讃岐百景のひとつ、三木町の山大寺池のほとりにある「太古の森」。
ティラノサウルスやトリケラトプスの遊具などが設置され、子どもたちの良い遊び場になっていますが、この時期は三木町のシンボルである約2,700本のメタセコイアが紅や黄色に美しく色づきます。
そろそろ見ごろかなと思い立ち寄ってみるとベストなタイミングだったので、今現在(11月19日)の様子をお伝えします。
メタセコイアはヒノキ科の落葉樹で、イチョウとともに化石植物といわれています。これまで北半球で化石としてのみ発見されていたので絶滅したものと考えられていましたが、1946年に中国南西部で自生していることが確認されました。
その後、1949年に日本政府と皇室にメタセコイアの挿し木と種子が送られ、全国に広まったそうです。
太古の森へ続くスリリングな浮橋「水上アベニュー」を渡って階段を上っていくと、眼前に美しく色づいたメタセコイアの木立が見えてきました。
せっかくなので恐竜さんとまずは1枚。
朝9時すぎに立ち寄ったのですが、すでに数名の人が本格的なカメラを構えていました。フォトスポットとしても人気のようですね。
僕も負けじとあちこち撮影してみました。
メタセコイアに関しては詳しくないのでいつまで見頃が続くのか見当がつかないのですが、去年は12月になって立ち寄ったらすでにほとんど葉が落ちていて悔しい思いをしたので、早めに見に行かれることをおすすめします。
もみじや楓の紅葉も綺麗ですが、なかなか他では見ることができないメタセコイアの紅葉もとっても美しいですよ!
※太古の森自体は年中無休ですが、隣接する三木町総合運動公園が月曜日休業なので駐車場には入れません。ご注意ください。