下灘駅からの帰り道に「これぞ瀬戸内」と呼びたくなる美しい神社をみつけたので軽く紹介します。
これだから四国はおもしろい。
そこいらの県道なんかを適当に車を走らせていると、もし関東や関西にこの景観があったらたちまち人気スポットになるだろうな… と思うような場所が、ひっそりと佇んでいたりします。
今回もそんな、たまたまみつけた神社です。
前出の記事で紹介した下灘駅へ行った帰り道、せっかくなので海沿いを進んで帰ろうということになり松山市へ。おじさん世代には懐かしい90年代のトレンディドラマの聖地である伊予鉄梅津寺駅に立ち寄ってから松山観光港を経て、白石ノ鼻と呼ばれる岬の突端へ差し掛かった時、ふと海沿いに現れたのがこちらの鳥居。
白石龍神社と呼ばれるお社なんだそうです。
もうこの一枚だけでSNS映えしそうな景観です。
鳥居のすぐそばには穏やかな海が広がり、その先には興居島(ごごしま)が見渡せる瀬戸内特有の美しい景色。浦島伝説を思わせる小さな社殿と、鳥居とをつなぐ東屋のような建物が景観に見事に溶け込んでいます。
近くにあった案内板によると地元では「りゅうぐんさん(龍宮の転訛か?)」と呼ばれ親しまれているそうで、その由来は不明としつつも、やはり浦島伝説にまつわるものなのかもしれません。
付近には地元で「三ツ岩」と呼ばれている巨石群があり、パワースポットとしても知られているそうです。
本当に海がすぐそばにあるので波の高い日はかなりスリリングになりそう。お天気で波の穏やかな日に参拝かたがた立ち寄ってみましょう。
おしまい。
モデル = 悠衣(ゆい)/ Instagram @yuriyuri_7pht