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雲辺寺の紅葉ライトアップが10/27から4日間限定で開催!夕日も綺麗(観音寺市)

紅葉狩りシーズンの幕開けは雲辺寺から。10月27日~30日の4日間限定で開催される紅葉ライトアップをひと足お先に見てきたので、その様子をサクッとレポートします。

 

四国八十八か所霊場の中で最も高い標高911mに位置する雲辺寺。雲辺寺山山頂は麓に比べて約7℃気温が低いため、県内では一番最初に紅葉が楽しめるスポットとして知られるようになりました。

そんな紅葉シーズンの幕開けとなる雲辺寺にもうひとつのトピックが! そう、去年から始まった紅葉ライトアップが好評につき今年も開催されます。
今回は雲辺寺ロープウェイさんのご厚意により、ひと足お先に紅葉ライトアップを拝見できましたので、その様子をお届けします。

と、その前に…

雲辺寺山頂公園から見る夕日!

天空のブランコで知られる雲辺寺山頂公園は閉園時間が17:00なので、この美しい夕日が見られるのは日の入りの早い冬場だけ。少し早めに出かけて、ライトアップが始まる前にちょこっと立ち寄ってみるのもいいかも。昼間の紅葉を楽しんでから最後に夕日を眺めるのでもいいですね。

普通なら下りロープウェイの最終(17:20)に間に合うよう急いで撤収するところですが、今回はそのまま四国六十六番札所雲辺寺へ向かうことにしましょう。

 

ロープウェイも延長運転!境内に映し出される紅の芸術

雲辺寺の紅葉は例年10月下旬から11月上旬に見頃を迎えます。
それに合わせて去年から始まった紅葉のライトアップは10月27日(金)~10月30日(月)の間、17:20~19:55に点灯されます。この期間は雲辺寺ロープウェイも延長運転され、7:20~20:00(下り最終便、上り最終は19:20)となります。
なお、雲辺寺山頂の駐車場は通常通り17:00に閉鎖されるので、必ずロープウェイを使って行きましょう。

美しくライトアップされた参道を抜けて山門へ。この日の16:30頃の気温が14℃、日が暮れてさらに気温が下がってくるので防寒対策も忘れずに。ちなみに厚手の長Tにウインドブレーカーでちょっと寒かったです。

全体的に紅葉が色づくにはやや早かったようですが、それでも紅く染まった木がバランスよく点在しているので、むしろ緑と紅のコントラストが美しくて個人的には好きです。

山門をくぐって本堂に向かうと、さらに美しい紅葉が目に飛び込んできました。

ちなみにこの男性は現地でたまたま知り合った人なのですが、とってもノリが良くて急遽モデルになってもらいました。ご協力感謝いたします(笑)

ライトアップされた境内。

紅葉のライトアップと言えば県内では栗林公園が有名なのですが、日本庭園の広々とした紅葉に対して、雲辺寺の紅葉はお寺の建造物と組み合わせた箱庭的な風情を感じます。誰かが言ってましたが、京都のどこかのお寺みたい。

今回は三脚を持ち込んで長時間露光などを駆使しましたが、一般公開が始まると混雑するかもしれないので邪魔にならないよう臨機応変に撮影しましょう。今回、他のカメラマンさんも大勢招待されましたが、中には手持ちで綺麗に撮影している人も多かったです。

参道の五百羅漢像もライトアップされて迫力が増してました。この辺りはムササビが生息しているそうなので、運が良ければ滑空している姿が見られるかもしれませんね。

先ほども書きましたが雲辺寺の参拝者専用駐車場は17:00で施錠されるのでロープウェイの利用は必須。またライトアップされている場所以外は17:00以降は立ち入りを制限されています。
昨年は車で来たり立ち入り禁止区域に侵入した人がいたそうで、マナーが守られないと次回以降のライトアップ開催が危ぶまれることになります。ぜひ順守のうえ存分に紅葉を楽しんでいただければとのことです。

雲辺寺の紅葉ライトアップは10月27日(金)~10月30日(月)の間、17:20~19:55に点灯されます。

 

⇒ 雲辺寺ロープウェイ