香川大学4年生のりかさん、ゆりかさんが行く北海道2泊3日の卒業旅行。いよいよ今回がラストの3日目です。
これまでテーマパークやフレグランス作り体験、美しい夜景に北海道のグルメも堪能しましたが、最終日にはどんな感動が待っているのでしょう?
実はまったくノーマークだったのですが、雪景色を撮影するならぜひ立ち寄っていただきたい穴場があったので、どうぞお楽しみに!
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※交通機関の時刻や各施設の価格等は取材時時点のものです。実際の旅行の際は最新の情報を公式webサイト等でご確認ください。
これだけで泊る価値あり!ホテルグレイスリー札幌の絶品朝食
みなさんおはようございます(小声で)。
実は撮影のために特別に営業時間前にお店に入れてくれるという有難いご配慮があったので、早起きして6:20にホテルグレイスリー札幌1階のカフェにやってまいりました。
2日続けて重い撮影機材を背負って若い2人のペースに付き合って、実のところ体の節々が地味に痛いのですが、それにもかかわらず早朝から頑張るのは、ぜひこちらの朝食を紹介したいという想いからです。
そんなわけで辺りはまだ真っ暗闇なのですが、間違いなく朝です。
平日でもインバウンド客などで宿泊者は多いのですが、これだけの席数があればそれほど混雑はしないでしょう。ちなみに、各客室のテレビモニターで朝食の混雑状況が分かるので、それを参考にしてもいいですね。
朝食はブッフェ方式。シティーホテルなどによくある定番のメニューはこちらでもひととおり揃っています。
パンもとっても美味しそう!
北海道らしいメニューも揃っていて、朝から札幌味噌ラーメン!(香川のホテルも朝からうどんがあるので人のこと言えない笑)
そしてテテドモアンヌという、めっちゃ美味しそうなチーズもあります。あっ、もしかしてスイスのチーズでしたっけ…
そして、こちらの目玉と言っていいのがこちらの海鮮丼が作れるコーナー!
このイクラの破壊力!
海鮮丼って外で食べたら結構な値段がするので、朝食で食べられるのは本当に有難いですよね!
という事でいったん部屋に戻って、お嬢様方と8:00にあらためて朝食をいただきにやってまいりました。
海鮮丼がほんと最高! 2日目の記事に朝食を食べ過ぎたというくだりがありましたが、これだけゴージャスな朝食ですから、その理由が分かっていただけたと思います。
札幌駅の真ん前にある立地と、この朝食だけでホテルグレイスリー札幌に泊まる価値がありますよ。
ホテルグレイスリー札幌
札幌市中央区北四条西4-1
美瑛や富良野に行かなくても十分!札幌市内にある白樺林の美しい公園
ゆっくり朝食を終えてホテルをチェックアウト。大きな荷物はまた預かってもらい今回最後の目的地である「モエレ沼公園」に向かいます。まずはホテル近くの地下鉄東豊線さっぽろ駅から乗り環状通東駅で下車、隣接するバスセンターから東69または東79系統の路線バスに乗って「モエレ沼公園東口」で降ります。バスは30分に1本ぐらいなので帰りの時間をチェックしておきましょう。
バス停のすぐ近くにモエレ沼公園入口を示す案内板がありますが、そこからがわりと遠い。それでも10分ほど歩くと突然こんな大パノラマが眼前に現れます。やばっ!
まさに絵にかいたような北海道の大雪原! ここだけ見るなら人気の美瑛や富良野に匹敵する景観ではないでしょうか?(知らんけど)
さらに近付くとこれが四国ではほとんど見ることができない白樺林であることに気付きます。北国に来た感じがするわ~!
学生の2人もこれにはテンション上がりまくり。何気にマイブーム化している雪浴びがまた始まりました(笑)
せっかくなので記念にポートレートっぽく撮ってみよう。
もう何もしなくても盛れる(笑) もうこの白樺林だけでここに来るだけの価値があると思いました。
せっかくなのでモエレ沼公園のシンボル的な建物「ガラスのピラミッド」にも立ち寄ってみました。
モエレ沼公園は香川とも縁のあるイサム・ノグチがデザインした公園で、このガラスのピラミッドにも同氏の所蔵品展が開催されていました。
館内にはレストランやギャラリー、ショップ、公園管理事務所が入っており、イベントなども定期的に開催されているそうです。
四角錐のピラミッドではなく複雑な形状をした、建物そのものがアートのようで、ガラス越しに見える雪景色と相まって非日常感がハンパないです。
本当はじっくり見てみたかったのですが、帰りのバスの時間もあってあまりゆっくりできなかったのが残念。スタッフの方にはとっても親切にご対応いただいたのですが、慌ただしくなってしまって本当にすみません…
敷地内にあるモエレ山では雪遊びもできるそうで、歩くスキーやソリなどのレンタルもできます。時間のある人はチャレンジしても楽しいかも。
マジでバスに乗り遅れそうなので、ちょっと急いで帰ろう…
なんとか間に合った(笑)
モエレ沼公園
札幌市東区モエレ沼公園1-1
7:00~22:00(入場ゲートは21時まで)
※11月21日~4月15日までの冬季は東口ゲートのみ開放
北海道2泊3日最後の食事はとっておきのお店で。時計台近くにある「Sapporo Ramen HACHI」にお邪魔しました。
札幌に来たからには本場の味噌ラーメンはぜひ食べておきたい。でも、最後の最後でハズレは引きたくないので、いろいろネットのクチコミなどをリサーチして評判の良かったこちらのお店に決めました。時計台のすぐ隣りという立地もいいですしね。
先に食券を券売機で買うのですが、3人とも即答で味噌ラーメンで笑った。
店内に入ると場所柄なのか旅行者、しかも外国人のお客さんが多い印象で、海外にもクチコミが広がっているのかもしれません。
忙しそうだったのですが、それほど待たされることなくラーメンが運ばれてきました。「札幌味噌 味玉(1,060円・税込)」。
黄色い丼ぶりが可愛い。あっさりしてそうなチャーシューにメンマ、これは挽き肉かな? それぞれの配置も良くて、見るからに美味しそうです。
まずはひと口スープをすすってみたのですが、なにこのコクのある味噌! たまらん!
続いて麺もいただきましたが、感想を言う間もなく次々とすすってしまう! そして、何気に良いアクセントになっているのが赤タマネギの粗みじん。ラーメンを食べていると、時々シャキシャキ感があってこれは本当に美味しかったです。
セルフサービスで提供される青汁+抹茶もすっきり美味しかった!
後日、高松空港のスタッフさんと別件でお会いした時「札幌のラーメンが美味しかったみたいですね!」と言ってたので、おそらく彼女たちが感想を聞かれて開口一番にこちらのラーメンのことを話したのでしょう。
確かに人に話したくなるほど美味しい味噌ラーメンでした。
Sapporo Ramen HACHI 時計台本店
札幌市中央区北1条西2丁目 札幌時計台ビル B1F
月~金曜日 11:00~15:00、17:00~21:00(L.O.20:30)
土日祝日 11:00~20:00(L.O.19:30)
不定休
卒業旅行の締めくくりは新千歳空港で最後まで遊びつくそう!
至福の札幌味噌ラーメンを堪能した後、ホテルに立ち寄って手荷物を受け取り、そのまま札幌駅から快速エアポートに乗って新千歳空港まで戻ってきました。いよいよ北海道卒業旅行も終わりだと思うと名残惜しいですね。
帰りの飛行機が17:55発なのに15:00頃に到着してしまうというスケジュールを学生たちが組んだ理由は分かりませんが、これだけ大きな空港ですからいろんな楽しみ方があるのでしょう。
と、ここでちょっとしたハプニング。行きと同様、帰りも羽田の乗り継ぎ時間を30分に設定していたのですが、手荷物を預ける時に、今日は飛行機の遅延が発生するかもしれないので、新千歳発を1本早い便に変更してはどうかとJALさんから提案されました。冬の北海道はこういう事があるんですよね。早めに空港に到着していてよかった。
という事で予定より1本早い便に変更したため約30分滞在時間が短くなりましたが、まずは忘れないうちにお土産を買っておきましょう。
国内線ターミナル2階にある「北海道物産」。店名のとおり北海道のあらゆる銘菓、名品が販売されています。私も撮影後に戻ってきて白い恋人やROYCEのチョコレートなどなど買いました。
続いては3階にあるフードコート。ここからは国内線の飛行機を眺めることができます。
お店も結構あって、この旅行でお世話になった松尾ジンギスカンは各種ジンギスカン丼を、なぜか懐かしく感じるはなまるうどんもありました。
空港内にはフォトスポットもあって、この「HOKKIDO LOVE!」はもはや定番。
花でできた飛行機も綺麗でした!
という事で書くことが多すぎて3記事に分けてお届けした、高松発北海道2泊3日の卒業旅行企画はいかがだったでしょうか?
2泊3日だと短いような気もしましたが、高松空港から始発便と最終便を使えばフルに遊べて、意外にもいろいろ回れることが分かりました。
1日目の記事の冒頭にも書きましたが、社会人になればなかなか平日にまとまった休みを取るのが難しくなってくるので、安く北海道に行けるのは学生のうちだけかもしれません。
せっかくなので、どっさり雪の降る冬の北海道をぜひ満喫してみてはいかがでしょうか?
みなさんも良い旅を!
おしまい。
モデル = りか、ゆりか(ともに香川大学4年生)
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※本記事制作にあたっては、高松空港と香川大学経済学部 古川研究室のご協力のもと、本誌ガイドラインに基づき公平中立に制作しています。