ガーカガワ

小豆島お猿の国に伏し目がちで行ってみた。

野生の猿にはメンチ切ってはいけないというので、伏し目がちで「小豆島銚子渓 自然動物園 お猿の国」に行ってきました。

 

突然ですが、あなたは野生のお猿にメンチ切った(香川ではガンを飛ばすというのか? 知らんけど…)ことがありますか?
実はツッパリ全盛時代に若い頃を過ごした僕は「ワイに触るとケガするど!」とばかりに嵐山のお猿にメンチ切ってエラいことになった苦い経験があります。

野生の猿にはメンチ切ってはいけません。(目線を合わせてはいけません)

他にも「子猿には近づかない」「食べ物は持ち込まない」など野生の猿を刺激しないルールがあるのですが、大人になって世界平和を祈念するようになった僕はお猿さんとも仲良くなりたいので、今回は伏し目がちでこちらにやってきました。

小豆島銚子渓 自然動物園 お猿の国(以下、お猿の国)。

ツッパリなんて言葉すら知らないであろう、きよかさん(左)あおさん(右)は早くもウッキッキーでございます。

 

小豆島のお猿は温和な子が多い。エサやり体験も楽しいよ!

それではさっそくお猿の国に入っていきましょう。
時期にもよるのですが、ここには餌付けされた約500匹の野生のニホンザルが生息しているそうで、県の天然記念物にも指定されています。

スタッフさんから冒頭のような注意事項が説明され、若い頃のトラウマを思い出しながら恐る恐る歩いていくと、さっそくお猿たちが戯れていました。

数匹が固まって毛づくろいをしたり、子猿が走り回っていたり、まるで我々人間のことなど目に入っていないかのように穏やかな日常を送っているようです。

小豆島の温暖な気候がそうさせるのか、ここに住む野生の猿たちは比較的温厚な子が多いのだとか。野生に住む彼らも実は過酷な生活を送っているのでしょうが、そういうことをまったく感じさせない平和な光景が広がっています。

木陰からいきなり「西中の狂犬」みたいなヤツと出くわしてもいいように伏し目がちで歩いていましたが、これならよほど分かりやすくメンチを切らない限り大丈夫そうです。目が合いそうになるコンマ数秒前で視線を外す… その時代を生きてきた僕には朝飯前の芸当です(笑)

ふと見るとこんな笑ってしまう光景も。

第一村人発見!(笑)

作業用なのでしょうか、園内に駐車している軽トラも格好の遊び場のようです。

そして、ここお猿の国では猿たちにエサを与えることができます。(1回100円)

なんか北中と西中の抗争のようにめっちゃ集まって来る!(ツッパリネタはもうええって!)
こういった野生の猿を餌付けした施設では人間の方が檻に入るという逆転現象が楽しめるのですが、今回はスタッフさんに警護されながらエサを与えることができました。2人とも恐る恐るですが、楽しんでくれたようです。

その後もしばらく園内を散策し、野生とは思えないほどフレンドリーで愛嬌のある猿たちの姿に癒されまくったのでした。

小豆島に行かれた際は、ちょこっと立ち寄られてみてはいかがでしょうか?

おしまい。

 

モデル = きよか、あお(ともにズーダプロダクション所属)

施設名小豆島銚子渓 自然動物園 お猿の国
所在地小豆郡土庄町肥土山蛙子3387-10
電話番号0879-62-0768
営業時間8:20~17:00(最終入園16:30)
休業日年中無休
駐車場あり