※2021.9.30更新~穴場スポットを2件追加しました。
長~~い令和元年のゴールデンウイークも終わり、世の人達が「さぁ、切り替えて仕事をせねば!」と気合を入れているこのタイミングですが、香川県内の穴場・珍スポットをまとめてみました。
「GWどこか行った?」と聞かれて実は引きこもっていたあなたに、行ったつもりになって話せるネタを提供いたします。
心霊スポット?首切峠
取材のロケハン中、偶然通りかかった綾川町の首切峠。
そのおどろおどろしい名前の由来は、戦国時代にこの付近にあった造田城が長宗我部元親の軍勢に攻め入られた際、この地に逃げ延びた落ち武者たちが首を切って果てた場所という事にあるんだそう。
その後、現代になってもなお、落ち武者の霊がさまよい、目撃例もあるんだとか。
怖いもの見たさでぜひどうぞ。
ただし、変なものに憑かれても知りません・・・
四国最北端の地、竹居観音岬
高松市庵治町・庵治半島の端に位置し、四国最北端の地とされている竹居観音岬。
しっかり石碑も立っているので、証拠写真としては打ってつけです。
綺麗な瀬戸内海の砂浜と、近くにある断崖絶壁の鳥居、竹居観音寺に立ち寄ってみるのもいいですね。
日本一低い山?御山
東かがわ市の白鳥神社にある、標高3.6mの御山(みやま)は、自然の山の中では日本一低い山では? と言われています。
白鳥神社が標高2.1mで、そこから200mかけて1.5mを上って山頂に辿り着くため、「登山をした!」と言う達成感はまったくありませんが、山ガールの超入門用に良いのではないでしょうか?
白鳥神社も良い雰囲気ですよ。
もうひとつの天空の鳥居、瀬居島
坂出市番の州の先にある瀬居島。埋立地で繋がる前は、独立した島でした。
大きな工場群を抜けた後にひょっこり現れる昔ながらの漁村にギャップ萌えするのですが、ふと山の方を見上げると古びた鳥居が見えます。
ここからの眺めが最高で、まさに天空の鳥居! 本家本元の高屋神社と比べてみても楽しいかも。
尚、観光地化されている場所じゃないので、住民の皆さんの邪魔にならないようマナーを守って行きましょうね。
与島のホラーすぎるバス停
与島と言えば、瀬戸大橋の中間に位置するパーキングエリアの島というイメージですが、実はちゃんと人の住む集落があります。
その集落の先の海沿いに、とことん朽ち果てた、まるで廃墟のようなバス停があるのです。おそらくまだ現役で使われているっぽい・・・
与島のパーキングに寄られたついでに、散歩がてらいかがでしょうか?
実際に目の当たりにすると、マジでビビる!
日本に3台しかない不思議な公衆電話
【追記】本記事のデュエットフォンはすでに通常の物に交換されました。残念…
観音寺市の旧大野原町役場にあるこの公衆電話。
なんだか普通の公衆電話と違うと思いませんか?
実は現役で使われている、日本で3台しかない不思議な公衆電話なのです。
これこそ話しのネタにぜひどうぞ!
三流コーヒーという気まぐれな自動販売機
善通寺市内から鳥坂峠方面に車を走らせると、ふいに目に留まる「三流コーヒー」という名の自動販売機。
値段の安さもそうですが、何が出て来るか分からない。しかも、気まぐれな自動販売機のため常温で出てくる事もあるという・・・
腹筋崩壊必至の気まぐれな自動販売機にぜひお立ち寄りください。
塩江に残る、日本最古の道路標識
場所は高松市塩江町の塩江中学校から南に少し進んだ市道沿いにひっそりたたずむ不思議な道路標識。
これが、もしかすると現存する日本最古の道路標識ではないかと噂されています。
地元の人すら気にも留めていなかった「忘れられた」道路標識は、特に何かしら保存しようとする動きもなく、自然に放置された状態。
いつか無くなるかもしれませんので、お早めにどうぞ。
生きた化石といわれるラッパイチョウ
木田郡三木町にある常光寺さんには、日本でも珍しいラッパ状のイチョウが見られます。
樹齢600年ほどの立派なチョウの樹に、約2億年前のイチョウの葉の原形を受け継ぐ「生きた化石」が生えています。。
ご覧のように、すべての葉がラッパ状なのではなく、全体の1割程度の葉が先祖返りしているようです。
落ち葉の中から探してみるのも楽しいですね。
昭和初期の貴重な建物なのに放置されている忘れられたスポット
坂出港にぽつんと建っている「旧坂出港務所」は、戦前の昭和9年に建てられた産業遺産に指定されてもおかしくないほど貴重な建物です。
2018年に公開された映画「BD〜明智探偵事務所〜」のロケ地にもなっているというのに、なぜか脚光を浴びる事もなく放置され、まるで廃墟のような状態です。
個人的には香川で最も勿体ない穴場スポットのひとつだと思います。
水族館になぜ侍?新屋島水族館がいろいろおもしろい
新屋島水族館自体は穴場でもなんでもないのですが、「そう言えば何年も行ってないな…」という人も多いと思うので、ここにあえて挙げてみました。
クソ生意気なゆるキャラ「マナやん」や、土日のイルカライブショーにはなぜか「世直し侍」という愉快なキャラが現れたり、これがなかなか楽しいのです。
毎年5月18日に開催される地元民しか知らない川市
そして、最後にご紹介するのが高松市の春日川沿いに開かれる縁日です。
毎年5月18日から場所を移しながら数回行われ、春日川の河川敷は多くの夜店や地元の人達で賑わいます。
高松市民の中でも、地元以外の人にはほとんど知られていませんが、夕暮れ時はなかなか雰囲気がいいですよ。
おすすめは、ハンバーグくじです(笑)
以上、何かのネタになれば本望でございます。
おしまい。