近年、国内外のメディアがこぞって絶景スポットとして取り上げる紫雲出山。標高352mの山頂からは、息をのむほど美しい瀬戸内海の多島美を見る事ができます。
そんな絶景スポットである紫雲出山の紫陽花が今年も見ごろを迎えていますので、さっそく愛でにやってきました。
アジサイロードを中心に約2,000株の紫陽花が彩り豊かに色づく!
梅雨期の花と言えば、紫陽花ですよね。
そして、紫陽花と言えば三豊市にある紫雲出山(しうでやま)を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
ついでに言えば梅雨時なのに天気を気にせず予定が組める、編集者としてもとってもありがたい花でもあります。雨が似合う被写体なんてそうそうないですからね。
そんなわけで、むしろ小雨ぐらいなら大歓迎と思っていたのですが…
二週間前の天気予報では雨っぽかったのに、見事に晴れました。(さすが晴れの国・香川)
さすがの絶景! と普段なら大喜びなのですが、ぴっかーんな晴天に紫陽花というのはちょっとイメージじゃない。運が良いのか悪いのかよく分からないのですが、せっかく来たのだからお日様に照らされて輝く紫陽花を楽しむことにしましょう。
山頂駐車場から暑い! 眩しい! とゼエゼエ言いながら登って来ること10分、山頂園地に進む遊歩道を上っていくと、今年も安定の紫陽花風景が見られました。
遊歩道の両側がブルーに染まるアジサイロードは圧巻のひとこと!
平日にもかかわらず多くの人が訪れ、カメラ片手に記念写真を撮ったり、愛犬と散歩する姿が見られたり、思い思いに見ごろを迎えた紫陽花を楽しんでいました。
せっかくなので、我々も紫陽花ポートレート。
ちなみに多くの人が花と思い込んでいる「花びらのようなもの」は、実は装飾花と言ってガクが変化したものなんだそうです。周りに花びらのようなものが色づくガクアジサイという品種だと分かりやすいのですが、真ん中のぽちっとした小さな種みたいなものが紫陽花の花です。
大量の水分が必要な紫陽花は、強い日差しに照らされて少し元気がなさそうでしたが、それでも鮮やかなブルーが我々を和ませてくれました。
この後も少し散策しましたが、この暑さの中ではそろそろ体力も限界。天気がいいから景色も楽しめるだろうと、遺跡館の喫茶コーナーで休憩することにしました。
やっぱりこの場所は晴れた方がいいよね~。何度見ても飽きない瀬戸内海の多島美と空のブルーをしっかり堪能いたしました。
やっぱ夏はこのかわいいアイスでしょう(笑)
春の桜のシーズンは事前予約が必要な入山規制がありましたが、紫陽花のシーズンは通常通り自由に立ち入れます。見ごろを迎えた紫雲出山にちょこっと立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
紫陽花は7月初旬~中旬ごろまで見頃だそうですが、早めに行かれた方がいいかもしれません。
おしまい。
モデル = なな