うさぎのお寺として知られる四国霊場第七十四番札所・甲山寺(こうやまじ)で、新年を祝う華やかな「花手水」が始まりました。
善通寺市にある四国霊場第七十四番札所・甲山寺(こうやまじ)さんに立ち寄りました。
年末の29日という事でひっそりとしていましたが、それでもひっきりなしにお遍路さんなどの参拝者が訪れていました。
お聞きしたところ、来年の干支である寅は、甲山寺に祀られている毘沙門天の使いである事から、寅年に参拝すると特にご利益があるのだとか。それを聞き、ちょっとフライングですが手を合わせてきました。
毘沙門天の使いである寅は、ひと晩で千里の道を走ると言われているので、スポーツ選手の皆さんなど、寅にあやかってみてもいいですね。
四国霊場七ケ所寺院で新年を祝う「花手水」が始まりました。
さて、そんな縁起の良い甲山寺で、新年を華やかに祝う「花手水(はなちょうず)」がこの日29日から始まりました。
これは、参拝前に手や口を清める場所である手水舎に色とりどりの花を浮かべたもので、令和2年の年末に甲山寺で初めて開催されたのち、令和3年4月からは七ケ所寺院で「四国霊場七ケ所まいり 花めぐり」として開催し、今回で4度目となるんだそう。
コロナ禍で初詣も分散した参拝が行われる中で、せめて花を飾る事で参拝する人々にほっとしてもらいたいとの願いが込められています。
これは新年早々ほっこりとしてしまいますね。
うさぎの横にもお花が。
うさぎ好きには萌えスポットとしても知られている甲山寺では、うさぎにまつわる和三盆やおみくじなんかもたくさんあります。
花手水でほっこりした後は、うさぎで胸キュンになって新年を祝いましょう(笑)
この花手水は、甲山寺をはじめ、第71番弥谷寺から第77番道隆寺までの七ヶ所寺院で1月30日まで開催されています。