こんにちは。
英語や中国語はしゃべれませんが、関西弁は得意なガーハラダです。
もちろん、元関西人なのでネイティブクラスです。(自慢できる事か?)
さて、なぜ冒頭からこんな話をしたのかというと、12月1日にワシントンホテルの跡地にオープンしたWeBase 高松さんに、いきなり海外からの旅行者が押し寄せているという噂を耳にしたからです。
今回はその謎に迫るべく、あわよくばYOUたちにボケとツッコミを伝授してやろうとさっそく現地に向かったのでした。
8か国語対応の世界の若者をつなぐコミュニティホステル
WeBase 高松さんは、「世界の若者に旅を!」を使命に、世界中の旅行者の受け皿として、さらに日本の地域社会と旅行者をつなぐハブ役を目指し、コミュニティホステルというコンセプトのもと誕生したそうです。
国内では、東京(西新井)、鎌倉、博多、京都に次いでこのほど12月1日に高松にオープンしました。
2Fのフロントを訪ねると、いきなりオブジェのようなホテル名のロゴが!
そして、香川県の観光地図をモチーフとした壁画がなんともポップな印象です。
スタッフの皆さんは、海外移住経験のある方が大半で、英語はもちろん、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語など8か国の言語に対応されているんだそう。(スタッフさんのシフトにもよるかもしれません。)
この日も、流暢な中国語で宿泊客に応対する姿が見られました。
思わず日本語で話しかけてもいいのか? いや、ここは関西弁で・・・
などと混乱しながらフロントのスタッフさんに、つい九官鳥のキューちゃんになってしまった声で挨拶すると、ニッコリふつーに日本語で「少々お待ちください」と返されて、無駄に脳のシナプスを増やした自分にデコピンしたい気分です。
そして、今回ご多忙な中ご対応くださったのが総支配人の渡邉さん。
聞けば、社会人になってからはホテルマン一筋なんだそうで、その落ち着き払った物腰に「信頼」の二文字が自然と漂ってくるような方です。極太ポップ体で「軽薄」の二文字が頭の上を浮遊している僕とは大違いです。
そんなわけで、さっそくホテルの客室を見せていただきました。
高松市内もしくは近郊にお住いの読者さんにはニーズが少ない内容かもしれませんが、最後にとっておきのカフェスペースの紹介をしますので、しばし黄昏れながら流し読みされてくださいね。
カジュアルだけど高級感と清潔感の漂う多様な客室
宿泊スペースは、大きく分けてドミトリーのような形態の「ホステル」、それとシングルルームにツインルームという「ホテル」に分かれ、それぞれに女性専用フロアが設けられています。
今回は、特別に女性専用フロアも見せていただきましたので、男性の読者の皆さんは、ぜひドキドキしながらご覧ください。
ドミトリー
最初に案内されたのがドミトリー。
いわゆるカプセルホテルのようなものと言えば分かりやすいかと思いますが、相部屋に寝台スペースがある、寝る事に特化したタイプです。
結構窮屈なのかな? と思っていましたが、意外と横幅があって、寝るだけだと割り切れば十分快適そう。
カーテンを閉めればプライベート空間になりますし、電気プラグやUSBポート、フリーWiFiもあるのでスマホがあれば退屈しません。
貴重品をしまえるセキュリティーボックスも完備されているから安心ですね。
ドミトリーなのでトイレやシャワーは当然共用なのですが、女性専用フロアにはパウダールームがあるのが嬉しいところ。
クレンジングオイルなども完備しているので、急な宿泊でもなんとかなります。
女性専用フロアに限らず、しっかりセキュリティー面も考えられていて、宿泊フロアーに向かうエレベーターやドミトリーフロアの入り口などにはルームキー(カードキー)による認証システムもしっかり設置されていました。
そして、長期滞在者に嬉しいのがランドリーコーナーやキッチンが備え付けられている事。
見晴らしも最高なので、洗濯を待つ間、ぼーーっと眺めて人生についてあれこれ考えてもいいですね。
きっと人生の選択もうまくいく事でしょう(笑)
ドミトリーは、男女混合フロア、女性専用フロアとも1泊3,500円~です。
ホテル
次に案内されたのが、個室のホテル客室。
廊下なんてちょっとしたシティーホテルのようなセンスの良さです。
男女混合フロアのシングルルーム。
それほど広くはないですが、明るいトーンの配色もあって窮屈なイメージはありませんでした。むしろ、センス良く機能的な室内配置に居心地の良さを感じます。
各部屋に描かれているネコのキャラクターも可愛らしい!
加湿器が完備されていたり、ベッドに寝転がって見れる薄型テレビなども嬉しい設備ですよね。
びっくりしたのが個室にもあるセキュリティーボックス。
海外のホテルでは普通に見かけますが、そこいらのビジネスホテルにこんなのありましたっけ? あまり記憶がないような・・・
こちらはツインルーム。
海外のお客様はダブルベッドを好まれる人が多いそうで、こちらの部屋は2つのベッドが重ねられていました。
そして、禁断の女性専用フロアですが・・・
当たり前ですが、男性諸君が期待するようなトピックはありませんでした。(笑)
カップルの多い男女混合フロアと違って、女性同士で宿泊するツインルームはベッドが独立していました。
こちらのツインルームもベッドに寝転がってテレビを見る事が出来る配置です。
女性専用フロアの個室にはこれにダイソンのドライヤーが各部屋に備え付けられています。
こういう何気ない気遣いが有難いですよね。
バス&トイレはユニット型ですが、ちゃんとウォシュレット。
今さら気づいたんだけど、ビデってFRONTって表示されてるんや(笑)
以前、間違えてこれを押してしまって・・・ あっ、、おぞましいからやめとこ。
というホテル客室のお値段ですが、シングルルームが1泊8,000円~、ツインルームが1泊12,000円~と標準的な価格ですかね? でも、女性にとってはセキュリティ面を考えると安心な分、わりとリーズナブルなんじゃないでしょうか。
お客様の層は若者だけかと思いきやそうでもなくて、聞けば平日は意外とビジネスユースも多いのだそう。
また、噂になっているYOUたちがこぞって宿泊されているという事も、意外と当たっていて、外国語が話せるスタッフさんが居るという事もあって頻繁に宿泊されているそうです。
いろんな人たちが、それぞれの目的に合わせて快適に過ごせる使い勝手の良い宿泊施設なんですね。
ちなみに年末年始の予約状況をお聞きすると、まだ少し余裕があるそうです。これはチャンスかも。
宿泊客以外でも気軽に立ち寄れるカフェスペース
さて、WeBase 高松さんの魅力は宿泊施設だけじゃないんです。
むしろ、県内にお住いの読者の皆さまにはこちらの方がトピックかもしれません。
それは、2Fフロントの奥にあるカフェスペースです。
今どき、300円でカフェのコーヒーが飲める!
いや、300円・・・ ない事もないかな・・・
でも、この立地だと安いと思う。
しかも銀座だったかのトリバコーヒー!(実はあまり知らない・・・)
※コーヒーは300円~。写真はカフェ・ラテ350円。
こちらの良いところは、とっても広々としている事。
近くにはスタバとかもありますが、仕事の打ち合わせなんかだと、ちょっとザワついていてゆっくり話せないんですよね。
満席の時も多いですし・・・
こちらのカフェスペースならゆったりできます。
なんならコピー機(有料)もありますし、
ネットサーフィンだってできます(無料)。
置いてある雑誌類のチョイスもセンスありますし、
あまりにもコーヒー、コーヒーと言いすぎると、こんなブラックジョークで返されたりもします。
なんか、じわじわくる・・・(笑)
総支配人の渡邉さんによると、これからいろんなイベントもやっていきたいとの事。
海外の観光客に香川県の良さを知ってもらう体験型のイベントや、地域の人たちとの交流を目的としたイベント、なんならマルシェ的なものでもOK!
「面白い事、思いついた!」って方は、WeBase 高松さんに提案なさってみてはいかがでしょうか?
今のところドリンク類のみですが、これからスイーツ類などもメニューに加えていくそうで、こちらも楽しみですよね。
と、あれもこれも紹介するうちに、いつもよりボリィーミーな記事となりました。
僕の率直な感想を言いますと、通常の飲食店などと違って宿泊施設というのはどうしても地元の人からすると意識の外に行ってしまうので、オープン時に人々が押し寄せるみたいな事にはなりにくいと思います。
それに、ホテルのカフェというのもなぜか普段使いの対象から外れやすかったりしますよね。そういう僕も仕事上ハッタリ利かす時にクレメントのカフェとかで打ち合わせしますが(笑)、決して普段使いではないですからね。
まぁ、そういう思い込みというか、イメージというか、ちょっと発想を変えてみると意外と穴場だったりする事がよーく分かりました。
僕も高松に住んでいるので自分自身が宿泊する事はおそらくないでしょう。でも、誰かが高松に仕事や旅行で来られるときにはおすすめしたいなぁと思いましたし、カフェなんて、こんなに使い勝手が良くて落ち着けるし、なんならインスタ映えの要素もあったりするので、これから多分めっちゃ人気が出るんじゃないかなと思いました。
まぁ、ものは試しにちょっと行ってみて下さい。ここ、いいなぁ~と思いますよ(笑)
おしまい。
店名 | WeBase 高松 |
所在地 | 香川県高松市瓦町1-2-3 |
電話番号 | 087-813-4411 |
営業時間 | 12:00~20:00(カフェスペース) |
定休日 | 無休 |
駐車場 | なし(近隣有料駐車場多数あり) |