ガーカガワ

【高松発旅行】地元モデルと「長崎さるく」ってみた。

長崎 観光

高松から新幹線と特急で片道約5時間。ちょっと遠いけどわざわざ行ってみたい長崎市内を、地元のモデルさんと観光してきました。

 

春の旅行先はどこにしよう…
旅好きの読者さんの中には、そろそろムズムズしている人も多いのではないでしょうか?

そんなアクティブな皆さんのために、今回は歴史とエキゾチック感満載な観光地としてキュンとしてしまいそうな長崎をたっぷりご紹介します。「長崎、ノーマークだったわ」と思わずつぶやいてしまったあなた! 必見ですよ~!

 

高松から片道5時間、1泊2日で存分に楽しむ!

旅行は車と決めている人もいると思いますが、試しに調べてみると高松から長崎まで高速道路ノンストップで約7時間。さすがに相当な猛者以外は死んでしまう距離なので、今回はJRを使って長崎まで行ってきました。

高松からマリンライナーで岡山乗り換え、新幹線で九州の新鳥栖、そして特急で長崎まで向かう約5時間の旅程です。のぞみ利用だと博多で特急かもめに乗り換えてもいいですね。
ちなみに、新幹線はさくらの方がシートはゆったりできるのでおすすめ! 特急かもめもオシャレで乗り心地も良かったです。おかげで5時間の長旅もそれほど苦にならない、むしろ楽しみながら移動できました。

そして、長崎に到着。
九州に行った人ならたいてい驚くと思いますが、JRの主要駅はとにかくでかい! 普段見慣れている高松駅がとたんに色あせてしまう瞬間です。

ちなみに、高松市と長崎市は人口がほぼ同じなんですよね。都市としての性格の違いはありますが、いろいろ比較しながら歩いてみるのも楽しいかもしれませんね。

 

さっそく長崎駅周辺を「さるく」ってみた。

では、さっそく「長崎さるく」を始めようと思います。
ちなみに「さるく」とは、街をぶらぶら歩くという意味の長崎弁なんだそうです。なんか語感がかわいいので、最近覚えた「エモい」とともに使ってみようと思います(笑)

僕が長崎に来たのは小学生の頃以来。ほぼその時の記憶がないので、人生初長崎と言ってもいいと思います。
初めて行く土地ではざっくり観光地などの情報は得ますが、細かいところは行き当たりばったりが案外楽しい。適当に街をさるくと、それなりに洗練された都市である様子が伺えます。

坂がある街ってなんかいいよね。

ビルが立ち並ぶ路地を歩くと、いきなり教会があるあたりは長崎らしい。

そうかと思えば、歴史の有りそうなお寺があったりで、これがなかなか楽しい。

長崎の街を歩いていると、やたらと猫に遭遇します。「エサを与えないで!」という貼り紙も目にしたので、結構な数の猫たちが住んでいるのでしょう。

お寺の境内に入ると、えらい長そうな階段を見つけたので上ってみると…

めっちゃ墓地が広がっていました。そして、墓地の中を歩き続けると、これは絶景やん!

歩き始めた時は寒さに震えていたのですが、この時点で実は汗だく…
少し休憩しないと、いきなり体力消耗とか笑い話にもならない。そんなわけで、一旦長崎駅に戻る事にしました。

長崎まで来てスタバやタリーズでもないかな… と長崎駅に隣接するアミュプラザに入ると「長崎名物『食べるミルクセーキ』」という文字が! これは試さないわけにいかない。

※食べるミルクセーキ(720円)

上にのっかっているアイスだけかなと思っていると、これ液体じゃない!(笑)
つまり、グラスに入っているミルクセーキそのもの全部がシャーベット状になっているという強者でした。ストローが付いていないミルクセーキとか新鮮!
それでいて、しっかりミルクセーキの味は保っているんですから感心しました。これ、絶対飲んで(食べて?)みて!

店名Cafe&Bar ウミノ
所在地長崎市尾上町1-1 アミュプラザ長崎5F
電話番号095-829-4607
営業時間11:00~23:00(L.O.22:30)
定休日無休
駐車場あり

 

地元モデルさんとグラバー園をさるく

長崎市内の主な観光地には市内を走る路面電車が便利。
長崎駅前にも路面電車の駅があり、グラバー園に近い石橋駅まで向かう事にしました。尚、路面電車の料金はどこまで乗っても一律で130円。ほか、1日乗車券(500円)や24時間乗車券(600円)もあります。
今回は、webで購入できる24時間乗車券を購入しました。

そして、ただおっさんが長崎を巡るのもエモくないので、今回はTwitterで募集したら手を挙げてくれた地元のモデルさんとグラバー園をさるくってみようと思います。

長崎在住のモデル、沙愛彩(さあや)さん。

本来は別の場所にグラバー園の正面入り口があるのですが、ヘタレな僕は坂を上がりながら見て回る通常コースではなく、斜面を上るエレベーター「グラバースカイロード」(無料)に乗って、一番上のゲートから入ろうと思っています。

グラバースカイロードを降りると長崎市内を一望する絶景!

そして、グラバー園第二ゲートはすぐそこです。

安政の長崎開港とともに来日した貿易商トーマス・ブレーク・グラバー。
この地でグラバー商会を設立し、貿易業の傍ら、明治維新を経て近代化に向かう日本に様々な面で尽力しました。かの坂本龍馬とも親交があった事は有名な話ですよね。

そんなグラバーが住んでいたとされる「旧グラバー住宅」のほか、当時長崎で活躍した異人リンガーやウォーカー、オルトなどの住宅群が並ぶ公園がグラバー園です。

という事で、ここは地元ガールである沙愛彩さんに案内してもらいましょう。
まずは「旧三菱第2ドッグハウス」。

ドッグハウスとは、船を修理している間、乗組員たちが宿泊した施設のことなんだそう。この建物は明治29年に建築、典型的な西洋風建築がエモい!

そして、どことなくエキゾチックなスロープを降りていくと…

「旧ウォーカー住宅」。

中には当時の家具などが展示されていました。

こういうテラスは異人館っぽいですね~。

お向かいの「旧長崎地方裁判所長官舎」では、レトロな衣装を着て写真が撮れるんだそうです。

「旧リンガー住宅」。

「これ絶対リンガーハットのリンガーでしょう?」とか、不確かな情報を適当に言いながらさるくってましたが、時々出て来る地元ガールの長崎弁が妙にかわいらしい。
花の写真を撮って「これエモい?」と聞いたら返事に困ってました(笑)

「旧オルト住宅」。

長崎を舞台とした有名なオペラ「マダムバタフライ」のプリマドンナである三浦環の石像。

何だったか思い出せないレストハウスなど、

いろいろ適当に見て回るうち、またまた絶景な展望台に着きました。

やっぱ望遠鏡があったらとりあえずのぞくよね(笑)

ちなみに、グラバー園の象徴であり、世界遺産でもある「旧グラバー住宅」ですが・・・

保存修理工事中でした・・・

残念!

グラバー園内にある、日本で初めての西洋料理レストラン「旧自由亭」で往時の雰囲気を楽しみながらゆったり過ごせるカフェ、自由亭喫茶に立ち寄りました。

窓からの見晴らしもエモいです。

オランダ人が考案したダッチコーヒーのほか、簡単な食事やスイーツが楽しめます。
沙愛彩さんは、ガトーショコラ。

※濃厚ガトーショコラ(単品500円・ケーキセット920円/税別)

濃厚なんだけど、それほど甘くなく大人の味。

僕はせっかく長崎まで来たのでとカステラをオーダー。

※長崎カステラ(単品500円・ケーキセット920円/税別)

甘くてしっとり。お馴染み長崎カステラの味ですが、こういうところで食べると美味しさが倍増しになるから不思議です。
グラバー園に行ったついでに立ち寄られてはいかがでしょうか?

店名自由亭喫茶室
所在地長崎市南山手町8-1 グラバー園内
電話番号095-823-8770
営業時間9:00~17:30(L.O.17:00)
※グラバー園夜間開園時は延長営業あり
※グラバー園入場料(大人620円)別途要
定休日無休
駐車場なし

 

大浦天主堂から出島をさるく

グラバー園を後にし、すぐ隣にある大浦天主堂へ。

写真には撮りませんでしたが、ちょうど結婚式の最中でした。教会の中のステンドグラスなんかもじっくり見たかったのですが、次回のお楽しみにしておきます。

この界隈は細い路地のような坂道があちこちに走り、長崎ならではの景観が楽しめます。
ふと見ると、またまた猫にゃんと遭遇。

坂の街に猫って、これだけで絶好の写真映えですよね。ただ、結構警戒心が強い子が多いのでカメラを構えるとサッと逃げてしまいます。他にも何枚か猫にゃんを撮りましたが、慌ててシャッターを切ったのでブレブレでした・・・

沙愛彩さんとは2時間の約束でしたので、ここでお別れ。


一旦駅で見送った後、少しぶらついてから僕も次の場所へ移動しました。

新地中華街駅で下車。乗り換えが面倒なので、ここから徒歩で出島まで向かう事にしました。

長崎の中華街も興味をそそりましたが、元兵庫県民の僕は神戸の南京町で中華街は見慣れているので、徒歩数分にある出島へ。

昔教科書で見た出島は、それこそ海に浮かぶ扇形の島だった記憶がありますが、現在は内陸になっています。
幕末まで続く鎖国下にあって、唯一ヨーロッパとの貿易が行われた場所ですが、1859年に日米修好通商条約が交わされ横浜や函館、神戸などが開港。長崎も現在のグラバー園周辺にあった外国人居留地が貿易の中心となり、出島の役割も終える時が来ました。

戦後になって出島の復元計画が動き出しましたが、周囲を埋め立てられ、陸続きになった出島の範囲をあきらかにする調査から着手しないといけない状況だったそう。そして、2000年以降になり、ようやく当時の街並みが次々と復元されて今に至るとの事。

復元された街並みはもちろんレプリカですが、これはこれで見ごたえのある場所です。

実はこの夜、路面電車で居合わせた酔っ払いのサラリーマン達が偉そうに「出島は張りぼてだ」とか「路面電車賃ぐらい経費にしろ」とかやかましかったのですが、じっくり見た事があるのかと言ってやりたくなりました。仕事のウサを酒で晴らすんじゃねぇ!

そして、広い道路を渡って海沿いにある長崎出島ワーフに出ました。
坂のある港町ってほんとにいいですね!

サンポート高松をもっと賑やかに、もっと広い範囲で整備したイメージなのが長崎のウォーターフロント。
その一角にある長崎出島ワーフは、平日の昼間にもかかわらず多くの人たちが行き来していました。

お散歩途中のトイプーちゃん。

ヨットが係留されていたり、

美術館やおしゃれなカフェ、中華料理店、海鮮料理店などのグルメも揃っています。

海沿いをただ散歩するだけでも気持ちいいですよ~!

長崎出島ワーフ1階の角にあるAtticさんに立ち寄りました。
ピザやパスタなどもありましたが、長崎のB級グルメと耳にしたトルコライスをオーダーしてみました。

※デリシャストルコライス(880円)

ピラフ、トンカツ、エビフライ、スパゲティなどが一皿に盛られた賑やかなランチ。なぜトルコなのか意味不明ですが、いろんな国の料理がてんこ盛りなので、洋の東西が交わるトルコっぽいといえばそのような気もしてきました。

良い感じに気温も上がってきたので、オープンテラスでいただくランチはまた格別でした。

店名Delicious Restaurant Attic(アティック)
所在地長崎市出島町1-1 長崎出島ワーフ1F
電話番号095-820-2366
営業時間11:00~23:00(金・土23:30)
※ランチタイム 11:00~17:00
定休日無休(年末年始のぞく)
駐車場なし

 

そして、長崎の夜は100万ドルの夜景!

そして、なんやかんやで日も沈み、普通なら宿でゆっくりするところですが、長崎にはもうひとつの楽しみがあるのです。

そう、香港、モナコと並んで世界新三大夜景に認定された長崎の100万ドルの夜景!
何か所か夜景スポットがあるらしいのですが、交通の便が悪かったり、めんどくさかったりで、結局グラバー園付近に舞い戻り夜景を見る事にしました。

昼間の景色を見ているだけに、その比較がよく分かって、我ながらなかなか良いチョイスだと満足。

大浦天主堂横の祈念坂も、この寂寥感がいいね~!

ちなみに昼間はこんな感じ。この場所、結構好きかも。

そしてライトアップされた大浦天主堂。

やばい、幻想的すぎる!

長崎の夜景は稲佐山が有名らしいですが、夜景も楽しめ、ライトアップも楽しめるグラバー園周辺は手軽に行けるし当たりだと思います。

※特製ちゃんぽん(1,150円/税別)

夜景を堪能して長崎駅に戻ったところで昼間チェックしていた皇上皇さんに立ち寄りました。
やっぱりね、長崎に来たからにはリンガーハットじゃない長崎ちゃんぽんが食べたいじゃないですか!

特製だけに野菜や魚介類などがたっぷり入ってて、それぞれから良い出汁がでていました。これは本場じゃないと食べられない味ですね。ごちそうさまでした。

店名皇上皇(こうじょうこう)
所在地長崎市尾上町1-1 アミュプラザ長崎5F
電話番号095-808-1502
営業時間11:00~15:00
16:00~23:00(L.O.22:15)
定休日無休
駐車場あり

 

と、通常なら何回かに分けても良い分量なのですが、そんなPV稼ぎのセコい事せずに一気に長崎観光編をお届けしました。
今回は時間の関係で立ち寄れなかったのですが、他にも平和記念公園や軍艦島クルーズなんかも行ってみたい、何なら今回行ったところもまた季節を変えて立ち寄ってみたい… そんな後ろ髪を引かれるほど長崎は魅力的な街でした。

香川からは思い切りが必要な距離ですが、わざわざ行くだけの価値はあると思います。個人旅行のほか、よくチラシに入っているバスツアーなんかだと割安で行けたりするかもしれません。

長崎、エモいよ~!

 

おしまい。

 

モデル=沙愛彩(さあや)
撮影・編集=ガーハラダ