ガーカガワ

【裏ワザ】高松から東京へ最速3時間で荷物を届ける方法

 

忘れ物や急用などで、当日中に東京ほか全国各地まで荷物を届けないといけない場面があるかもしれません。
滅多にないとは思いますが、そんな時に慌てないよう裏ワザをご紹介します。

 

こんにちは。
昔、占い師に前世は飛脚だったと言われた事のあるガーハラダです。
これを聞き出すのに1,000円取られて、我ながら何やってんだよと思いました。

 

さて、先日マリリンと電話でこんな会話がありました。

 

マリリン
この前さー
東京に出張中のダンナから「商品サンプル忘れた!どうしよう・・・」って泣きの電話があったの。
ガーハラダ
わっ、商談するのに商品サンプル無かったらヤバいじゃないですか?
マリリン
ヤバいってもんじゃないわよ!
もう、テンパったね。

 

※これはマリリンではありません。イメージ画像です。

 

ガーハラダ
で、結局どうしたんですか?
マリリン
今日中にいるって言うしさー
すぐ新幹線に乗って東京まで届けたわよ。往復35,000円とか、ないわー!

 

意外とありがちですよね。
マリリンって誰やねん! というツッコミはさておき、高松から東京まで宅急便を使っても翌日、最近は宅配業者も人手が足りてないようなので翌々日到着なんて事もあります。

今回は忘れ物を届けたというイレギュラーな事例ですが、当日に荷物を届ける事が出来れば新たなビジネスチャンスもあるかもしれませんしね。

 

ガーハラダ
大変でしたね。
でも、わざわざ新幹線で届けなくても、荷物だけ飛行機で送れば最速3時間で届きますよ。
マリリン
うそ!
それ、早く言ってよ!
ガーハラダ
いやいや、そんな事があったなんて聞いてねーし!

 

そう、実は一般の人でも割と安く航空貨物を利用する事ができるのです。
どうしても今日中に荷物を届けたい人は、ぜひ今回の記事をご参考にされてくださいね!

 

高松空港からの航空貨物利用法

高松空港

 

高松空港から荷物を送る場合、まずは以下のポイントを押さえて下さい。

 

ポイント
  • 航空貨物は通常の旅客機に一緒に積まれます。
  • 手続きは旅客ターミナルではなく、別の場所にある貨物ターミナルとなります。
  • 空港留めとなりますので、受取人は到着空港まで行く必要がある。

 

では、順を追って説明しますね。

 

空港貨物は通常の旅客機に一緒に積まれます。

 

よく誤解されるのですが、荷物は貨物専用の飛行機ではなく、普通の我々が乗っている旅客機で運ばれます。
ですので、普通に旅客機の時刻表を見て、それに合わせて対応すれば良いと思います。

航空貨物を受け入れてくれるのは、JALとANA。
高松空港からだと東京(羽田)と沖縄(那覇)に直行便がありますが、それ以外の空港へは羽田経由にて対応できます。

 

【羽田まで発送する場合】
飛行機出発時間の1時間半までに貨物ターミナルで手続きを行います。羽田での荷物の受取りは、飛行機到着後30分~(混雑状況により変動)待たされます。

例)
高松空港持ち込み8:15 ⇒ 高松発(JAL476)9:45 ⇒ 羽田着11:00 ⇒ 受取り11:30頃

【全国各地に発送する場合】
出発時間の1時間半までの手続きは共通、各空港での受取りは空港の規模により5分~30分程度です。
また、羽田空港で最低1時間半留め置かれますので、経由便の時間は余裕を持って見積もってください。

例・札幌)
高松空港持ち込み8:15 ⇒ 高松発(JAL476)9:45 ⇒ 羽田着11:00
羽田発(JAL515)12:30発 ⇒ 千歳着14:00 ⇒ 受取り14:30頃

 

手続きは貨物ターミナルで。

 

高松空港の貨物ターミナルビルは旅客ターミナルビルの東側にあります。
車で空港の周回道路に入ると「貨物」と表示された案内標識があります。

 

 

貨物ターミナル入口は守衛さんが居て、ゲートの前での受付が必要です。
名前、住所、電話番号、用向き先、目的を記入すれば、通行証が発行されます。

敷地内に入れば、ANAとJALの表示がされていますのですぐに分かると思います。

 

 

ちなみに、僕はどちらも使った事がありますが、
JALの方が書類書くのがめんどくさいです。

 

発送料金ですが、単純な重さと容積重量という2つの算出方法のうち値段の高い方が採用されます。
容積重量というのは、荷物の3辺を掛けた容積で決まりますので、なるべく小さく梱包しましょう。

ちなみに、1kg未満のレターパックぐらいのもので羽田まで835円です。

 

※具体的な料金についてはこちらをご覧ください。

 

また、混雑する時期などは飛び込みで行くと断られる事もありますので、事前に予約される事をおすすめします。

 

※各空港の窓口地図と連絡先一覧

 

荷物の受け取りは空港に行く必要がある。

 

注意が必要な点は、荷物は空港留めになるという事。
つまり、受取人は到着空港まで取りに行かなければいけません。

代理で受け取って個別宅配みたいな事をやってくれる業者があっても良さそうなのですが、ざっと調べた感じでは見当たりませんでした。
ただ、バイク便や便利屋さんなどに相談すれば対応してくれるところもあるかもしれませんね。

受取の場合も貨物ターミナルとなります。高松空港での荷出しと同様、ゲートでの手続きがあります。
大抵は旅客ターミナルのすぐ近くにあるのですが、羽田空港だけは西貨物というややこしい場所にあります。先ほどの窓口一覧のリンクに地図もありますので、間違わずに行かれて下さい。(羽田の場合、旅客ターミナルからバスがあります。)

また、荷物受取りの際は窓口で本人確認書類の提示を求められますので、免許証等の本人確認書類も忘れずに持参しましょう。

 

 

以上、ざっと航空貨物の利用方法をご紹介しました。
まぁ、あまり利用する事もないとは思いますが、イザという時に思い出していただければ嬉しいです。

これでマリリンも安心ですね(笑)。

 

 

おしまい。