最近海の方に行くことが多かったので、たまには棚田があるような里山に行きたいと三木町の小蓑地区にやってきました。
ここにはあるイベントで知った、とっても気になるカフェがあるのです。
カフェ サングリアさん。
農家民宿「昭和の宿こみの」さんの隣りに昨年の8月にオープンしたそうです。
里山の原風景が広がる地域にあるというだけでほっこりするのですが、猪肉や小蓑産の食材をふんだんに使ったランチがとっても美味しいと聞き、楽しみにやってきました。
本日のメニューは、猪そぼろの3色丼ランチ。春を感じる野菜たちもすごくそそられますね~。
里山の風景に癒されながらいただく体にやさしい地元の味
店内にお邪魔すると、中央に2卓ある大きめのテーブル席は地元の人が食後のコーヒーでのんびりされていました。
軽く会釈をしてカウンター席に座ると、そこからは里山のほのぼのとした景色が見えます。
ふと見ると、小蓑産の農産品なども売られててつい手に取って眺めてしまいます。
写真を撮っていると「なんかの取材な? 宣伝してあげてよ~」とニコニコしながら話しかけられ、地元の人たちからも愛されていることが伺えます。いいなぁ、こういう雰囲気。
お店は地元のお母さん的なイメージのご婦人と、三木町地域おこし隊の若い女性とで切り盛りされている様子。少しお話を聞くと、小蓑の猪肉は処理の仕方が良いそうで変なクセもなく美味しくいただけるとのこと。実は猪肉と聞いて少し不安だったのですが、これで益々楽しみになってきました。
そして、ほどなく運ばれてきたのがこちら。猪そぼろの3色丼ランチ。
色とりどりの料理が並び、見るからに美味しそう。食器のセンスもいいですよね~。
さっそくいただくと、甘辛く煮込んだ猪肉のそぼろがご飯によく合って美味しい。確かにクセのない味なので聞かされなければ猪肉とは気づかないほどです。
そして、ご飯をよく見ると黄色い粒粒が… これは、この辺りで採れる古代米というものだそうで、モチっとした食感が良いアクセントになっていました。
カボチャのサラダやキャベツの和え物、菜の花のおすましも野菜の素朴な味が心に染み入るよう。体にやさしいというか、体が喜ぶとっても美味しいランチでした。
食後のコーヒーでまったりとしていたら、「外にヤギもいますよ」というので帰りに立ち寄ってみました。
なんか、めっちゃガン見された(笑)
街のおしゃれなカフェもいいけど、たまには山に囲まれた農村でのんびり地元の味を楽しむのもいいものです。
毎週土曜日しか営業してないので予定を合わせるのが大変ですし、細い山道を運転していくのも大変なのですが、一度お邪魔すると何度も通いたくなる里山のカフェでした。
店名 | カフェ サングリエ |
所在地 | 木田郡三木町小蓑926 |
電話番号 | - |
営業時間 | 11:00~14:00 |
休業日 | 土曜日のみ営業 |
駐車場 | あり |