ガーカガワ

2019瀬戸内国際芸術祭開幕!今回の目玉を中心に紹介するよ(直島、沙弥島)

 2019年5月14日

瀬戸内国際芸術祭

いよいよ2019瀬戸内国際芸術祭が開幕! 
事前に行われたプレスレビューに参加したので、直島&沙弥島の今回の目玉を中心に紹介しますね!

 

どうも、ガーハラダです。
ガーカガワもメディアの端くれとして認めていただいたようなので、プレス向けのレビューに参加しております。

周りはメジャーなメディアのスタッフさんだらけでチキる・・・

いよいよ2019瀬戸内国際芸術祭が明日4月26日から開幕しますね。
回を重ねるごとに盛り上がりを見せる瀬戸内国際芸術祭ですが、今回もその会期に合わせた新しいアートが目白押し!
今回は、その中でも特に個人的に注目している直島と沙弥島について、その目玉を中心にひと足先にご紹介しますね。
ぜひ参考にしてくださいね~!

単なる客寄せアートではなく「人とのつながり」を重視した瀬戸内国際芸術祭

北川フラム氏

まず、プレスレビューに向けて、総合ディレクターである北川フラム氏のガイダンスが行われました。

てか、記者会見かっ!(笑)

ニュース番組なんかで流れる記者会見さながらの雰囲気に、いつものガー子キャラを出す心のゆとりはなく、ただただチキってしまう僕・・・

ただね、せっかく呼んでいただいたので、貧血で倒れて体育の先生に強制退場させられる前から3番目の橋本君みたいになっては申し訳ない。
と言う事で、必死で筆を走らせたメモによると、

北川フラム氏ガイダンス要約

2010年に初めて開催された瀬戸内国際芸術祭は、実は2006年冬から準備に入ったそう。
北川フラム氏がオファーを受け、一観光客として瀬戸内の島々を回ったところ、そこで見たものは豊かで美しい瀬戸内海の景色でした。
ただ、それより心に残ったものは、相反する瀬戸内の島々の現実でした。近代化の中でその島々は人口が極端に減少し、漁業が力を失い、地域力が衰退していく有様。

そして、産業廃棄物の不法投棄により活力を失った豊島、明治以来のハンセン病患者の隔離施設があり、不当な差別の中暮らしておられた大島の居住者。そうした負の遺産を抜いて地域再生、アートはないと確信されたそうです。

その後は、四国八十八カ所のお接待文化を踏襲したおもてなし精神、集落や人とのつながりをアートという共通のアイコンで盛り上げ、今に至っているとの事。

以上、一字一句テープ起こしをしたわけではないので、あくまでも僕の記憶をたどったもので恐縮ですが、氏の思いは公式ガイドブック等にも掲載されていますので、瀬戸内国際芸術祭の意義を知る上でもぜひご覧ください。

直島の今回イチオシは「The Naoshima Plan 2019『水』 」

北川フラム氏のガイダンスが終わると、それぞれのコースに分かれてのガイドツアーです。
今回僕は、犬島~直島~宇野港~沙弥島のコースに参加しました。

ところが、チャーター便に乗船したところでこの荒天!

まるで何かのアトラクションみたいに揺れる揺れる・・・

犬島付近はさらに波が高くて接岸不可との事で急きょ取りやめ、二番目の目的地である直島に向かう事になりました。

直島

直島・宮浦地区には、行ったら写真撮る率ほぼ100%の直島アートのシンボル的な存在、草間彌生氏の「赤かぼちゃ」が目に留まります。

そして、藤本壮介氏による「直島パヴィリオン」。

直島アート直島アート

ジョゼ・デ・ギマランイス氏による「BUNRAKU PUPPET」などがあります。

直島アート
他にも大竹伸朗氏による直島温泉「I♥湯」も見ましたが、こちらは別の撮影許可が必要との事で割愛します。

そして、バス移動にて本村地区へ。
こちらは「家プロジェクト」など、直島特有の家屋や寺社など元々集落として残る空間そのものをアートとして表現する取り組みが行われています。

こちらは妹島和世氏、西沢立衛氏による「SANAA」。

旅客船の待合所にも使われています。

そして、今回新しく公開されるのがこちら、三分一博志氏による「The Naoshima Plan 2019『水』」。

元々あった旧家を改装した作品。
現在、一般公開に向けて急ピッチに作業が行われていました。

入口の暖簾もいい感じです。

完成すれば足湯にもなるそうです。

と、あちこち撮影していると、作者である三分一博志氏の囲み取材が行われていました。

お話しをじっくりお聞きしたかったのですが、なにせ限られた時間です。
ひとり参加の僕は、お話を聞くか作品の写真を撮るかの二択に迫られるんですよね・・・

それでも少しお聞きした所によると、古くは豊富に湧いてくる井戸水を集落で共有していた文化があり、その水を介した交流の再生がテーマという事でしょうか。
枯山水のような庭に、現代アート風な池を配し、元々ある素材感を大切にしながら創造性のある空間になっていると思います。

こちらは、ぜひ立ち寄っていただきたい注目のスポットですね。

注目は春会期!新しいアートが目白押しの沙弥島

直島を後にし、次に向かったのは岡山県の宇野港
ただ、いちおう香川県の情報サイトなので割愛し・・・ いや、写真だけダイジェストでお送りすると、

本州から岡山経由で直島へ行かれる人は、少し早めに宇野港に到着してアート作品を見て回るのもいいですね。

そして、坂出市の沙弥島です。

瀬戸大橋記念公園の隣り、今では陸続きとなっている沙弥島(しゃみじま)は、車で行ける手軽な会場です。
以前本誌でも紹介した、この木なんの木気になる木~ みたいな不思議な木が瀬戸大橋映えするというあの場所です。

沙弥島は、新しいアートかつ春会期だけのものが多く、もたもたしてたら一生の不覚だよ~!
的な、ぜひいち早く行ってみてほしい会場でもあります。

西の浜には、五十嵐靖晃氏による「そらあみ」がその存在感を放っています。

光の加減や時刻によって見え方が違ってきます。

作者である五十嵐靖晃氏も来られていました。

例によってこんな感じでしたが・・・

ほんと、なんでひとりで参加したんだろうとまたまた後悔。
聞く役と撮る役、絶対2人いないと厳しい・・・

実はこの作品、沙弥島をはじめ瀬居島、与島、岩黒島、櫃石島の漁師さんや島の人たちで編み上げた漁網との事。
昔から漁網作りはライフワークなので「よぼよぼのおばあちゃんなのに、編む手だけは早い!」と笑いに包まれる一幕も。

近い島なのにお互い行き来する事も近年では少なくなったため、5島の人たちが集まってアート作品をこの地に立てた時には大いに盛り上がったそうですよ。

そして、件のこの木なんの木がある海岸に向かうと、廃校になった学校を使ったアート作品が多く作られていました。

こちらでまず目につくのは、校庭にあるマデライン・フリン氏とティム・ハンフリー氏による「ピボット」。

AI搭載? の不思議なシーソー。
乗って話しかけると、中国語や日本語などの各国の言葉で会話ができて愉快でしたよ。

砂浜の方に目をやると、Yotta氏による「ヨタの漂う鬼の家」が。

かつて瀬戸内海を舞台に漂白する「家船」に暮らす人々をモチーフにした作品。
会期中に制作していく現在進行形な作品との事。完成図を見せてもらいましたが、なんだか夢のある作品ですよね。

校舎の中に入ると、そこにも多くのアート作品が。

アナヒタ・ラズミ氏による「フードクラブ」。

イランからの移民が日本で新しいレシピを考えたらどうなる?
そんな素朴な疑問をテーマにしたアート作品。「日本+イラン」のレシピを地元の人達と開発する実験室のような空間となっていました。

とってもお茶目で綺麗な人でした(笑)

他にも校舎の中にはさまざまな作品が展示されていましたよ。

沙弥島には駐車場がないので、瀬戸大橋記念公園や美術館の駐車場にとめて歩いて行きましょう。

 

という事で、ざっと紹介しても結構なボリュームとなってしまいました。
いよいよ始まる2019瀬戸内国際芸術祭。今回紹介できなかった各会場にもさまざまなアート作品が目白押し!
単に観光気分で楽しむのもぜんぜんOKですが、冒頭で紹介した瀬戸内国際芸術祭に各国から参加されるアーティストやボランティアの方々、運営者の方々の思いも感じながら楽しまれるとさらに深い感銘を受けると思います。

2019瀬戸内国際芸術祭、いよいよ明日4月26日開幕です!

 

おしまい。

 

◆2019瀬戸内国際芸術祭の情報は公式ウェブサイトから

 

 

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