戦に向かったと言われ、海沿いの国道11号線が整備されるまでは、徳島へ続く難所とされていたそうです。
これまで何となく足が向かなかった理由もここにあって、大坂峠に至るルートを地図でたどると、いかにも狭そうな道がつづら折りに続いている有様に、ちょっと億劫に感じたところもありました。
実際に車を走らせてみて、確かに狭くて注意が必要な峠道ではあるけど、案外それほどでもなかったかな… というのが実感です。ただし、油断は禁物ですが。
そして、突き当りの広場に車を停めて展望台に向かいます。
思ったより整備されているという印象だったのですが、ここからはヘタに解説するより写真を見てもらった方がより伝わると思うので、いらん事は書かない事にします。
では、いいですか?
いかがでしょうか?
えっ? 確かに絶景だけど、スリルを味わうほどではない?
いやいや、実はこの鎖を張られたその先に秘密があるんです。
それでは、幼稚園児が恐怖のあまり失禁してしまったという眺めをご覧ください。
パラグライダーの滑走路です。これヤバイでしょう? 決して鎖より先には行かないように!
実はこれ、鎖の間からカメラを構えて撮影したのですが、失禁とまではいかなくても十分に足がすくみます。高所恐怖症の人はどうぞお気を付けくださいね。
安全な場所で眺めても十分良い景色ですよ。
天空の〇〇みたいなネーミングが出て来そうですね。
県境まで遠いと思うかもしれませんが、わざわざ行く価値はあると思いますよ。