瀬戸内国際芸術祭2022で賑わう男木島港から歩いて5分ほど。古くからある島の集落にひっそりと佇む男木島図書館は、いつ来てもどこか懐かしさを感じるほっとする場所です。
大阪から男木島に移住された額賀さんが、NPO法人を立ち上げ、島内外の有志たちと一緒に長く空き家になっていた古民家をセルフリノベーションした、まさに手作りの図書館。単に本とふれあうだけでなく、島の人たちが集う憩いの場としての役割も果たす人肌を感じる場所なのです。
約5,000冊という蔵書が並ぶ男木島図書館に一歩入ると、まるでこの地に昔からあるような木の温もりを感じるほっとする空間。男木島に縁もゆかりもない僕でさえ、「お帰りなさい」と言われたような懐かしさを感じるから不思議です。
二階に上がると、こちらも図書館というより古民家の居間そのもの。居心地が良すぎて、本を読んでいるうちについウトウトしてしまいそう。
すでに写真に入り込んでいますが、実はこの男木島図書館、この4月から香川大学のOGIJIMAプロジェクト「ここぢから」の学生さんたちが助っ人として運営されているのです。
この日は、いつもガーカガワでもお世話になっている同大学のKAGAWA Makerさんがコラボ企画として和三盆体験のワークショップを行うとのことで、合わせてご紹介したいと思います。
「KAGAWA Maker」と「ここぢから」による和三盆体験ワークショップ
香川大学の学生の皆さんが「香川大学×地域×お菓子」をスローガンに、地域のお菓子屋さんとコラボして、香川の銘菓を作る、香川の地域ブランドを作る、そして、香川の未来を作る事を目的として活動する「KAGAWA Maker」。
KAGAWA Makerが開催する和三盆づくりのワークショップについては何度かガーカガワでもその様子をお伝えしましたが、今回は初の男木島図書館での開催です。
香川大学OGIJIMAプロジェクト「ここぢから」さんが男木島図書館でスイーツや駄菓子、ドリンク類を販売する傍ら、香川の伝統的な菓子・和三盆作りを体験してもらおうというもの。
普段から扱っている駄菓子やグルテンフリーの米粉パンなどは、島の子どもたちや観光客にも人気なんだそうですよ。
さて、それでは時間になったのでワークショップのレポートといきたいところですが…
あれれ? 参加者が地元の子どもさん1人のみ…
いつもはだいたい定員一杯での開催なのですが、取材に立ち寄った回はたまたまなのかな?
いつも遊びに来る子どもさんなので、ワークショップというより一緒に遊びながら和気あいあいと和三盆を作っていました。たまにはこういうのもいいですね。
とは言え…
記事ネタとしてはイマイチ盛り上がりに欠ける…
まさかサクラを呼ぶわけにはいかないし、僕のようなおっさんが体験しても画ヅラがよろしくない…
という事で、急遽「ガーカガワプレゼンツ! 第1回イキってポーズを決めてみようワークショップ」を開催します!
ちょうど、おあつらえ向きなカッコイイ椅子なんかもありますしね(笑)
まずは初対面ですが、ここぢからの2人にイキってもらいましょう!
って、いきなり笑ろてるやん!
あかん、どうしても笑ってしまうからマスクで口を隠そう(笑)
そうそう、そーいう感じ! 手に持っている婦人公論がなかなかポイント高い!(誰チョイスやねん!)
KAGAWA Makerの皆さんはガーカガワの無茶ぶりに慣れてるから、シュッとイキったポーズが取れるはず!
さすが!
って、
やっぱり笑ろてまうんかいっ!
という事で、最後にちょこっとオチが付いたところでそろそろレポートを終えたいと思います。
男木島図書館はここぢからの手伝いもあって、不定期ですが島外の皆さんにも無料開放しています。開館日については男木島図書館の公式webサイトでご確認ください。
⇒ 男木島図書館公式webサイト
また、次回のKAGAWA Makerの和三盆ワークショップは9月2日に直島で開催するそうです。こちらもぜひお誘いあわせのうえご参加くださいね!
皆さまのお越しをお待ちしています!
おしまい。