久しぶりにオールドレンズを引っ張り出してきました。
「Super-Takmar 55mm F1.8」という50年以上も前のレンズですが、以前ヤフオクで2,000円ぐらいで落札したものです。
最近フィルムカメラが若い人たちの間で人気なんだそうですが、その流れなのか昭和の頃の古いレンズを最近のミラーレスカメラに装着してノスタルジックな写真を撮るのが流行っているそうです。
ということで、ちょうど小豆島で観光系の撮影が入ったので、今回は仕事用のカメラとは別にオールドレンズを装着したカメラもぶらさげてあちこち撮ってみました。
オールドレンズのレトロでシネマチックな画がおもしろい!
まずは池田港行きのフェリーでちょっと撮影。天気のいい昼間なのですが、逆光で撮るとフレアーぎみになってふわっとした写真になりました。全体的に彩度が低く、いつも使っているレンズとはまったく違った色になって楽しい。
なんとなくシネマチックな画に見えるのもいいですね。
ちなみに古いレンズなのでオートフォーカスは使えません。マニュアルでピントを合わせて撮るのですがファインダー越しだとなかなかこれが難しい… まぁ、多少ピンボケなのも味のうちとして割り切りましょう。
小豆島に到着して、昼食のあと絶景スポットである西之瀧龍水寺に立ち寄りました。
ほんと、ここからの眺めは浮世離れしている!
紅葉もとっても綺麗でした。
そして、道の駅小豆島オリーブ公園。やっぱりこの風車は外せませんよね。
ちなみにこの丸い輪のようなゴーストは、性能が良すぎて最近のレンズでは出てきません。こういう画が楽しめるのもオールドレンズの面白さです。
せっかくなのでオリーブ公園内を少し撮り歩きしてみましょう。
ここは本当にいろいろフォトジェニックな場所があるので、SNS映えを狙うなら外せないスポットです。緑の丸ポストや映画のロケセットを利用したショップなど、普通に撮っても映えます。
いい感じにたんほぽが密生していたので1枚。
全体的にふわっとした写真になるので、なるほど若い人たちの間で流行っているのもなんとなく分かるような気がします。
カメラに詳しくない人からはなんのこっちゃな記事になったかもしれませんが、こういう機材フェチ的なものもたまにはいいのではないでしょうか。
ミラーレスカメラをお持ちの人は、数千円からで買えるオールドレンズを試してみてはいかがでしょうか?
せっかくなので、またこそっとオールドレンズで撮影した記事も上げていきたいと思います。
おしまい。
モデル = 吉田春乃 / Twitter @HarunoYoshida