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しまフォト#12「塩飽本島で潮風感じるお手軽サイクリング」

香川県内のフォトジェニックを求めてぶらつく「しまフォト」。今回は、瀬戸内海丸亀沖の本島でレンタサイクルを借りて、潮風サイクリングを楽しみながら古い町並みが残る笠島地区に行ってきました。

 

塩飽水軍で知られる本島。
歴史ある町並みや瀬戸大橋を真横から眺める瀬戸内海の絶景など、見どころたっぷりな本島を、モデルの悠衣ちゃん&莉夢ちゃんと一緒にレンタサイクルでめぐってみました。

 

丸亀港から35分の船旅。本島でお手軽にサイクリングを楽しもう!

丸亀港から本島へは、毎日フェリー4往復、客船4往復の計8往復で結ばれています。
料金はフェリー客船ともに片道大人560円、往復大人1,070円(子供片道280円、往復540円)、フェリー利用の場合でもわずか35分の船旅です。

本島は瀬戸大橋のすぐ隣にある関係で、フェリーは瀬戸大橋に並行して進んでいきます。
丸亀港を出港して間もなくすると右手に瀬戸大橋の絶景が見えるという、かなりレアな航路でもあるのです。

そうこうするうちに本島へ到着しました。
本島島内にはコミュニティーバスが島を一周するルートで走っていますが、何せ本数が少ないので、ここは迷わずレンタサイクルを借りましょう。
レンタサイクルはフェリーを下りてすぐの待合所で借りる事ができます。普通の自転車は1回500円、電動自転車は1回1,500円です。

それではさっそく出発!

ちなみに、塩飽勤番所や笠島の町並みあたりまでなら、若干坂道はあるものの普通の自転車で大丈夫でしょう。
島を一周するとか、西側の海岸線を走るなら悪い事は言いません、電動自転車にしておかないと死にます(笑)

笠島の町並みに向かう途中、瀬戸大橋を真横から眺める海岸があったのでちょっと寄り道。この場所は何かの映画かドラマのロケ地にもなっていたはずです。

せっかくなので海の近くまで行ってみましょう。

何を話しているのか、今日会ったばかりなのに2人とも楽しそうに話しています。
海沿いの爽やかな風があるとはいえ真夏のこの時期、じわじわと汗も滲んできたのでそろそろ目的地に向かいましょうか…

港から笠島の町並み保存地区まで自転車で10~15分ほど。笠島地区の手前にあるベルのオブジェにも立ち寄りましたが、う~ん… 曇り空が残念… 晴れた日だともっとフォトジェニックだと思います。

そして、今回の目的地である笠島の町並み保存地区に到着しました。

国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けている笠島の集落は、またの名を城根と呼ばれるとおり、塩飽水軍の根拠地でもあります。集落内を通る小路沿いには、本瓦葺きで土壁を厚く塗った町家がひしめき、往時を偲ばせる見事な町並みを形成しています。

この日は夕方4時すぎに訪れたからか観光客も皆無。ひっそりとした町並みをお騒がせするのも気が引けるのですが、他の人が写り込まない貴重な状況でもありますのであちこち撮影しながら回ってみました。

ひとりずつ撮影すると、それぞれの個性が出て楽しいですね。悠衣ちゃんはキレイ目なポーズが映えるので町並みに合わせてポートレート。

そこへ「かわいい~っ! 私も撮りたい!!」と莉夢ちゃん。

キレイ目なポーズを真似してみたけど…

いや… まぁ… それぞれ良いところがあるので… (笑)

そうそう、キミはその100%笑顔がいいんです。

と言いつつ、悠衣ちゃんの油断した時の笑顔もいい!

莉夢ちゃんも…

マッチョ通り! って、もうええから(笑)

と、誰も人がいないことをいいことに、人目を気にせずいろんなポーズで撮影できました。
本島へは何回か取材等でお邪魔していますが、土日でもそれほど観光客がいないので、わりとちゃんと写真が撮れたりします。カメラ片手に自転車に乗って瀬戸内海の風景や古い町並みを背景にポートレートなどいかがでしょうか?

おしまい。

 

モデル=莉夢(りゆ)、悠衣(ゆい)/ Instagram @yuriyuri_7pht
撮影=原田伸一(ガーハラダ)