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高松市浅野地区の休耕田に一面のネモフィラ畑が出現!5月中旬まで見ごろ

地域の人たちになごみを与えようと休耕田となった段々畑をお花畑に活用。その場所でネモフィラが綺麗に咲いたと聞き、さっそく見に行ってきました。

 

ひょうげ祭りで知られる高松市香川町浅野地区。
こちらで休耕田となった段々畑を利用したお花畑にネモフィラが綺麗に咲いたと聞き立ち寄ってみました。

よく休耕田に菜の花やコスモスが植えられているのは目にしますが、ネモフィラは珍しい。それもかなり広大な規模で咲いていて、しかも段々畑なので起伏もあって写真映えもします。

実はこちらのお花畑は浅野校区コミニュティ協議会が主導する取り組みで、秋のコスモス畑を手始めに昨年から春のネモフィラにも挑戦。残念ながら昨年はうまく花を咲かせることができなかったそうですが、試行錯誤の上ようやく今年初めて一面に咲くネモフィラ畑をお披露目することができました。

お花畑の横には手作りのベンチも何個か設置され、地域の人たちの憩いの場になりつつあります。犬の散歩がてら立ち寄る人もいるんだとか。

田んぼのあぜ道にはたんぽぽもたくさん咲いていて、めっちゃなごみます。

今回ご案内していただいた浅野校区コミニュティ協議会会長の上原さんもこの笑顔。

自然豊かな浅野地区ですが、意外にも子どもたちが自由に遊べる場所がないという声が多かったそう。また、高齢化や後継者不足などにより増加する休耕地問題もあります。
そんなこともあって地域に暮らす人たちになごみを与え、憩いの場所として休耕田に花を植えることを思いつき、手始めに秋のコスモス畑に取り組まれたそう。今では家族連れや子どもたちがお花畑で遊ぶ姿が見られたり、近隣の休耕田を所有されている人までも「うちもスミレでもまこうか」と楽しむ姿も見られるそうです。

場所がちょっと分かりにくいのですが、近くまで来ると要所要所に「油山登山口」への案内看板がありますので、そちらに従って進んでください。駐車場は、お花畑横の道路沿いに桜の木が何本か立っていますので、それを越えた先に数台駐車できる空き地があります。

ネモフィラは5月中旬ごろまで楽しめるそうなので、ちょこっと立ち寄られてはいかがでしょうか?

【アクセス】
高松市浅野コミュニティセンターから南へ進むと「花いっぱい運動」「油山登山口」の案内看板あり。以後、曲がり角ごとに「油山登山口」の案内看板が設置されているので、それに従って進んでください。