県内には、まだまだあまり知られていない場所があるもので、今回ご紹介する「椿の城」もそのひとつ。
実は1996年に遊具施設として作られたそうですが、たまにイベントなどが行われている程度でそれほど活用された様子もなく、僕も実は最近この場所の存在を知ったんですよね。
という事で、知ってる人もそうでない人も、ちょっと面白い施設だったのでぜひご覧ください。
門入の郷にひっそりと建つ「椿の城」
さぬき市寒川町の門入ダムのさらに先、カメリア温泉のすぐ隣に美しい橋「門入ブリッジ」があります。
この橋もとってもアートなのですが、橋を渡るとさらに不思議な建物が見えてきます。
椿の城。
その姿を見た瞬間、あの宮崎駿監督のジブリ映画「天空の城ラピュタ」を思い出してしまいました。
建物の屋根(屋上?)には椿が植えられているのでしょうか、これはなかなか立派なお城のようです。
子供向けの遊具施設らしいのですが、夕方になって陽が傾いてきたからでしょうか、いささかおどろおどろしくもありますが、とにもかくにもお城に近づいてみることにしましょう。
なんか嬉しそう(笑)
建物の正面に回ってみると、これぞまさしくお城の佇まい。コスプレなんかで撮影したら臨場感出てきそうですよね。
キューブを組み合わせたようなデザイン、階段や建物への入り口も何か異世界の城のような気さえしてきます。外観をちょっと見て回るだけでも面白いので少し撮影してみましょう。
てか、やっぱ嬉しそう… 怖くないの??
お城の中に入ってみましょう。
照明がまったくないので、暗闇に入ってくる窓からの明かりが頼りです。
でも、陰影のはっきりとした面白い写真が撮れそうですね。ちょっと撮影しながら探検してみましょう。
ちょっと怖いけどなかなかよき! ストロボなんて使わずに自然光をうまく使った方がいい写真が撮れる気がします。
確かに城の中はダンジョンっぽいので子供たちが探検するには楽しい(怖い?)かもしれません。こういうお城がひっそり建っていることに驚きですよね。
暗いの怖いよ~ 狭いの怖いよ~ という面堂 終太郎(うる星やつら)みたいな人でなければぜひどうぞ。
カメリア温泉キャンプ場の「カメリアンログベース」でキャンプ!
実はここに来たのは、おじさん友だちと隣のキャメリア温泉キャンプ場でキャンプするためでした。といっても、泊まるのはおじさん3人のみで、虫が嫌いで枕が変わると眠れない僕と、当然ながら女性モデルさんたちは夕食だけで帰宅します。
でも、なかなかいいんですよこのログハウス。
鍋や鉄板、カセットコンロ(カセットボンベは持参要)、食器類もすべて揃っているので、着替えと食材だけ持ち込めばOK。
追加料金が必要ですが、あらかじめお願いしておけばログハウスの前にはタープやテーブルセットもちゃんとセッティングしてくれるんです。
この後車で帰るのでお酒は飲めませんでしたが、やっぱ外でワイワイやりながらバーベキューって最高ですね。ちなみに、このカメリアンログベースは一般のキャンプ場から少し離れており、1棟貸し切りなので少々騒いでも大丈夫です(もちろん限度はありますけどね)。
今なら「新うどん県泊まってかがわ割」も使えるので、お得に利用できますよ。こちらもおすすめです!
ちなみに… 朝起きたらログハウスの前に猿がいたそうです…
おしまい。
モデル = 悠衣(ゆい)/ Instagram @yuriyuri_7pht 、おかりな / Twitter @okarinaportrait
撮影 = 原田伸一(椿の城担当)、なおさん / Instagram @naosan_s(カメリア温泉キャンプ場担当)